土を掬って輝く瞳七色にみえ黄色にみえ
見逃す中球 

やられた笑いもおこらず笑い転げ
星に誓う 風を

何もない そーうつぶやくかえられぬ新たな模様をこえ
つまばゆき創める声  跳べ
脳の中の世界風が揺れる
今いきていると喋りたくなる
待ち望んだわからぬ間隔 人がしんでいると 視てみる

歌こそ 私
絡まってこそ 私 夜こそ手をたたく

炎になって最期になって
大き ....
負った傷と都合の悪い過去は
片っ端から切って捨てる
少し 尾骶骨が痛い


道端に捨ててうっかり拾われてしまっては大変なので
その都度回収して箱に収めた


赤いの
 ....
賀正正正正正正正正正正正正正正T

数え切れない ミカンの皮を
今年も 数えて 正の字一つ

数え切れない 悲しみを
今年も 受け止め 正の字一つ

数え切れない 溜息を
今年も 見 ....
かんかん照りの星空に

ふたりの哀しみ

狂いなく配置されている

ぼくらは模型の街にいるようだ


ふゆの夜が

星粒を散らしている

見上げるたび

眩暈してふらつい ....
# DAREMO INAI ASA
青いぼくは錆びた感情で動き出す 夕焼けの光が窓辺から差し込んで
風が起きて額縁が揺れた カーテン越しに伝わる気配で、風が止んだか
色の無い景色、虹が雲から架か ....
1

交差点の灰色の空から淡い紅色の花びらが舞い落ちる。人々はその花びらを見ること無く俯き加減に黙黙と歩いている。誰一人として空を見上げるものは無い。そして降り積もった紅色の花びらを踏みに ....
 裁判員も
 考えにゃなるまい
 法廷戦術を

 ひでえ犯人だ
 ひでえ写真を見せられた
 隣りの女の裁判員は
 ハンカチを口に当てた
 本当かな
 けど俺だって
 衝撃と憤激を表 ....
言葉足らずだと
「何言ってるか分からないよ」と
柔らかくなる目と真っ直ぐな背中を

変なことを言うと
「え、どういうこと?」と
上がる眉毛とかしげる首を

夕日がきれいというと
「ほ ....
{引用=ジャンクフードからドッペルゲンガーまでを
わたしの小さな世界の一員と認めて陳列したストアで
コスモポリタニズムを宣言するの。
エキセントリックな彼を愛する彼がとても好きだから
シャネル ....
流されることのなかった涙は
夜になると人知れず空に抜け出し
宇宙のどこかで
ひとつの星に結晶する

僕らは手を伸ばしても
その涙をぬぐうことが出来なくて

だから
ただ夜の空白をなが ....
白い難民。風。
横たわった老人の靴。埃塗れのテレビ。折れた傘と
マンホールからの臭気。
痛み。
二人組の赤い子供。ナイフ。
蹴り上げられた、少女の小さな悲鳴と、蒼い光。
雲。遠くから聞こえ ....
見つめさせられている そんな道はほどかれた
過去とは
現実だろう 僕は
壊された過去だ 人として歩いていく
たのしいお話
きまぐれな優しさ
あたたかい視線

どきどき
しちゃうってば

少し触れただけで
あなたのぬくもり
感じただけで

もう 離れたくないよ

だけど
あな ....
きっと君は信じない

ぶり返した愛に値しない二人だと

保たれるものが絶対だなんて

僕には信じられそうにない

ぶり返した愛に
続きが在ろうが無かろうが

この感情に偽りは無い ....
祈りの詩

遠くへ向かう 船を見送って
僕は一人 海を見ていた
ほんの少しだけ 涙を流した後
紛らわすように 歌を歌ってたんだ

無邪気な祈り 持ててはしゃいでたっけ?
檻 ....
ひどい色をした兎だ
毛の先まで汚れて
僕はそれを抱きかかえ
洗ってやった
「あっ」
と声を上げたのは僕さ
間違えていた
汚れていたわけじゃないんだ
それは最初から
薄汚れた色だった
 ....
         海抜 1100メートル 
         時速 60キロメートルで駈ける
         
         ここまで来て 
         まだ空は果てしないのだ
 ....
言葉はひかりより
遅れてやってくるから
たぶんまだ
君は粒子で
かすかな時間差の中に
小さく膨らんだり
縮んだりしているんだろう

空は淡く
まだ少し痛いから
僕は水辺にいて
円 ....
夢をみました

そう、夢を

あなたにいえない夢を
月が
高みから
晧、と呼ぶので

虫が
地中で
コウ、と答える

土の中
一寸ほどの虫たちは
丸くなって眠っている

植物たちは
眠らない

夜は
昼に得たものの始末に ....
髪かわかしたら?


