●ぼくの金魚鉢になってくれる●草原の上の●ビチグソ●しかもクリスチャン●笑●それでいいのかもね●そだね●行けなさそうな顔をしてる●道路の上の赤い円錐がジャマだ●百の赤い円錐●スイ●きのう●ジミーちゃん ....
今宵、安らぎ覚醒し
言葉、寄せ溢れ
なんの秘密もない
思考にて突き抜け
哀しみ歓び削ぎ落とし、
ジーザス 私は独り人
優しい無関心な青空を
霊性の雨降る宇宙へ
接続スル営み ....
おまえの襟足の
おくれ毛を指でなぞる
ずいぶん痩せてしまったな
知らぬ間に歳を重ねて
しまったことに気づく
苦労をかけたな
おまえはクスッと笑う
「あなたは膨れる一方なのに」
俺だって ....
白色矮星、
大切に ハンカチで包んだ
時間に刻まれて、
泣いていて かわいそうだった
音ではなく 文字でもなく
心臓に「ありがとう」をもらった
もらいすぎて溢れて、
勿体ないよ って ....
旅人、安らう浜辺に
赤々渦巻く薔薇の蕾
村娘、白砂に足跡残し
歩きながら浴びた雨、
激して浴びた人々の罵声、
待ちわびた陽の光、時の灯、
今 心落ち着き払い
絶望もなく希 ....
ああ
夜中に腹が減って
もうどうしようもなくて
パンがあったのでパンを食べた
ああ
僕はパンがあまり好きではない
なのにパンしか食べるものがなくて
なんで、こんななのかな、と嘆いた
太陽が昇る、
太陽が沈む、
一日 始まり終わり始まり
人生 始まり成長し年老い
終わりの調和、
見届ける宇宙に いつも霊性の雨。
「はっ。今この時にも、我が国の臣民はドラゴンたちと戦っております。
しかし、それは他国も同じこと。どうしてこの時期に、
ドラゴンたちが降臨したのか、どの国の政治家も分からずにいます。
それ ....
「申し上げたいことがあります。それは、アースランテに関することです」
戦士エイソスが、話の口火を切って言った。
「アースランテは今、ファシブルの領土の四分の一を併合しました。
このままでは、ア ....
そのころ、戦士エイソスは偽名を使って、オーバ・ニーチェに潜入していた。
彼が名乗ったのは、ハンザガリア・ユー・アリガルトという名である。
秘密機関であるオーバ・ニーチェでは、その会合の際、
誰も ....
終わりはあっけなく
始まりは突然だ
今日は曇り空
輪郭の輪郭は描けるか
明日のビジョンを春に託す
と暢気なことばかり
生活に追われ詩作できる余裕は私にはない
と書く
大きな穴をせっ ....
繋ぐ手はない
だから揺れる花を
殺さないで済む
有り余る孤独に
言い訳をしなきゃ
許されなくて
心を擦り減らす
斜めに構えた
空が水色になれば
僕の寂しさも
透けて見える ....
労働の価値がますますペラペラに
paypayで貰うデジタルマネキン
*
2023年4月からお給与振り込みのデジタルマネーが
解禁するのだけど資本主義の根元にあるエレメントの
貨幣の価値が ....
○「情報過剰」
インターネット上にたくさんの情報が
あふれているが
あたりまえのことや基礎基本が
何か
わからなくなっている
○「楽しさモットー」
何をやるにしても
楽しくやら ....
都会の夕景
ガタガタに崩れた
スカイラインの隙間に
陽が沈んでゆく
何も残らなかった
意味のないことの繰り返し
恨の意識が根を下ろし
成長をはじめる
如何してなのか
転げ落ち ....
リリィって
その名前から想像させる
可憐な乙女かと思っていたら
結構大胆で
大きなスリットの入った
ミニのスカート履きこなし
折れそうなピンヒールで
小躍りしてたり
意地悪そうに
上 ....
肌と肌
擦れ合い
デコルテに
爪痕を残す
なんてことのない
ここは魂の坩堝
外は風が冷たい
冬の終わりに
また交われた歓び、哀しみ
背中にまとわりつく
不快な重み
正体は知ら ....
あこがれたいから 遠ざけた
見つけたいから 目を閉じた
伝えたいから 口をつぐんだ
信じたいから うたがった
抱いて欲しくて 裸になった
開いて欲しくて 扉を閉めた
....
水に浮かべた言葉がね
ゆらゆら揺れて 透けてゆく
にじんだ意味が 虹色に
かさなりあって消えてった
苦しいのも自分
嬉しいのも自分
自らの分を
生きていく
命のままに
死ねる
ということは、私には
今があるということだ
蜩のお歌を聞きたい
命の歌を
{引用=※ ....
雲一つ、
火星輝き
灯る家
沈黙の轟音に
旋回する銀河
深まる夜闇に
夢みがちな覚醒
訪れる時、
言葉沸き立つ
意味振り落とし
すべて後に
逃れ去るもの
生も死も
愛 ....
音色から剥がれ落ちた濁りが殻を持つ前に
殺意をなぞる千鳥は瞳に霧を孕む
記憶の上澄みが凍りつく立方体の朝
日陰でふるえながらほほ笑むものがそうだ
やわらかい舌の根元に産み付けられた偽証の卵 ....
職場に新しく入った女性が
自己紹介で
シングルマザーです
結婚は卒業しましたと言った
マイナスポイントを
プラスに紹介したつもりが
結婚している人を敵に回した
あたしら卒業できない
....
膿を垂れ流す虫歯が疼き
よく眠れない夜が明け
飯も食わずに布団の中で
丸まったまま
飛び去りかけた夢を
手繰り寄せようと目をつむるが
縄と編まれたお日様の光を
首に掛けられ
新たな ....
いわれなき
罪だと想ってきたけれど
許してくれると云われた日
いびつな夢も混乱し
想わず『チガウ』と云い放つ
悲しみの
数だけあなたに好きという
ジレ ....
澄みわたる
青空の
静けさは
この胸にしみてくる
しみてくるう
愛用のローデスクは
木製で濃紫
この机の上で
詩や手紙などを書いている
この机は私の生(せい)の一部です
....
○「小遣い稼ぎ」
僕のまわりの年金生活者で
週2、3日ぐらい働いて
小遣いぐらいは稼ぎたいという人が少なくない
ところが我が田舎はそういう働き場所がなかなかない
県都にいる従兄は
今度 ....
人の意思の脆さだけでも
掌で掬うようにして
指の隙間からすべらかに
流れ落ちるその煌めきが
瞬く間に意識とともに
漆黒の澱と成り果てる
それは己の消え掛かった
慕情のようでもあるのだと
....
夜、高台から街のあかりを眺める
一人一人の生活がたくさんの光の粒となって
生命の音を奏でている
このように街が小さな活力の集まりでいっぱいなこと
私はその一つ一つを味わいうれしくなる
朝 ....
朝の砂浜を歩きながら
昨日の自分を振り返ってみる
足で感じる砂の感触は
落ちて行く自分の走りのよう
襲い掛かる波を避けても
避けられない障害はある
....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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