どうだ
この青い空は
雲はうすく横に流れる
梅雨入り前の夏だ
私の背を押す日の力
気持ちいい
楽しい
今、大地が裂け
一瞬にして世界が失 ....
どっかのボウズが親のスネかじりながら
どっかのボウズが捕鯨反対運動なんか糞喰らえってよ
どっかのボウズが親のスネかじりならが
どっかのボウズがアカデミー賞はもう地に落ちたってよ
どっかのボウズ ....
私は誰かになりたくて
なりたくてなりたくてたまらない
のに だれにもなれない
私は 同じ私でいることさえできない
この瞬間にも別の私になっている
記憶の
なんと曖昧なことか
心の ....
たとえば暗い場所から明るいところへ出たときに
必ずくしゃみが出てしまうように
薄着をした他のおんなのこに眼がいくのは
生理現象の一種にすぎないんだ
雄性ホルモンというのはさ
家賃滞納の貧 ....
渦巻いて 夢為して 人知れず
ひとり 聳え 神の間に
むせかえり たなびいた 狂おしい歌
焦がれ 乱れ 荒魂の言葉ひとつ
照りつける日差し、青天の陰り
俺の汚れた背中
崩れかけのブーツ
タバコの臭いのジャケット
くすんだ髪
涙はまだ流せるる
闇雲な声
尖がった喉
しわがれた足首
蚤の付く脛
涙流せるる
べらんめぇ
....
ひっきりなしのメールの山
気の向く相手に返事する
待ち合わせの場所と時間
もいちど確かめ、送信する
『ケータイが止まっちゃうの、今月ピンチなの』
『バイトの給料日は、まだまだ先だ ....
(私は生きていた、と)
吐き出され流れ流れ
私はあなたの血の中で凝固する
単純な複雑さが私の頬を捉え輪郭を描く
だから私の線は、紅い
瞳は染まる前に沈ませた
今の無機質 ....
お前の足は何のためにあるのだ
不死身の肉体と共にあるその両足は
行く先に詐欺師が待つ呪いの道を進むためか
山のような死体の上をおどおどよじ登るためか
その消すことの許されない足跡は
....
オレンジいろの豆電球
消さない理由は怖いから。
真っ暗にした途端
たくさんの目が
四方八方近づいて
わたしの醜いこころを
ギロギロ
睨み付ける。
家族と一緒に寝ていても
いくつに ....
炎
闇
炎
闇
炎
闇
炎
闇
・・・・・・
境界には Blue
やわらかに 滲む 蒼
You can touch ・・・
....
クラスメイトは好きだったけれど
ずる休みした日の午後は テレビゲームすらやり飽きていた
ぼんやりとアスファルトの上に見つめていた やがて
曇り空が流れる床で 過ぎた日の
神社の光を思い浮かべて ....
夜になる
部屋の中にカラスがやってきて、出口を求めて飛び回る
壁紙はズタズタに破れ、床には一面黒い羽根が散乱し、白壁には至る所に血痕が見え隠れしている。
壁面の古傷はとうに変色してドス黒 ....
迷いすぎてどろどろに
溶けた気持ちをもてあそびながら
今夜もうたをうたいます
外の雪がちょうどよく
心を冷やしてゆきました
今日と明日のつなぎめは
とんがり角でできている
月も星 ....
間違えないで、空
ざくざくと刻んで煮込む白菜も
頬を薄く赤く染める風の痛みも
機械みたいにぎこちないゆびさきも
そろそろ片付けようと思っていたのに
ちらほらと芽吹いている梅の ....
昨日の話しは夢であり、
現実には起こらなかった。
一夜の夢物語
また夢を見る。
酒を飲み
煙草を吸い
缶コーヒーを飲む
くだらない話をする。
パチンコ、競馬、競艇
皆負けた。 ....
見えない冷たさ
夜の手のひら
わたしわたされ
ひらめく見えなさ
指に映る指の影
花でくるみ ひとつ剥がし
鳴る夜の外
夜の外
やわらかな針
風 ....
まぶたの上から
眼球に生えては消える棘のかたちを
なぞっていた
花
匂う(少女の)
匂う(少年の)
街にはアナタたちが息づいてイル
人は時々に氷のように
輝き消え、溶け、反射し、再結晶し
揺れ、 ....
三月になると思い出す
透明な夢をみてた人
・・・頭イタイ
死んでしまった詩人が言っていた
たとえば
校長が説教した
では詩とはいえないが
校長が木に登った
なら詩といえる
遠くにある言葉を繋ぎあわせて
あるイメージを ....
何ものにならんかな
月にならんかな
地より仰ぎ見る
黄色い待宵草々
天を照らさんかな
人を喜ばさんかな
地より請い願う
夜の明るさ待宵草々
....
彼が祈ったのは、眩しさに無感が押し潰された日。
厳しく繋がれた巨大な孤独はついに皮膚を突き破る
茫然自失。しかし吸い込まれるほど鋭利で
歓喜にも似た覚醒感に両の拳が打ち震え、加速していく鮮烈は反 ....
砂の上で
歩きながら考える。
このまんまでいいのか?
進歩がない。
本も読まない。
ゲームして
TV見て
カラオケする。
行きつけのスナックに
入りびたり
酒をあびるように ....
感受性が邪魔
自殺願望の芽がひっこり出てから12年3カ月と5日
死ぬことができないまま
冬支度を終えて
春に向けて成長し続けて
今じゃ立派な木になりました
切なくも初々 ....
ゆらゆら
立ち上る陽炎の中
近くにいるはずなのに
手を伸ばした刹那
遠ざかってしまう
あなたって
逃げ水みたい
いつもいつも
必死に追うのは私
でもね
....
朝起きて呼吸のしづらさに違和感を覚える
出した声は絞め殺された鶏のようで
ああ、やっちまったな。と生温いため息
体はだるいが腹は減る。ここら辺が痩せない理由か
冷蔵庫の中には麦茶と酒とつまみと ....
G線上の旋律を
独りぼっちの風が流している
聴衆は
梢たちの林
純白のドレスを着た君に似て
痩身な それでいて 気高く聡明な
巡る四季に彩られることなく
いつまでも白い壁
ひっそり ....
今日は君のことばかり考えていたよ
じゃあ3ポイントあげましょう
今日はテレビに出ているグラビアアイドルに可愛いと言ってしまったよ
それじゃあマイナス2ポイントだね
今日 ....
あたしにあんまり優しくしないで
噛みつくからって逃げないで
リップサービスなんて要らないし
生意気だったらきつく叱って
俺を見ろって言ったあとに
笑わないで、誤魔化 ....
3487 3488 3489 3490 3491 3492 3493 3494 3495 3496 3497 3498 3499 3500 3501 3502 3503 3504 3505 3506 3507 3508 3509 3510 3511 3512 3513 3514 3515 3516 3517 3518 3519 3520 3521 3522 3523 3524 3525 3526 3527
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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