髪かわかしたらメールしますね、って

きみの髪が一万光年の長さだったら

ぼくはもう宇宙にはいないかも知れない
きみに同苦したい

こころからそう思う

一万光年の髪を乾かしてからだね

きみがぼくに手紙をくれるのは

プラネタリウムで待っています

ぼくはきみを待っています
せつなくて
封 印
苦しくて
封 印

意識の底の底の底
君をグッと押し込めた

はずなのに…

この道も
あのショップも
この曲も
あのライブハウスも
この雪も
 ....
あなたの中には穴がある
なるほど
あなたは「あな」の「た」だ

あなたの中には鉈もある
なるほど
あなたは「あ、ナタ」だ

わたしは何も持ってない
「綿」では何の「足し」になろ

 ....
うらやむという気持ちは
胸の内側がやけるような
足を小さな虫がはいずるような
そんな小さなほころびから始まる

うらやんで/憎しみになる

あれになりたい/真似になる

あれはちがう ....
恋をすると女は美しくなると申しますが
恋をすると男は醜くなるのです
それはそれは醜く浅ましくなるのです
そして男はそんな自分を愛して欲しいと願うのです

貴方が悲しみに暮れている時に涙を拭う ....
おまえが愛だと信じて疑わないもの
それは俺には支配でしかない

おまえが野蛮だと吐き捨てるもの
それが俺のありったけの優しさだ

闇は深く
真実を探り当てるには
まだ何人も殺さねばなら ....
たばこのヤニで煤けたリビングの壁に一箇所
まるで雪景色を穿ったような真新しい壁紙が気になる

あのひとがわざわざ買ってきては飾っていた
贔屓にしてる野球チームのカレンダー
縦じまのユニフォー ....
これはロシアのお話です

ワーニャという女の子が

冬の森を家へといそいでいました

こんなところに?

凍えそうな恰好をしたおばあさんが

娘さん、寒くてつらいんだよ、

ワ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
幻士十二支蝶010/1/6 18:25
草摩心110/1/6 18:11
しっぽ伊織9*10/1/6 18:02
【新年】つむじまがり2*10/1/6 17:39
模型の街吉岡ペペロ610/1/6 17:24
# 空からいしがふってくる[group]岡崎師110/1/6 15:06
交差点……とある蛙10*10/1/6 14:17
裁判員藪木二郎210/1/6 13:33
マリアへの願いりょう8*10/1/6 9:11
解放区夏嶋 真子23*10/1/6 8:40
宇宙の秘密翔多810/1/6 6:53
# Grave[group]岡崎師110/1/6 2:10
社会人?番田 010/1/6 1:41
U drive me to the wrong waycAtTy....010/1/6 1:29
再発徘徊メガネ110/1/6 1:27
祈りの詩itukam...2*10/1/6 1:20
僕の魂は劣化している真島正人6*10/1/6 1:13
開田高原鵜飼千代子2*10/1/6 0:54
鳥の石佐野権太14*10/1/6 0:05
夢を殿上 童3*10/1/6 0:00
晧と呼ぶもの小池房枝310/1/5 23:59
ぼくはもう吉岡ペペロ710/1/5 23:52
ぼくはきみを待っています310/1/5 23:41
封 印オンガシ6*10/1/5 23:40
隻なる歌/あんたっちゃぽえむ海里410/1/5 22:23
うらやむ朧月310/1/5 21:27
恋文風見鶏410/1/5 19:46
明けましておめでとうございます!花形新次010/1/5 19:06
年明けのひと恋月 ぴの20*10/1/5 18:52
空になった女の子吉岡ペペロ410/1/5 17:06

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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