放課後の校庭に
ぽ つん と
うずくまり
動けなくなってしまったような時
くる くるくる と
上の方から降りてくる
白い
ふわふわとした
真綿のようなさみしさ

それらは
ぽふり ....
「あの人と3年も付き合っていたなんて」って
そんな嫌な思い出にしてしまってもいいのですか?

そんなこと、あるわけがないのに。
そんなこと、思うはずがないのに。

知ってる?

そう思 ....
軽蔑の光を灯して
人は彼女をみるのだ
知恵が足りない子だという
足し算 引き算はできない彼女は
人のために泣くことができるのに

ずるい笑みを浮かべて
また騙そうとするだれもかれも
だ ....
明日ここに捨ててゆく花を選ぼう
あまり綺麗じゃなくて
だけど見過ごせない
咲くよりは枯れるために
生まれてくるようなそんな花を
俺の言葉の代わりに
俺の人生 ....
触れない海は
一本の線で表すことができる
松の梢からその線をくぐり
入ったり出たり 出たり入ったり
わたしには関係ないことさ

沖がぐらぐら沸き立った
あれほど引き止めたのに出て行った
 ....
樹から落ちる枯れ葉も
雨に震える風も
街角に咲く小さな花も
名前を付けたら
全て私のものになる
無機質に広がる
ビルも交差点も
輝きを放ち
愛しいものに変わる

私の指を握り返す
 ....
今日のどんぶり
アンバランス
明日は食えない
はいバランス
膨らむ財布にゃ
硬貨バランス
10円玉だけがやけに多い

崩れちまった
睡眠バランス
脳内麻薬でアンバランス
千鳥足を ....
木が倒れ
声は枯れ
栄養忘れの
内臓は腐り
夜は怒り
怒っちゃやーよと
雷はスベリ
鼻は咲き
泥が湧く
苦雪は山を覆い
空は雲を押し倒す
風の ....
死ぬまでにしときたい事を聞かれないと答え
してもらいたい事はと聞かれ即座に答えたね
膝枕 寝付くまで穏やかにしててもらいたい
髪と布の磨れ違う気遣いにウトウトほろ酔い
時に寝返りうつ伏せ窒息す ....
ビル があるから空が見えない
等間隔で配置された乱射する窓
屋上中央をほのめかす凹凸
それはそれはとても人工的な囲いが空を狭め

樹木が何百年もかけ届く高さへ、人間は数十倍の速度、数百分の1 ....
すきを覗けばあれあんまりで
だれもかれもがはらわたぬくい
こよい具合いが酷くよろしい
ひと巡りした頃合いの

あれは人より多いがわざわい
あれはかた輪を売りました
ありもせぬものどうにも ....
疾駆する 髪を風になびかせて
星の無い夜 月の無い夜道を
呼吸する音が 耳元でうるさい
冷たい空気と体温の熱さ

帰らねばならぬ 刻限までに
守らねばならぬ 交わした約束を
目にものを  ....
街を歩くキレイなお姉さんは
秋晴れの空の下
ふかふかのブーツを履いていた
ブーツの上は素足で
短いパンツでお尻だけ
包んでるんだ

変なの
そう言う私に
キレイなお姉さんは
ふふっ ....
重いビートを無視しないで
おまえを、目覚めさせるために
はるか遠くから聞こえてくる重いビート
コーラスガールの太腿にこびりついた
昨夜の味気ない欲望
すべておまえを目覚めさせるた ....
あどけないズルさや

さやかな正義感が

生まれては消え

生まれては消えしていた

ぼくらの気持ちは

さらにどこへと消えてゆくのだろう


友よ

永遠など

な ....
壊れたものを修理にだしたけれど

どこの店に行っても直すことができなかった

別れ際のあの不意な涙は

今も僕の掌に落ちて染み付いている

必ずハッピーエンドになるとは限らない

 ....
人を
傷つけて
何も感じないのは
とても悲しい

世の中は
信じられないようなことが
たくさん
目の前に起きている

人の
痛みも
わからないのは
自分の痛みも
わからない ....
十一月になり寒い
合羽を着て雨の中 林檎をもぐ
はしごの四段目くらいまであがると
葉につかまり じっとしているトンボがいる
明日は雪の予報で今夜にも降るかもしれない
最後の日なんだ
羽を掴 ....
あなたのことが知りたい
あなたの手に触れてみたい
あなたに抱かれたい

