青い糖衣錠に含まれる植物性成分は
パッシフローラ 40mg
セイヨウヤドリギ 10mg
カギカズラ 22.5mg
ホップ 9mg
大人は1回1〜2錠を1日2回服用します

注意書きは以下 ....
わかってる

わかってる

うん、
大丈夫
わかってる

うん
そう、
わかっているよ
わかっている
わかっているから
わかってる

わかってる

わかってる

 ....
街、に行く


ふあり
掌を反す



どうにかなる全てのことを
届いてしまういつかのことを
不可能、と扉を閉めてみせても

細い
糸のように呼吸をして
歩幅はそれでも加速 ....
春の雨が降る

アスファルトが匂いたつ

雨があがる

すこし唐突に星が散っている

湿気が鼻にかさなっている

風が目のまえを撫でては消える


きのう

エロい夜だっ ....
能開セミナーで
綺麗なお姉さんが
額に手をかざしてくれた
あたたかな波動
とてもいい気持ち

突然
MCのおっさんがたおれ
獣の声でうめきだした
お姉さん
カメハメ波のポーズで
 ....
電線を泣かせるのは
木枯らしだ
冬のからだの
声だ

何も掴めないのは
街路樹だ
冬のからだの
手だ

キシキシと縮こまった
エンジンを震わせて
登り坂を這っているのは
 ....
わたしがうまれて
あの子がしんだ

透明なせいぎふりかざして
にやりとわらうおおぜいの人
けっして
きづかない
透明なせいぎは
なんにも
すくわないのに

今日も
わたしがうま ....
気が付いたら、朝だった。


いつ眠ってしまったのか、全く覚えていない。
最近はいつもそうだ。
夜遅くまで起きていて、昼過ぎまで眠っている。


何もすることが無い。
窓の外を見ると ....
掃除の時間

私はキミと同じ当番

キミにみてほしくって

へたくそなほうきをガンバってみたり

キミにはなしかけてほしくって

汗ばんだ髪をかきあげてみたり



掃除の ....
絶望を信じてたって
何にも変わらないんだ
僕らの前にあるのが
巨大な壁だとしたって

使い古された未来に
希望なんか抱いてみたり
まだ追い付けない過去に
訣別を迫ってみたり

大海 ....
週末、定期的に届く招待状はまるで
光年先の異星からやって来る奇妙な使者のよう


青い光


目視を拒まれた、
太陽と月の錬金術

十六夜の月を鏡に、
くちびるには薄い紅 ....
大好きなあの子が笑っているとき
ぼくは空気になった


冷たいアスファルトの上
共有する呼吸を知った

ひとつになって
やわらかくなって

ぼくらの心臓はまるくなる


 ....
指切りして
交わしてみれば
ほんの少し
軽くなるけど
混ざり合うと
馴染むほどに
痛くなるから

決まりごとは
書かれていない
重さなんて
抱えもしない
足が向かう
風の先に ....
ゴリラは頼まれた事を人にやらせて怒られた
「ゴリラ君僕は君に頼んだのだよ何で人にやらせるのかな」
「ウホッホッホ」

ゴリラは腹にブックマークをかざした
ゴリラが腹にブックマーク(本の{ルビ ....
君はもう
違う本棚にきちんと
しまわれている

きっと
いくら私のページをめくっても
君とリンクすることは二度とない


悲しいかな

そう思う。


そもそも誰かが
間 ....
20代後半くらいだろうか

その女性はサッと席を立ち上がり そこに自分のカバンを置いた

そしてススとその男性に近づいていった


男性は盲導犬を連れていた

そっと肩を叩き  ....
あなたの寝顔が愛しくて
そっと頬にふれました
されるがままになっている
あなたがだいすきです

あなたが自分を責めるとき
私は苦しくてたまらない
あなたが振り絞る声が
胸に突き刺さって ....
ゴルゴダから見下ろす               
紅い紅い夕陽は                  
僕の目をつたう涙のようで              
照らされた風景は   ....
 二人の場合
 女のほうが連日連夜の残業で
 おまけに今時
 接待なんてもんまであって
 ノノちゃんは深夜二時
 蒸れて
 萎びて
 帰宅する

