蛇口をひねって
水が流れると思っていた
それはただの思い込みであった
いま、ここでは
ひねった蛇口から愛が溢れる
愛、なんて
眼に見えないと思ってた
見た事もなかったし
なのにどうして ....
空振りするつもりで打席に立つ。

「思った通り、空振りになった」
満足そうにあなたは言う。

「空振りの方法が分かれば、空振りしない方法も分かる」
あなたの持論だ。誰にも言わない。あなただ ....
チチオヤ ハハオヤって無条件に
子供を愛すとおもってたけど
違ってたんだな むしろ自分を
愛してほしいとおもってるんだな

彼氏 彼女になったなら
相手が大事だとおもってたけど
違ってた ....
わたくしにだって美学はありますが生きていく上で常に其れを意識してしまっては流石のわたくしも疲れてしまうためにやはりこの場所はありのままでよいのですと自らの胸の内で答えを導き出し此処に書き記す所存でござ .... 結合部から毒、毒
毒毒毒毒毒毒毒と、
どくどくと


毒により
無意味な文字の羅列により
ゲシュタルト崩壊


生きたい者は挙手せよ
逝きたい者は挙手せよ


痙攣を興 ....
貴方
声を上げ

天上に召されば
天上に召されば

耐えぬ傷跡の
縫い目も解けましょう



産まれた青き子の躯
剃刀の接吻を施し
貴方に捧げましょう

恐らくは
 ....
苛烈な冬霜を生き延びた蕾が
ほんの僅かな春の光に
ほころびかけ

薫る

花びらは

柔らかく

春の日のあたたかな風に
散りそうに揺れる。

もう一度
深く地中に眠るため ....
きみににて
ててはとっても
ももいろ

ろかされたち
ちいさくなって
ててにおつる

るるるのうたも
もものせっく

くっせつした想いは
はなとちる
山賊たちのためのパーティは

自転車乗りのためにチャリティ

に変わりまるで水族館だった

透明なあの子がぬめぬめした分泌液を出し

舌をからめながらひとつを分け合う

舌舌くちび ....
裏切られた・・・!

私は貴方だけを信じていたのに!

私には、貴方だけだったのに・・・!!








何か約束をした訳ではない。

けれど二人の間に ....
貴方の心に手を添えることで
貴方が楽になり
私が生を知り
それで2人が
今を笑えるならそれでいいと思う

貴方の胸に耳を当てて
その音を確かめて欲しいというのなら
私はいつまででもその ....
 この日、念願の興福寺参詣が実現された。来年は平城京遷都一三〇〇年にあたり、それに向けて南都各寺院ではイベントが開催されている。興福寺においては「お堂で見る阿修羅」と題して、あの三面阿修羅像が拝観でき .... 窓をあけたら、

なにもなく。



星の音がしていた。
僕を絞ったって 

何も出やしないよ 

ただ真っ黒で 

ドロドロした嘘が 

溢れて来るだけさ 
ああそうだ一つだけ言っておくけれど
キミの色は赤じゃなくて
どちらかえいえばオレンジ
逆光が入った光のオレンジ
たまにとっても眩しいのよキミ
それはキミがいつも眩しがってるからそれがさぁ
 ....
下らない話聞いてくれ 
本当に下らないんだ 
例えば空が降って来て 
僕等が全員死んでしまうような 

下らない話聞いてくれ 
本当、下ら ....
新鮮な墨が降り注ぎ
今日も新しい夜になる

昔の夢も 昨日の夢も
すべて洗い流されて
路傍の黒に宿って眠る

瞼の裏の死神が子守唄を歌い
今日の夢が昨日を殺す

旧い世界が死んで
 ....
ら、りら。
きらりら。

タイドプールに風待ち時の陽光が一輪射す。
アクリル球体からは、
お風呂に入りたてのおちんちんのにおいがする。

電話越しの母は失語症であり、
受話器を ....
もしも俺が死んだらどうする?

