ビル があるから空が見えない
等間隔で配置された乱射する窓
屋上中央をほのめかす凹凸
それはそれはとても人工的な囲いが空を狭め

樹木が何百年もかけ届く高さへ、人間は数十倍の速度、数百分の1 ....
すきを覗けばあれあんまりで
だれもかれもがはらわたぬくい
こよい具合いが酷くよろしい
ひと巡りした頃合いの

あれは人より多いがわざわい
あれはかた輪を売りました
ありもせぬものどうにも ....
疾駆する 髪を風になびかせて
星の無い夜 月の無い夜道を
呼吸する音が 耳元でうるさい
冷たい空気と体温の熱さ

帰らねばならぬ 刻限までに
守らねばならぬ 交わした約束を
目にものを  ....
街を歩くキレイなお姉さんは
秋晴れの空の下
ふかふかのブーツを履いていた
ブーツの上は素足で
短いパンツでお尻だけ
包んでるんだ

変なの
そう言う私に
キレイなお姉さんは
ふふっ ....
重いビートを無視しないで
おまえを、目覚めさせるために
はるか遠くから聞こえてくる重いビート
コーラスガールの太腿にこびりついた
昨夜の味気ない欲望
すべておまえを目覚めさせるた ....
あどけないズルさや

さやかな正義感が

生まれては消え

生まれては消えしていた

ぼくらの気持ちは

さらにどこへと消えてゆくのだろう


友よ

永遠など

な ....
壊れたものを修理にだしたけれど

どこの店に行っても直すことができなかった

別れ際のあの不意な涙は

今も僕の掌に落ちて染み付いている

必ずハッピーエンドになるとは限らない

 ....
人を
傷つけて
何も感じないのは
とても悲しい

世の中は
信じられないようなことが
たくさん
目の前に起きている

人の
痛みも
わからないのは
自分の痛みも
わからない ....
十一月になり寒い
合羽を着て雨の中 林檎をもぐ
はしごの四段目くらいまであがると
葉につかまり じっとしているトンボがいる
明日は雪の予報で今夜にも降るかもしれない
最後の日なんだ
羽を掴 ....
あなたのことが知りたい
あなたの手に触れてみたい
あなたに抱かれたい

あなたの
すべてが
私はほしいんです

あなたの
すぺてが
知りたいんです

恋に
落ちていく私に
 ....
あなたのために
さよならします

今まで
迷惑かけて
ごめんなさい

私が
みんな
悪いんだから

あなたに
許してもらおうなんて
思ってないです
さようなら
「メランコリー。」

可愛がってたねこが
朝冷たくなっていた
そんな憂鬱

やりたい事見つからない
夢の消える音聴いた
そんなメランコリー

だから苦しいんだ
靴下片方見つからな ....
空とは 川か
それとも 地面か
他人は知らない けれど
柱に立って
ギターを弾いていく

このギターの 行方を知らない
上である ピックは
存在であることを 未知で
僕は皆無だ
何かの消滅した
自分ではなくなっていった 空なのだ
消滅した そんな
空なのだ 流れていくようなものとしての

海ではなく何も物語りはしないだろう
そんなノートは 口づけをし ....
ほうら 空をかき 咲き乱れる花々の すきまを
ぬって 髪の分かれいく 人の根
草木 よ ゾラのかく 咲き乱れる花々
咲き乱れる花々
タンスの中からウェディングドレスが出てきた
真っ白だったであろうドレスは
少し裾らへんが黄ばんできていた
デザインは当然新しくはない
鏡の前に持って行き、私は
自分の胸に合わせてみた
狭い ....
逆光でぎらつく
海面に
浮かんでいるはずの
浮き一人
波にもまれて
パイプ椅子ふっとばすよな
風に吹かれ
時折
糸に引っ張られ

逆光で
海面がぎらついている
周りの浮きも
 ....
失ったもののかわりか
たくさんの柿をもらったので
皮をむいて食べた
柿は
熱冷ましと聞いたような気がする
それならちょうどいい
微熱が
完全に冷めるように

