俺は野菜の王様だから
ケツにネギを挿入して歩いてもいいんだ!
やった!うれしいよ!やった!
こんなにも眩しい朝日に照らされて
生きているって素晴らしいんだね!
ケツにネギを挿入して歩いてもい ....
書き出すと止まらないのはいつも最初だけだ
最後はいつもくだびれはてて
逃げ出す
癖がついてしまった
他に逃げ出す場所なんてないのに
泣くのを我慢できるのはいつも最初だけだ
最後はい ....
雨水ののちの春一番
春一番後の如月の慈雨
水を得て花がまた開く
けれども風が強すぎる
不定期なアクセス
密接なブラウザ
過去へ埋もれゆくチャット
愛してるって言ってダーリン
シグナルとしての更新
メタファーとしての内蔵時計
ソフィスティケートされた画面
....
手で君の顔を包んで
暖かい息遣いを感じたら
記憶の糸を辿って
僕は井戸の底へ
足を抱え込んで
行き交う幻覚をやり過ごし
消え去る風景の中から
ただ一つの宝石を掴み取る
いつまでもこ ....
私には
赤いゴムの水枕に
特別な思い入れがあります
私が夜毎に使う枕
その枕は{ルビ理由=わけ}あって
たぷたぷ
揺らいで水を鳴らす
赤いゴムの水枕です
水道の水を ....
しらふでいるうちに聞いておきたいことが
一つや二つ、あった気がするのに
氷の溶ける音が小賢しく
かたちあるドラマへと手招きをしたから
大人しく僕は身を委ねて
....
物語が
生まれ続けるということは
終わりもともに
在り続けるということ
季節がひとつ立ち退くことで
つぎなる季節へ進めるように
歓喜が
終わりなきものならば
その裏 ....
青空だ
さぁ、でかい大口を開き かぶり付け
どれだけでも喰え
全部あるだけ喰いまくれ
己の内臓に納まり満たされる
喜び沸き立つ季節は
それでこそお前のも ....
ぼくは
昨日打ち捨てられたベニヤ板と
同じく
名前がない
ぼくは
明日踏みにじられる雑草と
同じく
名前がない
名前がない
ということは
別に
それほど大きな ....
昨日まで〜
バスケに一途な少年が…
練習中に不慮のことで亡くなりました。
今年の4月から…
高校3年になり〜
間違いなくバスケで
活躍する少年です。
あまりに突然です。 ....
午後散る坂を
街へ街へ下りてゆく
冬のまぶた
遅い息
夜はうしろ
夜はうしろ
明るくも
暗くもなく
灯は近づき
人は居ない
すべての底に
....
目次みたいな人生が詰まっていて、きつく、とても、それが何重にも重なって数えきれなくて、っていうのが何列にも並んでいて重い。
待ってはいるけど待たされてるわけではないし、たくさんやってきて、たぶん、い ....
彼女のデッサンには
僕という色は
要らなくなったんだろう
赤 青 緑
紫 黄 黒
僕の心は今
白
人生のスケッチは
入念さが必要
邪魔な彩りは命取り
赤 青 緑
....
嘘をつかない男は
魅力がない?
化粧をしない女は
魅力がない?
私は両方とも嫌いだ
中身で勝負
どちらも老人や子供には
通用しない
マスコミは
悪の道を
指し示す。
真央 ....
あいつはたぶん
あたしのイキ顔をコレクションしている
でもいい
あいつのためなら
あたしいくらでもエロくなりたい
乳首とクリトリスがとがって痺れて
シーツやあいつの声がふれるたび
あ ....
反射が渦巻く
砂地に煙れば霞み
動揺し続ける息だった
滴に弾けて染まる紙や
母の傍らに触れる
縁側はじっとりと香り
ねじまく起伏にちらついた
布をちらちらと奏でる旋律だった
シルエ ....
私は何も知らなくて
人に泣きつく人間か
私はビールに愛情を感じて生き
私はカウンターにビールを注文し続ける
私のいる日々に思う
私は女を知り行く 私は
風が流れ砂漠に 私が
倒れ砂漠 ....
ひとつの声を追う風に生きてきた気がする、ほのかにそんなものが流れる貝殻にかすむここに流れ着いた
海賊船の話し声に耳にすることがあるだろうか
海にぼんやりとかすかに広がり、書き捨てたノートブ ....
{引用=
水面の きらめきが 遠くから 広がった
扇のように くりかえし くりかえし
君の 遠い視線に ささやく
はにかんだように とりとめもない
風の言葉…
}
....
給食費を払いたくない親がいるらしいけど
その子供は大食いらしいよ
なにより給食がすきなんだって
おかわりっていう声が明るいんだって
教室とろうかの隔たりが なくなって
オープンスペースに ....
鬱々 頭に雨が降る
メンテナンスの時期なのだろう
僕のまるまってきた背中に
灰色の霧がかかる
目玉をかっぽり取り出して
空中にふわりと浮かべ
僕の姿が見下ろせたなら
故障箇所 ....
忘却の向こうに浮んでる
約束もないけど覚えてる
知らないけれど
いつも思うよ
不思議だね
....
口笛を吹いて、絨毯を呼ぶ
輝く絹と金糸で幾何学模様に織られた、翡翠色の絨毯
絨毯は主人である僕のもとにすぐさまやってくる
魔法の絨毯に乗り込むと僕は
月夜の花に埋もれて眠る
君の夢の ....
ヨドバシカメラの前で
カーネルおじさんは待っております
圧力釜の中でケンタッキーは
香ばしい青空の脂肪にまみれて
踊っている
ファインダーの中を2時間に1本の
バスがたまたま通る
おじさ ....
私達は何でも
できる
私達は空でも
飛べる
できないことなんて
ない
あきらめちゃ
だめだ
皆が助けてくれる。
皆が持ち上げてくれる。
皆が支えてくれる。
飛び出す風を待 ....
旗を振りかざせ
我の望みを高く高く掲げ
一歩一歩 力強く歩め
我の行進は続く
果てしなく続く
この旗の下
嘘も飾りも無く
裸の我が本来の姿で
....
抉る子供
服は赤く
鼻を啜る
抉る子供
涎拭い
母親を
見つめている
赤い服で
森へ入る
口を開けて
空へ昇る
口を閉じて
消灯の無い世界に
漠然と不満があって
服 ....
風
血を含んだ風が
時折吹いて
塩
血を含んだ塩が
髪にこびり付き
夢
血を含んだ夢が
時折手折られて
花
血を含んだ花が
風に揺れている
空をあつめて
泣いてみたいとおもいます
たったひとりで
その
重みに
耐えかねて
幸と不幸の中間あたりを
泣いてみたいと
おもいます
海は
寡黙です
わた ....
3504 3505 3506 3507 3508 3509 3510 3511 3512 3513 3514 3515 3516 3517 3518 3519 3520 3521 3522 3523 3524 3525 3526 3527 3528 3529 3530 3531 3532 3533 3534 3535 3536 3537 3538 3539 3540 3541 3542 3543 3544
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
7.15sec.