東京が
くちびるから
たそがれてゆく

秋口に
太陽の首を
刈りとったのは

鋭いほど
耳に残るものも
ないのだから

夜の
冷たさは
みちた春の
しずけさ

声にみ ....
あの日二人
言葉を惜しむ程に
見つめあった時を
昨日の事のように
想い出しているわ

どうしても
時間を止められず
唯それが悔しくて
泣く事も出来ずに
笑って見送ったの

時空 ....
曖昧模糊について、演奏する棘皮な人間.≒藍いろを脚元においておくための.

油彩・造形・音楽

3月5日から3月28日演奏が.


妥協はほんとうにいやだ.

でもなるべく長時間にわ ....
単語ごとに分かれる/今夜
頭痛が/限りある
私をさいなんでゆく/社会が
五月の川のほとり/仲たがえしている
互い違えたボタンを/俯いたままで
引き戻せないと/発表に挑む
仮初めに/高校生が ....
大切に育てたモノは
誰にも見せられない
丁重に外を睨め上げて
時折祈るのは空が落ちること

暗く湿った風を蔑んで
耳に残るは静かな破裂

命は吐き気がするほど柔らかく
言葉は寒気がす ....
Walking Snowman

雪の降る寒い日に 僕は生まれたんだ
小さな少女の小さな手から
僕の不格好な 姿を見て無邪気に笑う
彼女の笑顔に心が温まった

短い僕の首に か ....
表現とは他人の言葉
空虚には自分の声の
誰でもない先輩方、教えてくれる

壊れのない骨のワイパーに番号をメモする
思考の先に毛が
考えてこぼれ落ち
歌う道に

靴のない夜の体に腐った ....
俺はひとりの人間なのだ
いなくなった俺よ 空として戻ってきてくれ
そして指先に白色として書くことで
ただ生きた そして書いては 考えさせられている

心は、この器の外なのだろう 
羽交い締 ....
あなたという ゆりかごにのって
ゆらり 揺れています

あなたが どんな風に想い
どんな風に泣いても
ゆりかごに乗った私には
見えません 

ゆらり ゆらり

通用しないといっては ....
お日様
てかてか
お月様
三日月

心を澄ませて
自然を感じよう
ほうら気が見えるから
回る回る体は回る。

考えてはいけない
感じるんだ
見てはいけない
聞くんだ!
茜に黒のシルエット
三角屋根の向こうには
遙かな世界があるのかな?

茜に星が増えてきて
せっかく覚えた”黒猫のタンゴ”
揺れる輪舞で忘れるのかな?

むくれた僕の手を引いて
繋いで ....
土のなかに宝があると
いいて
あす
かげのなかを下りてゆく
くつ
もう三日、たべていない

水みたくつめたい風、月
稚児
赤交じりの着物に隠れ
黄鉄鉱と黄金の別を知らず
まずまずな君
まだまだな僕

引けをとらない君
髭を生やした僕

噛みつきたかった君
髪伸ばしたかった僕

足手まといだと罵る君
手足ばたつかせ泣いている僕

 ....
またたびにでよう
またたびたみん

またたびさがして
またたびたみん

思えば
丸いばかりの宇宙
ユグドラシルの
最初の一本

慣性だけには自信があるので
とにかく歩き出すこと ....
らっきょ  の  め

らっきょ  の  かわ

らっきょのしん

らくあればくあり

とはいうけれど

らくてんてきにいきていこう

おれはなんにもかわらない

らっきょ ....
のどが痛い何したわけでもないと思うのだけれど、痛い。
痛いと打つと遺体と出てああ私は死んでたのかしらとふと思う。
死因のどの痛み。
だいぶ幸せそうな死に方だと
だいぶ楽な死に方だと

語尾 ....
海のさざなみが見える岬で
きっときっと あの水平線を越えたなら
あの青さの向こうに 地上の楽園があるに違いないから

遥かにみはるかす水平には
なにもまだ うかばないけど
でもたしかにひと ....
神田の内外分ける橋
昌平橋の欄干から
覗く水面は神田川
ゆらゆら揺れる神田川

二人並んで水面を見つめ
僕は君につぶやいた
僕らはどこに行くのだろうか
君は何も答えずに
そのまま水面 ....
エミリ、お空でお絵かきしてる
雪のような白の絵の具で
まっ青の空のカンバスに