二人の新居が出来上がった夜
あなたはすこぶる縁起でもないことを言った
もしもあなたが死んだら

縁起でもないけど考えてみた

大前提としてもしもあなたが ....
駐車場をながめていた

どこからか猫のなき声が

マーフィを探すように

二人で目を動かしていた

俺は今どこにいるのか

愛人のマンションにいる

そんなこと聞いてない

 ....
読みかけの漫画なんか
弟に渡して
こっちきなよ
光と音の洪水だぜ
冷蔵庫の前で待っていたって
ママが牛乳とってくれるわけでもない
もうわかってきただろう
ここにはさ
自分できなよ
お ....
図書館、黄ばんだ本、しおりがわりのはがき
乾いたキスマーク、油はいつまでも、ねっとり
はがきと本に、烙印、鼻を近づけると、いいにおい
女の匂い、飢えた、半開きの唇、蒸発した唾液、鼻の穴へ
舌が ....
猫が浮かんでいた
足跡は
浜辺には残っていなかった
腹が膨らんで
それでバランスを保っていた
その下に
エメラルドの群れが
見え隠れする

猫の首は
だらしなく折れ曲がり
海底を ....
なつかしい
とつぶやくと
ふいに遠くなって
いとおしくなる

今ここにあるものなのに
今ともにあるひとなのに

あなたの手
あなたの腕
あなたの胸

どんなにか遠い

今こ ....
4日の日に
上の階の人が引っ越すらしい

4日といえば
わたしは健康診断の日だ

わたしがお腹やら喉やら
胃腸のはたらき具合なんかを
ぐるぐる調べられている時分に
かれらは荷物をくく ....
ぼくらはなにを知りたいのだろう

ぼくらはどこに歩き出したいのだろう

殺人したことのない人の方が圧倒的に多い

春に花を咲かせる桜木の方が圧倒的に多い

圧倒的に少ない事象に気をとめ ....
愛してるの響きだけで
強くなれる気がしたのは
気のせいでした。

ちょっとスピッツ聞きすぎてました。
必要以上に。


恋心を音楽に乗せて、なんてふつう。
それよりも、誰もつけないよ ....
しみったれた目をかわかしに

明るいベランダ 顔を出せば

あたたかい風 頬をなでる


僕はふっと風になり

家々の屋根 渡ってく

青い屋根をとおりすぎ

黄色い屋根を横 ....
ゆふれいは
いると思う?
きいた 君がふいに
消えてしまいそうで
抱き寄せた

僕はいきている?
きいた 君は笑って
僕の胸に顔を埋める

こんな風にずっと僕らは

ゆふれいは ....
見わたすかぎり
あおあおと
海原
さみしげに
小舟が一艘

のどがかわいて
哀しくなった

水はこんなにあるじゃあないか

いのちによく似た絶望が
きらきらと
世界の途切れる ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
蛇口百瀬朝子3*09/11/9 21:58
空振りするつもりで雨野六也009/11/9 21:53
愛の穴朧月309/11/9 21:43
追求追求やぶさめ209/11/9 21:43
シナプス209/11/9 21:24
咎人の行方109/11/9 21:19
百合ゆびのおと109/11/9 21:15
桃色しりとりおこし009/11/9 19:50
クラブtutty009/11/9 19:10
ヤンデレハイパー。aokage2*09/11/9 17:52
信頼の音朧月309/11/9 16:54
阿修羅の悲しみes009/11/9 9:39
無音くうき2*09/11/9 4:04
雑巾絞り雨流れ。1*09/11/9 3:56
ああそうだAmelia009/11/9 3:39
下らない話。雨流れ。3*09/11/9 3:19
唄う夜三森 攣2*09/11/9 2:57
あ、へいとふる。おっぱでちゅ...109/11/9 1:36
願いは一つ智哉109/11/9 1:16
猫がなく吉岡ペペロ909/11/9 1:05
ディスココーク秋也109/11/9 0:54
ノックはいらない、乾いて、蹴った?木屋 亞万1+*09/11/9 0:50
海水浴場北村 守通3+09/11/9 0:46
ささや木の千里海里209/11/9 0:02
引っ越し衛実4*09/11/8 23:58
意味と行方吉岡ペペロ209/11/8 23:33
お父さんが邪魔してる。にゃんしー209/11/8 23:09
togetu...009/11/8 23:07
ゆふれい朧月509/11/8 22:58
波まくら蠍星6*09/11/8 22:48

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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