何もない街に
ベッドの中の世界に
色彩を流れた
少しづつ 忘れていった

歩いたら棒に当たる
けれど当たるのは 棒だ
棒としての僕のしかし当たらされた
いつもの 棒が そこにはある
世の限りにおいて
たとえこの身を呪えども如何に他者を呪うことなどできようか
永遠の屹立 その美しさよ

愛はただそこにあるもの
その眼差しの重さよ 疑う由もなく
この身がやかれ灰になったと ....
夜はとめどなく凍り続け 
ミニカーで走る高速道路は閑散としている
星間トンネルを抜けるころには
シリウスが輝きを失って氷の塊が無数に路面を舞っていた

冷え切った心を包むのはアーガイルのセー ....
なにもいらない

きみが

そこにいれば

、と

宇宙にさまよい出た

あなたに

話しかける 初冬

桜 散り 素裸に

ミルキーブルーの空
記憶を
じゃぶじゃぶと
洗えたらいいのに

無意識に
浮かんでしまう
昔のこと

この季節に
刻まれてしまった
思い出

北風に触れると
浮き上がってきて
気持ちを乱し
 ....
きみを忘れることなんかできやしない

人類が抱える問題なんかより深刻だよ

七千年まえから

炭水化物中毒になってしまった人類

七年まえから

きみを考え中毒になってしまったオレ ....
足に合わない靴を
無理して履いた

似合うよ

勧められた時から
サイズが違うことを
気づいていたのに

ひとつ
笑顔を返したから

いくつも
その靴が増えていく

嘘の ....
月がでている

寂しさがポイントを求めている

誰にも解りようのない

このノホホンの国で

血を流すこともなく

地雷にとばされることもなく

ポイントを求めている

・ ....
 ひとつの言葉で生まれるものと死んでゆくもの
 音から文字へ文字から声へ声から言葉へと
 言葉は深い底をさまよう
 形のない海であり雨であり雪のようで
 光りへと暗闇へと
 文字を拾い集めた ....
 何でもかんでも
 捨てられないのは悪い癖

 あのときの手紙まで

 いまさら、出てくる 引き出しの奥から

   すがりつく、わたし
   逃げ腰な、あなた

 ずるさが 今な ....
濡れた足で汚してしまうとしても
恐れることはないはず
そう信じたくて
貴方に話しかけようとする

はじけてしまう言葉を
ただ見送る
見送り続ける

君の後ろ姿など目に焼き付けるものか ....
平気な口をして返事をしないで

あなたとなら何処へも飛べるの

囚人のジレンマを巡りなさいよ

ひとはうらやみもしないけれど

心がわりはメールを待ちわびる

あたたかい紅茶のなか ....
独りだけのもの
私だけのおやしき
カーテンの無い二階の窓

朝早く起きて
外を覗くと
眼が合うのは太陽と庭の薔

自分の身体に調子を聞いて
部屋の隅からどう?って
問い掛けるギター ....
心を石にしなければならないときもある
そんな言葉を聞いて 今がそうなのかと
石になって押し黙っていたら
でくのぼうと罵られた

欺いたり盗んだり蹴り上げたり
でもそれは愛しているからなのだ ....
優しさは下心のなせる業
優しさモドキ
そこには愛が無い。
幸せになって貰おうとしない。

だから浮気が絶えないのだ。
赤ちゃんなんて好きでない男。
育てられない男。
妻子を不幸にする男 ....
カラスが夕日を出入している

オレは寂しさを捜したりしている

暗冥をやぶる焚火のような快楽

山を越えて市街地を見晴らしながら

ゴルフ場からの家路を辿っている


学生の女の ....
どうして
閉じこもれる殻を
わざわざちっちゃくしたり
手放してしまったりして

寒い夜や冷たい夜にも
ひなげしや
パンジーの葉っぱに這っている
数ミリほどのナメクジたち

そんなに ....
確かにchiにあしをつけずにきたのに
髪の毛をkaくのに取り掛かった途端に彼女nanoだった

(ローマ字部分はダブルミーニングであって音声上の問題
 ローマ人がローマ字を使わな「かった」 ....
水の中のほうがあたたかいの、というので、
手をひたすが、爪の間を刺す冷たさ
違うからよ肌の面積が、先に言えよ、思う。その前に手を引く
これから踊るというのに、着替もしない。

