ゆっくりゆっくりバイクを走らせた
こいつは思っているよりもスピードが出るが
そんなに早く走らなくていい
危なくないようにゆっくり走ればいい
パン屋さんは遠くない
新しい花屋を越えて八百屋も越 ....
見上げると雲が鰯の尾の形だった
鰯の尾がどんな形だったかと聞かれると
厳密に答えることも
曖昧に思い浮べることもできないが
やっぱり雲は鰯の尾の形だった

何故か一昔前に流行ったかもしれな ....
行かないでと叫んだ言葉の先
掴んだ手の温もりで
引き戻される現実
振り返った瞳には
もう何も映っていなくて
真っ赤な唇からは
灰色の過去がこぼれだす

あぁアンジェラ
全ては終わった ....
かくれんぼ、しよう。
きらいな人ばかりがふえて
夜、だれかといないと死んでしまうようなときは

数えおわった君が
僕をみつける前に
あいつのいなくなった町に
優しい誤作動の日々に
隠れ ....
太陽がサンサンと
ふりそそぎ
雲一つない
オレンジの匂い

太鼓の音
シーツの波
犬の散歩
麦の穂

笑顔の君
ひざまくら
ピアノの音
全てが平和だ。
この道を通るならあなたが愛する文章の一節を朗読しなさい
あなたが創ったものでも構わない
もしもあなたの記憶に誤りがあっても
口からでまかせを即興で唱えたとしても
誰もあなたを攻めはしない
耳 ....
鞄の中に残したままの、君の心を。

僕は、まだ残したまま。

捨てられないでいるよ。

引っ張り出すことも出来ないくらいに、

いろんな思いが重なって。

引っ張り出そうと ....
夕暮れが
あまりに悲し過ぎたので
もう 伸びない
と言って
影は離れて行った
まだごはんたべてないから
ああああああ、
ちからが折れそうで
ああああ。ああ、
ろくなことはなくて
まとわりつくのは
ああああ、ああ
冷たい乾燥のはだを
なぜてみる

ふしんなハガ ....
(※それを契機として気持悪く連なる臓物のように甦ったので.)

いいですか.


誰か夾雑物を取り除いてください.


理由.
毎日指で無数の歯列を敲きながら,深刻な程度で弾劾 ....
柿の種とピーナッツが奏でるハーモニーは

僕らの心を捉えていつまでも放さない

こんな絶妙なバランスを保ちながら

僕と君が一緒に暮らしていけるのなら

時折感じるピリッとした辛さも
 ....
無邪気なわたしたちのどちらかが
少しだけレバーを押したら
予告なく
飛行機は離陸した


脚本は既に完成しておりまして
降りることは不可能です

無数の街の煌めき
無数の星の囁き
 ....
もう このままで  立ち止まりはしない
 普通
 妥協
 最善
すべて振り払って
走ることこそが生きること
振り返っている暇はない
つまずく
傷は
顧みずに
乾くままに

遥か ....
             091027



偶然が
囁くので
ききみみを
そばだてる
歩きながら
考える
歩きながら
思いだそうとする
未来の記憶
偶然が
素直な顔をして ....
台風の進路
関東地方を過ぎれば
どうでもいいらしい
全国ニュースでは扱われなくなった

首都が無事ならそれでいい
むかしからの考えらしく
第二次世界大戦で敗北した
ある国は
開発に成 ....
夜も更けて

もうすぐ

最後の曲の余韻につかまって
奴等がやって来る

隙間だらけの言い訳で
目隠しした僕の回りを
ゆっくりと巡り始める


イヤホンの内側で突然に
発 ....
聞こえるの

まだ悲しくないあの頃

振り向けば

そんな気持ち片づけて笑ってる


遠い

記憶のまだまんなかで

夜道を

祭りのあとみたいに歩く

月明かり
 ....
おいおい
そんなに大きな図体では
寒くて堪らんやろ

 標高千八百メートルに
 生きるコメツツジが
 そう言った

ここにはここの生き方が
あるんだからさ
まず風から身を屈めて
 ....
窓辺にうつる

あたしの頬が

便箋に文字をしたためる

不惑は遅くて

別々のよるが

哀しみをガラスで仕切る


こんどの夢は

ながすぎたメルヘン

こんどの愛 ....
この宇宙の

この地球に生まれた

多くの人が新しい毎日の中

新しくない景色を見ている
新しくない毎日を送っている


この地球になにがあるのかわからずに
考えずに


 ....
俳優は事件をひとりで引っ被っている

現場にいた元総理の息子と

死亡した女とのあいだには

国家レベルで容認できない何かがあった

この事件を掻き消そうとして

あの女優夫婦にも ....
ねえ。ちょっと思ったんだけど。聞いて聞いて。
世界は2種類の人種に分けられるんじゃないかなって思うんだ。意図災害に遭った人たちと自然災害にあった人たち。