ときどき 熱心に
ときどき 気まぐれに投げ出して
絵の具だらけの足でかけまわり
白い雲たちとかくれんぼ
 ....
遠くで踏切りの音が聞こえる
どこに向かう列車だろう
真夜中すこし前、
僕にはもう
行く先なんてない
ここが僕の終点だもの

音量を絞ったラジオからニュースが聞こえる
君の
眼を細めて ....
「睡魔のように、食欲のように、定期的に絶え間無く襲ってくる殺人意欲の抑え方を僕はよく知らない」

初めて出会ったときに言われた彼の、冗談にしか取れない戯言が、本当は言葉以上の重みを持っていたの ....
激烈なるイタミに震え
絶え切れず破裂した 君の音

無夢の現実に這いつくばり
イチミリも浮遊できない 僕の叫び

白呆ける街
結びあう音と叫びが
油絵具のグレーの空
雲を破っ ....
なんで幸せなことに気付かないんだろう
自分が一番つらいって思うんだろう
我がままな言葉で他人を傷つけてるのは私なのに
なんで傷つけられてるって思うんだろう

いつものようにお弁当作ってくれる ....
高層ビルを
見上げながら
家路につく
街は高さを失いながら
広がっていき
やがて私は
空を見上げている
今日も日が沈む
路地を曲がり
その先に辿り着くと
温かい光が灯る ....
カビの生えたパンと

皿に盛られた生魚


オレンジジュースの代わりに

エンジンオイル



ピーナッツバターはグリースで


テーブルクロスは純白のレース付き

 ....
おいぼれのわたしは四六時ちゅう呟いています
空(くう)にむかって永訣を
古血のなかのかすれた声で
「いまはただ ただ時にすがっているだけです」と

遠くで救急のサイレンが
蚊の鳴くように
 ....
雨ばかり続くせいか

部屋の天井と壁の隅

3本の直線の交わる所に

黒いカビが生えたようだ

一人ぼっちの僕

人に聞けない事

カビに聞いてみた

「僕みたいなダメな人 ....
愛といのちは似ているかも知れない

どちらも永遠ではないところが

どちらも生きることそのもののようなふりをしているだけで

なにかもっと大きなものの仮の姿のようなところが


自尊 ....
お前と一緒に暮らしていて
いつも思い知らされるのが
与えた分だけ与えられるとは限らないのが愛だということ
誰よりお前を愛している
手入れされた上質の柔らかな毛皮
しなやかな体つきや
綺麗な ....
どんな風がすき?
その風が 
吹くわけでもない こんな日も

どんな花がすき?
その花に
育つわけでもないこの花も

意のままに
したいか 空の色までも

どんな人がすき?
そ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
_石黒210/1/12 2:47
抜け殻弥鈴5*10/1/12 1:20
家具の為の音楽を耳に注ぎながら海に浮かんでみる。Monet....010/1/12 1:20
仮初めに/その他の憂鬱真島正人1*10/1/12 1:11
命は吐き気がするほど柔らかくくろね410/1/12 0:51
Walking Snowmanitukam...1*10/1/12 0:47
朗読番田 110/1/12 0:40
ショーウインドー010/1/12 0:40
ゆりかご朧月310/1/12 0:18
第六感ペポパンプ4*10/1/12 0:02
夕映え仁惰国堕絵師2*10/1/11 23:55
織部アキヨシ110/1/11 23:50
まずまずな君、まだまだな僕仁惰国堕絵師0*10/1/11 23:46
花消え海里210/1/11 23:19
らっきょ非在の虹210/1/11 22:38
のどが痛い点子110/1/11 22:29
この遥かなるものいすず2*10/1/11 22:19
水面ゆらゆらー昌平橋ー……とある蛙8*10/1/11 21:36
あしたの天気寅午310/1/11 20:30
都志雄3*10/1/11 20:20
彼と私敬語1*10/1/11 19:36
回帰オンガシ2*10/1/11 19:19
大好きな家族へらぐ1*10/1/11 18:17
家路小川 葉510/1/11 17:48
幻覚症状3*10/1/11 16:29
他 力信天翁110/1/11 15:56
モルドハイドパーク2*10/1/11 15:13
愛といのち吉岡ペペロ610/1/11 15:12
愛猫楽恵4*10/1/11 15:09
我ここにありて自然のままに朧月210/1/11 13:59

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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