自ら輝けないとしても
淡い光を放っていたい
誰かのお陰だとしても
夜空に浮かんでいたい

ウサギが餅をついてるだろ
かぐや姫も待ってるだろ
六分の一の重力で
空中散歩もできるだろ

 ....
羽根のよに
ふぁらと降りてきた雪が
君の瞳で溶けて波打つ
「無力なの…」
折れそな声が聞こえたよ

せつないね
僕等にできることなんて
落ちてしまった雪みたい
ちぃっぽけであ ....
風に煽られて髪をかき上げ
傾斜約20度の坂道を登ろう

優しく広がる見慣れた景色
又独りここへ戻ってきたね

傷つくことに慣れてしまい
こころは冷めてゆくばかり



会いたい時 ....
私は、
精神的に弱い人間です。
その自覚を持っています。

立ち向かうことの
辛さから逃げたいと思うことは〜
しょっちゅうあります。

そんなときに、
人を励まし勇気づけるために ....
ひとつ

ひとり

ひみつのじかん



ふたつ

ふたり

ふんわり じかん



みっつ

みんなで

みかづきのよる


よっつ

よっぱらって ....
おっちょこちょいのあたしは―

   道を歩けばつまずいて、

   待ち合わせは早すぎて、

   座れば荷物を置き忘れ、

いっしょにいる彼に、謝ってばかりだった。

何度 ....
 
 
下り列車に乗る
途中
上り列車とのすれ違いのため
しばらく停車する
上り列車とすれ違うと
いつのまにか
上り列車に乗っている
同じ駅で列車を降りる
反対側のホームには
さ ....
手拭いでメダカを掬う
たちまち抜け落ちる
水のいのち
幻をおおきく育てていくには
名をとどめ
コトバをかけて
再び流れに放てばいい

明滅する蛍を追って
とうとう露草とともに
黄緑 ....
無条件に抱かれることが愛だなんて
知らなかったよ

なにかを果たせないと
たとえ子供でも
愛されないと思ってた

顔色を伺ってるって
こういうことを言うんだって
知らずに生きてたから ....
日々の職場という 
あまりに狭い宇宙の檻の 
{ルビ戯=たわ}けな猿と化している 
自分の姿を 
動物園のすべてを見渡す 
一本の高い樹に登って眺めれば 
思わず、笑ってしまうのだ。 
 ....

「無風を狙って、あの鳥は飛び出した
 籠から、あの人の隙を狙って、青空
 へ飛んだ。傷付いた羽根で、ぼくは
 風を感じる事が出来る。とうめいな
 翼で、とうめいな空を、感じること
 が ....
王朝の残党が夜陰に紛れて街を逃れ、立て籠もったという
断崖の頂の、この石窟の僧院
亡命政権はその後三千日にわたりここで抵抗を続けたという
過酷な環境の中、こわばった数多の命が消えたことだろう
 ....
 
 
上り列車の中を
下り列車が通過していく
線路脇の草むらでは
無縁仏となった墓石が
角を丸くし
魂と呼ばれるものの多くは
眠たい真昼の
些細な手違い
ひと夏を
鳴くことで生 ....
日常の道を歩むほど 
いろいろな幻影達の呼声が 
背後から 
細長い腕を伸ばして
追いかけて来る 

僕は振り返らずに、往くだろう。 
無心に腕を、振り切って。 
マッチ一本の夢を、胸 ....
思いの外に、駆け足で 
逝ってしまった友の遺影が 
ひとりの聖母に視えた時 

地上に取り残された者のように 
棺の前に立ち尽くす、喪服の僕は 
掌をそっと、胸にあてる 

絶え間無く ....
自分自身を型にはめようとしているのかな
知らず知らずのうちに
「ねばらない」
そんな思いに捉われてしまう

誰かにそそのかされている訳でも
強いられている訳でもないんだけどね

つまる ....
交通事故で頭がぶっとんでも
涙を流しすぎて涙腺がぶっこわれても

あの日の
君の目を
忘れることは
ないって
夜霧よ
立ち上がりなさい
朝露をくばれるのは
お前しかいない
滑り台に登り
寝転ぶスペースがないので
座って 空を眺める


オリオン座を探してみた
瞬く四角は輪郭が歪んで
中にある三連のはずの星も
つながってしまっている


耐えきれず  ....
実に面倒臭い生き物です
ミルクともヨォグルトともつかぬ雲が
蒼白い画用紙にもっさりと乗っかっているだけの空
針の匂いの突き刺さる景色はただ想像するだけで
心は常に深淵に投げ込まれてしまう ....
 ―離して

耳のツンと立った黒い子犬は
首に腕が回されるたび吠えた

 ―僕がいると
  余計に泣かしてしまうから

犬小屋が空っぽになるのを恐れ
子犬の声まで鎖をかけられていた
 ....
触れられたくはないという傷口を
あなたは紅く晒している
こまかく震えるそれは
風がふいても激しく痛む
泣きながら
叫びながら
それでも隠そうとはしないのだ
まるで
勲章のように胸をはり ....
こども と ころも

どっちがかるい?