自然災害。洪水とか噴火とか、そういった ....
愛ははかない。
愛はおっかない。
愛は小さい。
愛は大きい。
愛は止め処もない。
愛は大きい。

でも あなたは愛を呉れなかった。
鞄はあまり好きじゃないんだ
手が塞がるのが苦しくて
リュックならいいんだけど
サラリーマンになったら鞄を持たなきゃいけないのかな
黒いスーツを来て
地味なネクタイをして

リーマンにはな ....
十個風船を持ったら空を飛べるかな?
百個風船を持ったらどうだろう?
もっともっといっぱい持ったら?

そんなことを考えていた子供時代
中々身体が宙に浮かずに悔しかった

お母さんからご近 ....
消えやがった
鉄鎖
鉄砂か
感性みたいな
存在しやがって
斜めりながら
体育座り

一面ガラス張り
温室

外はおどろくほど真っ暗だけど
どこかとんでもなく遠くで星が輝いている ....
終わらない夜に
ジャックが笑う
深い闇が色を持つまで
甘いお菓子を頬張って
気が狂いそうな笑い声
溢れる夜に甘い香り
そらに詠って
ドアを叩いて
悪戯とお菓子と狂喜と
口の中で溶けた ....
走る目線の先よりもむしろその大本のほうに吸い寄せられる。目尻の下がったやや細い目。長くて適度にカールした睫毛。黒味の強い黒目、が私を見つめたかと思ったらそれは何のことはない業務的な会話で時折覗く白い歯 .... 君を忘れようとすればするほどに
君の匂いを思い出してしまうの
それを掻き消すために
きつい匂いを手首につけたのだけれど
やっぱりどうしてもだめで
こんどはきみのくちびるの冷たさを思い出してし ....
ひたすらまっくらな夜に
星を見上げながら
歩いていると
うう、ああ、宇宙に
ほうり込まれたみたい

さっきまでふたりして
立ち尽くしてだきあっていた
わたしは背筋をぴんとして
あなた ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
パン屋さんだ智哉0+09/10/28 1:09
目に映る風薫る009/10/28 0:46
スタートラインミツバチ3*09/10/28 0:42
re:かくれんぼ昏(ヤッカ)2*09/10/28 0:23
休日ペポパンプ6*09/10/28 0:00
passage木屋 亞万4*09/10/27 23:42
創書日和「鞄の中のラブレター。」[group]狠志1*09/10/27 23:11
フクスケ509/10/27 22:28
here唐草フウ4*09/10/27 21:40
嘆願とかbtrf109/10/27 21:37
おつまみの神様花形新次4*09/10/27 21:22
NIGHT FLIGHT[group]伊織009/10/27 20:51
Dream Fighter[group]109/10/27 20:50
児童憲章あおば5*09/10/27 19:57
台風一過奈々509/10/27 19:18
うしろの正面nonya8*09/10/27 18:29
聞こえるのは吉岡ペペロ609/10/27 18:28
天狗塚山頂にて青い風3*09/10/27 18:23
ひとり唄吉岡ペペロ809/10/27 14:03
紙喰虫109/10/27 12:26
詩を信じる吉岡ペペロ509/10/27 11:41
朝のララバイuminek...5*09/10/27 8:55
愛についての一考察。すぬかんなが...109/10/27 8:27
笑う電車の中で[group]虹村 凌5*09/10/27 5:49
異邦人309/10/27 2:41
小室秋也009/10/27 2:37
Trick or treat進羅109/10/27 1:44
edge[group]伊織009/10/27 1:25
イランイランまぁや009/10/27 1:10
夜で星で風はちはちよん6*09/10/27 1:04

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