人魚だ ....
かえってはいけないのだと

そう、気付きました

かわってゆくのだと

そう、気付きました

母をなくした子どものように

一度だけ泣いて彼は

振り返らずに去ってゆきました
声を忘れた
喉が乾いた
身も枯れてしまって
人間は愛せない  
空気が抜けてしまった肺が
苦しいんだ、酷く
もう泣いても良いだろうか

美しくありたいと想い
強くある事を願 ....
僕は君を愛してる
未だに君を護れるだけの力なんてないけれど
僕は君を愛してる
今更だって君に馬鹿にされちゃうぐらいに

君と居た それなりの時間を生きていた
君と見た 二人乗り遠く見える景 ....
雨になると知っていて
電車が止まると知っていて
今日はひきこもると覚悟していた

だけど何かをずっと待っていて
いつでも飛び出せるようにと覚悟していたのも事実


夜がはじまり
喉が ....
母に似てきたと言われることに
違和感はないけど否定的ではある
母はどうおもっているのか
聞いたことがないからわからない

父を知る人がいない場所で
育ったから似てるかどうか問われたことは無 ....
さなれ

ゆつつ

すべなさし

くすをし

すみちに

あかな

えれなして

くすをつき

つつめつしめ。

こめをなす

くすゆるびに

まきるもち
 ....
 本日は100年に一度の皆既日食であります、と昨日のニュースで言っていた。それはそれはおめでたいと言いながら、僕は目の前に置かれた目玉焼きを眺めていた。本日は100年に一度の皆既日食でありますと今日の .... 恋人はまぶしい午後の光に
パウダースノーとなって朽ちた
彼女を運んで行った同じ風が
僕の窓際にサルビアの香りを連れてきた

季節がめぐって僕は知らない場所に行き着いて
生活はいつの間にか地 ....
太れ

太れ

君はもっと大きく
君はその存在感をもっと示せ

ぶくぶく

ぶよぶよ

君 ほんとうはこころ優しい
君 ほんとうは繊細な感性を持っている

おおきく
 ....
お肌の水分量を測定する機械で
琵琶湖の水分量を測定する事は可能か
その疑念を頭から消し去れぬまま
私は仙人になって山奥に入って来た
お肌の水分量を測定する機械で
琵琶湖の水分量を測定する事は ....
尺八教室だらけの町角に
篳篥吹きの俺はたたずみ
懐中に残る金高を数えて
明日からの暮らしを慮った
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
犬も歩けば番田 009/12/6 1:06
詩との契約カナシミルク209/12/6 0:53
逃げるように二人瀬崎 虎彦609/12/6 0:44
冬空に草野大悟4*09/12/6 0:10
漂白剤未完4*09/12/6 0:00
できやしない吉岡ペペロ409/12/5 23:45
窮屈未完2*09/12/5 23:43
あわれ草野大悟1*09/12/5 23:27
スペル湖月209/12/5 23:09
レンズ伊那 果309/12/5 22:53
濡れた足で汚してしまうとしてもkauzak9*09/12/5 22:32
囚人のジレンマ吉岡ペペロ209/12/5 22:30
今日も夢が叶う日酸素の枷1*09/12/5 21:15
石になる佐野みお309/12/5 20:56
世の中は逆周りペポパンプ4*09/12/5 20:35
夕日のカラス吉岡ペペロ609/12/5 19:51
アイマイミー・マイマイ海里3*09/12/5 18:34
冬以外れつら1*09/12/5 18:00
009/12/5 17:44
家忘れ雨流れ。2*09/12/5 17:30
このみにくくも うつくしきせかい1*09/12/5 17:27
今更な話1*09/12/5 17:23
喉がつかえてきた夕切り209/12/5 17:16
冬の家族朧月309/12/5 16:44
record_090817@yurakucholine-ch ...もしゅ009/12/5 16:38
僕と電柱と皆既日食009/12/5 16:36
教室に向かって歩いていく[group]瀬崎 虎彦409/12/5 16:29
逞しき乱太郎10*09/12/5 14:20
保湿セガール、ご...109/12/5 13:29
309/12/5 13:29

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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