 酒臭い息で男の寝入りを襲う
 チ ....
朝のような
首すじだから
遠くから見つめている

階段をのぼっているだけなのに
人生だ なんて言っていいのか

自由と自由の間に
履物をそろえる

わたしを取り去った世界とは
ど ....
マンゴーのドライフルーツを
食い
リンゴのドライフルーツを
食べる。

今日も行け行けガンガン
デジタル時計のように
規則正しく、慎ましく
誰かに好かれる。

リンゴはつっかえて
 ....
めんどくさい病になってしまった
今日やろうと思ってたこと 明日にしよう



めんどくさい病になってしまった
まだ布団から 出られない
自分がつくった あたたかさだって 信じられ ....
お尻の穴を広げて 世界を包みたい
何が 愛なのか 知りたい

君を抱きしめるすべしか知らなかった ぼくは 無知過ぎた

お尻の穴を広げて 君を包むことを知ったその日から
ぼくは 君を包 ....
寂しいだけの人間として決めつけられたのだろうか
何も知らないけれど 自分とは 人間ではないのだと知っている
それとも 言葉を過去として 決めつけていくだけの歌を
僕はどこかに歌いに出かけて
何 ....
テレビで見た車がそこを通りかかった。あれは確か水色のやつだったと記憶している。誰かの大きすぎるような犬が近くを通りすぎていった。浮浪者が飲み屋の前でぼんやりと立ち小便をさせられている。

そこへ色 ....
春の陽気は

あなたのひざの上

ほんのりと
   5


みつばちやはなあぶがたわむれて、
そこに垣根があることも、
花が咲いていることも知る。
果実がなるのを待って、摘んで、
樽の中で、苦い酒にする。
酔って、今日を事実にして ....
海の稜線が光ると僕は
それがある種類の
誘導光だと
感じる
あの光が誘導する物事は
とても難しいのだけれども
僕たちの大事な部分と結合している

そんな時間とはまた
違う別の時間に
 ....
踊るように、街を歩くひとがいた。 
両手首に輪を嵌めた、杖をつきながら。 

僕の肩越しに密かな風をきり 
横切った、彼の背中はおそらく求めていない  
これっぽっちの、同情も。 

不 ....
生きること
死ぬこと
どっちもおなじくらい
こわいことよね

耳を澄ましたら
遠くの声が聞こえたわ
こちらはすこし寒いですって
その冷たい空気がほしいの

それでもそちらへはい ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
草の効用吉岡孝次010/2/9 20:33
わかってるOz2*10/2/9 20:04
少女達霜天310/2/9 19:50
エロい夜吉岡ペペロ910/2/9 19:39
エンジェルスマイルハイドパーク4*10/2/9 19:33
冬のからだnonya18*10/2/9 19:22
背を向けてること森未1*10/2/9 19:17
RPG音遥210/2/9 18:52
掃除の時間くろきた510/2/9 18:51
声がするほうへ葛西曹達310/2/9 18:48
魔術師の夜楽恵8*10/2/9 18:42
春が目覚めれば窓枠3*10/2/9 16:57
独りよがり宣隆110/2/9 16:48
かぐや姫間村長0+*10/2/9 15:04
みつけてこころゆくま...4*10/2/9 13:50
車中にて葛葉もなか3*10/2/9 13:37
いちに朧月410/2/9 12:55
MAD ABOUT YOU寒雪110/2/9 12:34
ノノちゃんの超絶技巧藪木二郎110/2/9 10:20
首すじ昼寝ヒルズ1310/2/9 9:22
半尻の夜ペポパンプ5*10/2/9 7:00
めんどくさいから八男(はちお...4+10/2/9 4:23
ずるずる010/2/9 4:05
光に立つ番田 010/2/9 0:58
赤信号の前で010/2/9 0:57
ひざの上殿上 童4*10/2/9 0:53
続々人間政府クマクマ410/2/9 0:17
温度真島正人6*10/2/9 0:04
踊り歩くひと 服部 剛9*10/2/8 23:52
生きるのも死ぬのもこわい森未2*10/2/8 23:37

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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