タイヤ と ダイヤ

どっちがかたい?

おとこ と おとな は まったくちがい

おんな と あんな と むこうをみてる

おんな  ....
『あやとり』
 (夜のメモ書きにそれだけが残されていた 次の日
  しばらく考えていると 絢香、トリ という言葉が浮かぶ
  去年の紅白は絢香の歌がとてもよかった 彼女を ....
凍結は純物と不純物とをろ過し
流れのうちに凝り固まった粒塵は
根を下ろした水草に溜まりをつくり
小さな凍土を作る

足のつま先をそっと浸せば
無数の細かな波紋が
ぷつぷつぷつと
干渉し ....
東京が
くちびるから
たそがれてゆく

秋口に
太陽の首を
刈りとったのは

鋭いほど
耳に残るものも
ないのだから

夜の
冷たさは
みちた春の
しずけさ

声にみ ....
あの日二人
言葉を惜しむ程に
見つめあった時を
昨日の事のように
想い出しているわ

どうしても
時間を止められず
唯それが悔しくて
泣く事も出来ずに
笑って見送ったの

時空 ....
曖昧模糊について、演奏する棘皮な人間.≒藍いろを脚元においておくための.

油彩・造形・音楽

3月5日から3月28日演奏が.


妥協はほんとうにいやだ.

でもなるべく長時間にわ ....
単語ごとに分かれる/今夜
頭痛が/限りある
私をさいなんでゆく/社会が
五月の川のほとり/仲たがえしている
互い違えたボタンを/俯いたままで
引き戻せないと/発表に挑む
仮初めに/高校生が ....
大切に育てたモノは
誰にも見せられない
丁重に外を睨め上げて
時折祈るのは空が落ちること

暗く湿った風を蔑んで
耳に残るは静かな破裂

命は吐き気がするほど柔らかく
言葉は寒気がす ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
月になれたら葛西曹達510/1/12 22:39
なぁんとなくオンガシ0*10/1/12 22:35
Dark弥鈴2*10/1/12 22:34
言葉の力籠球太郎110/1/12 22:23
へんなかぞえうた非在の虹310/1/12 22:22
創書日和「迎」 どういたしまして。[group]逢坂桜5*10/1/12 22:05
すれ違い小川 葉210/1/12 21:51
引き籠り合歓木110/1/12 21:35
無条件降伏朧月4*10/1/12 21:27
猿の手紙 服部 剛110/1/12 21:14
『近づく鉄塔と廻る鳥たち』[group]岡崎師210/1/12 21:14
僧院都志雄1*10/1/12 21:09
ひと夏たもつ1110/1/12 20:41
無心の道 服部 剛310/1/12 20:37
遺影の聖母010/1/12 19:49
縛るひと恋月 ぴの24*10/1/12 18:54
まっしろな手首からチラリとみえる嘘而010/1/12 18:20
夜霧よかとう ゆか3*10/1/12 15:48
一月のある日伊織3*10/1/12 13:39
実に面倒臭い生き物です仁惰国堕絵師3*10/1/12 12:33
首輪の外れるときりょう20*10/1/12 11:32
魂をさがして朧月210/1/12 11:09
おんな と おとこ非在の虹210/1/12 6:25
正月日和 (づっとつづくといいナ)ヨルノテガム010/1/12 6:10
氷雪within8*10/1/12 4:52
_石黒210/1/12 2:47
抜け殻弥鈴5*10/1/12 1:20
家具の為の音楽を耳に注ぎながら海に浮かんでみる。Monet....010/1/12 1:20
仮初めに/その他の憂鬱真島正人1*10/1/12 1:11
命は吐き気がするほど柔らかくくろね410/1/12 0:51

Home 戻る 最新へ 次へ
3522 3523 3524 3525 3526 3527 3528 3529 3530 3531 3532 3533 3534 3535 3536 3537 3538 3539 3540 3541 3542 3543 3544 3545 3546 3547 3548 3549 3550 3551 3552 3553 3554 3555 3556 3557 3558 3559 3560 3561 3562 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
5.89sec.