あなたの
すべてが
私はほしいんです

あなたの
すぺてが
知りたいんです

恋に
落ちていく私に
 ....
あなたのために
さよならします

今まで
迷惑かけて
ごめんなさい

私が
みんな
悪いんだから

あなたに
許してもらおうなんて
思ってないです
さようなら
「メランコリー。」

可愛がってたねこが
朝冷たくなっていた
そんな憂鬱

やりたい事見つからない
夢の消える音聴いた
そんなメランコリー

だから苦しいんだ
靴下片方見つからな ....
空とは 川か
それとも 地面か
他人は知らない けれど
柱に立って
ギターを弾いていく

このギターの 行方を知らない
上である ピックは
存在であることを 未知で
僕は皆無だ
何かの消滅した
自分ではなくなっていった 空なのだ
消滅した そんな
空なのだ 流れていくようなものとしての

海ではなく何も物語りはしないだろう
そんなノートは 口づけをし ....
ほうら 空をかき 咲き乱れる花々の すきまを
ぬって 髪の分かれいく 人の根
草木 よ ゾラのかく 咲き乱れる花々
咲き乱れる花々
タンスの中からウェディングドレスが出てきた
真っ白だったであろうドレスは
少し裾らへんが黄ばんできていた
デザインは当然新しくはない
鏡の前に持って行き、私は
自分の胸に合わせてみた
狭い ....
逆光でぎらつく
海面に
浮かんでいるはずの
浮き一人
波にもまれて
パイプ椅子ふっとばすよな
風に吹かれ
時折
糸に引っ張られ

逆光で
海面がぎらついている
周りの浮きも
 ....
失ったもののかわりか
たくさんの柿をもらったので
皮をむいて食べた
柿は
熱冷ましと聞いたような気がする
それならちょうどいい
微熱が
完全に冷めるように

一つ灯りの台所
考え ....
気球が一つ空に浮かんで
青と緑と茶色のまだら
金魚鉢に浮かぶ藻と餌の粒みたいに
風に流れていた

赤い雨が降ってきた
金魚が空から降るような空模様だった
気球は塗り上げられ、今にも破裂 ....
夜を雪がゆっくりとゆく

フケのような

ボールが止まって見えるような

それが地球の速さなら

自転がとっても速いような


女の泣いている気持ちは

少年のとまどう気持ち ....
宵闇に包まれた路地に建つ
戸建住宅の玄関前に
一匹
猫が座っている
しゃんと背筋を伸ばして
正面を見据えて
その確固たる存在感を
僕は
しげしげ見ながら
通り過ぎる
どこ吹く風とい ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ひとりの話明楽109/11/22 23:07
のろい。wister...009/11/22 21:49
天使なのかもしれない朧月209/11/22 21:28
明日ここに捨ててゆく花を選ぼうホロウ・シカ...3*09/11/22 21:24
あこがれゼロスケ309/11/22 21:19
名前ミツバチ5*09/11/22 20:52
バランス!バランス!アンバランス!北村 守通109/11/22 20:06
白黒。ヨルノテガム209/11/22 19:59
垂直落下佐々木妖精3*09/11/22 19:53
ビルです1*09/11/22 19:40
憂うつ古月1*09/11/22 19:02
愚直とは私のためにある言葉だ瀬崎 虎彦209/11/22 18:33
ブーツにぶつぶつルナ209/11/22 18:15
哀しい雨に歌えばホロウ・シカ...1*09/11/22 16:05
ふたたび集りし吉岡ペペロ709/11/22 15:59
ケルト音楽こめ1809/11/22 10:58
自分だったらそよ風さん6*09/11/22 10:27
辿りつく場所砂木6*09/11/22 10:25
あなたのことが知りたいそよ風さん2*09/11/22 10:21
失恋②1*09/11/22 10:16
メランコリー雨流れ。4*09/11/22 6:46
部屋で番田 209/11/22 1:31
ノートの上で109/11/22 1:30
花々佐藤伊織209/11/22 1:10
オーダーメイド智哉1+09/11/22 0:53
釣り人引き揚げる北村 守通109/11/22 0:34
柿をむく蒼木りん209/11/22 0:27
散恋休木屋 亞万4*09/11/22 0:03
それが地球の速さなら吉岡ペペロ809/11/21 23:50
路地裏の野生kauzak10*09/11/21 23:49

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