一つ灯りの台所
考え ....
気球が一つ空に浮かんで
青と緑と茶色のまだら
金魚鉢に浮かぶ藻と餌の粒みたいに
風に流れていた

赤い雨が降ってきた
金魚が空から降るような空模様だった
気球は塗り上げられ、今にも破裂 ....
夜を雪がゆっくりとゆく

フケのような

ボールが止まって見えるような

それが地球の速さなら

自転がとっても速いような


女の泣いている気持ちは

少年のとまどう気持ち ....
宵闇に包まれた路地に建つ
戸建住宅の玄関前に
一匹
猫が座っている
しゃんと背筋を伸ばして
正面を見据えて
その確固たる存在感を
僕は
しげしげ見ながら
通り過ぎる
どこ吹く風とい ....
どこから始まる新しいスピリット
壷とバスから火を吹いても
明日を迎えに行くって決めたんだ
暗いメンバーでパーティしたって
依存症の僕に味方なんかいないから
310個の彗星と43回のパレード
 ....
きれいなお化粧を落として
むらさき色の涙が
純白のはなびらを呪うように
ぽつぽつと流れていく
「檸檬をかじったり
桃を剥いたりするような
みずみずしさはだめなの
くちびるにハチミ ....
はざまから土
降りおりる銀
曲がるたびに
冬を巻く道


緑の雨と肋骨の森
作りかけのまま棄てられた街
埋め立て地の午後
低い低い音のつらなり


熱を持たない ....
ねえ、どこまでだって
飛んで行けそうだから
あなたに乗って
あなたを漕いで
どこまでだって いけそう
ずぶぬれに溶けだして
海となって、動こう
くじらの群れがよこぎっていく ....
怖いんでしょ?
他の人は気付いているのかな
あなたは恐れを抱いている時には
微かに瞼が震えるんだ
その震えは
そっと抱きしめると止まる事を
髪を優しく撫でると止まる事を
そして何より
 ....
努力をすればかなうと思わなかったけれど
あなたには私がついてるって
言ったあなたがあまりにも
疎ましかったから努力しました

がんばることで もう
あなたについていてもらわなくていいように ....
Y字路にこだまする轍

夜と本気で向き合っていた

暗闇のなかの標

どこかはどこに在るのだろうか


ふたり達が消えてゆく

ひとり達が生まれてゆく

夜に糸が弾いている
 ....
派閥を
離脱したんだけど

ついてきた人数
少ないんだよね

退くな俺

二周目の
青雲じゃないか
誰にだって
触れちゃいけないことがあるだろう
俺にだってあるさ
俺は面疔なんだ
そう、触れちゃいけないんだ
触れたら死んでしまう
今も鼻がかゆくてしょうがない
触りたい でも触ったら死ん ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ビルです佐々木妖精1*09/11/22 19:40
憂うつ古月1*09/11/22 19:02
愚直とは私のためにある言葉だ瀬崎 虎彦209/11/22 18:33
ブーツにぶつぶつルナ209/11/22 18:15
哀しい雨に歌えばホロウ・シカ...1*09/11/22 16:05
ふたたび集りし吉岡ペペロ709/11/22 15:59
ケルト音楽こめ1809/11/22 10:58
自分だったらそよ風さん6*09/11/22 10:27
辿りつく場所砂木6*09/11/22 10:25
あなたのことが知りたいそよ風さん2*09/11/22 10:21
失恋②1*09/11/22 10:16
メランコリー雨流れ。4*09/11/22 6:46
部屋で番田 209/11/22 1:31
ノートの上で109/11/22 1:30
花々佐藤伊織209/11/22 1:10
オーダーメイド智哉1+09/11/22 0:53
釣り人引き揚げる北村 守通109/11/22 0:34
柿をむく蒼木りん209/11/22 0:27
散恋休木屋 亞万4*09/11/22 0:03
それが地球の速さなら吉岡ペペロ809/11/21 23:50
路地裏の野生kauzak10*09/11/21 23:49
1319水中原動機0*09/11/21 23:33
チェリービーンズアヅサ2*09/11/21 23:22
無街木立 悟409/11/21 23:08
lily,my girl,so sweet,so sweet丘野 こ鳩209/11/21 22:22
眠れない夜を飛び越えて奈々509/11/21 22:22
私を探しに朧月309/11/21 21:53
暗闇のなかの標吉岡ペペロ609/11/21 20:43
二階堂フルスロットル吉岡孝次209/11/21 19:09
面疔新守山ダダマ009/11/21 17:05

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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