今夜も電話を切る直前
キミが少し黙り込む
きっと良くないこと考えてる
ねぇ不安よりも孤独を選ぶなんて
お願いだから考えないで
その不安にはきっと愛という別名があるはず
真夜中微かな地震 ....
でもそれは、
あ、という言葉ともつぶやきとも知れない
といきするしろいすいじょうきの
連結に
わたしは路上をしゅぽしゅぽと
滑走する
屋根つもる
雪たちに挨拶する
敬礼をびしっとか ....
飽きたことを
飽きていることには確かめている 体は
思いが 飽きる
誰でもない 体に
思いだけをある 新しい 流したい
右手を上げれば
左手を上げる
右目を閉じれば
左目を閉じる
僕が笑えば
そいつも笑ってる
僕が泣けば
そいつも泣いている
つまり
僕はそいつで
そいつは僕で
....
手を何にしている
手は寂しさとしての手に ある
そんな手も 行く場所をなくして
手が手に形だった
今日も1日 肥溜めの中
に、浸かりきって
明日の我が身を考えながら
ぬかるんだ ドロ みたい
な、顔をしてるんです
社会ってなんだか
縦
に、
伸びて、いるようです
私は ....
七時には家に帰ると
公衆電話から連絡があったのに
まだ帰らない父と母
死にそうになって心配してる
僕を見て
祖母は何か知っているのに
おしえてくれない様子で
北上から ....
私は階段を上がりきると
間髪入れずに階段の電気を切った
私は知らなかったので有るが
私の直ぐ後を私と同じ様に同じ階段を
登って来て居たパチンコホールのマネージャーが居たので有った
晩秋から初 ....
{引用=
浴室で
目が覚める
からまらない夢
そういえば昨日、わたしは
産まれたいからずっとからだあらいつづけていたんだってきづいた
怖い夢だった
わたしの感知する世 ....
はちみたいに蜜めあてで飛んだりしないよ
蝶みたいに綺麗だからってとまったりしないよ
星みたいに何年かかって届けたりしないよ
月みたいにぼやけたり潤んだりしないよ
人みたいでいい ....
冬は人が死ぬ季節だと思っていた
小学校4年生の1月におじいちゃんが死んだ
その年
田舎では何十年に一度かの大雪が降った
毎週法事があって
行くたびに大雪で
父親たちは屋根の雪おろしをし ....
お喋りふえる昼下がり
乳母車がやってきた
子鬼百匹のせてきて
笛太鼓が踊り狂う
電柱そばの主婦三人
近所の浮気を暴露した
音楽隊のエレキギター
イクラデモ言エチャウワ
私ノコト ....
ここも宇宙だった
空ばかり見つめていた
ぼくも宇宙だった
永遠ばかり見つめていた
未来ばかりを見つめていたのだ!
永遠は机上にあるものではない
永遠とは実在する ....
機会は一瞬であり…
出会いは運命です…
よい機会や友に巡り会うことは〜
自分で望んで訪れてくれるものではありません。
それは、一瞬の出来事であり…
それは、自分の思ってもいな ....
与しないって心に説き伏せて
背中に相対し泣き虫ウイルスに感染したような
腫れぼったい言い方で空に叫んだ
「ぼくは旅人だぁ」
虚ろな兎眼にはならんと踏ん張った意固地で吹雪が霞んで見えた
....
背中が痛い
言葉を押し込めすぎた
そう言うと、男はその場にしゃがみこんだ
医者は、風邪でしょう、と
カルテに、片手でドイツ語を走らせながら
すこし、体調を崩されて、体が重いのでしょう、と言った
処方 ....
さよなら、が
きすの合図だった。
僕らのルール。
噛み砕いたあめだまを、
口移し。
きみが笑う。
繋いだ手、
泣きながら握る
別れよ、て
僕から言うよ。
最後のきすは
....
伝書鳩がやってきて、クルックと一言
窓辺でギターを弾かないでください
そこから落ちるなんてもってのほか
宙に浮く、それは林檎の役目でしょう
風に揺られて雨に打たれて
ある時ぽとりと落ちる ....
『もーマジ最悪』
『げっこれ最悪』
『やだー最悪』
・
・
・
本当の『最悪』はどこだろう?
どうしたの、貴方
まるで私から逃げている様
どうしたの、私
これくらいで落ち込むなんて
膝の高さまで宙に浮く
小さな太鼓にしがみつき
駆け足ほどの速さで飛び
しんとした道を進んでゆく
しばらくすると止まる
鳴らせば また進む
いつのまにか人 ....
年が明けたんだから 私も新しくなってると思ったのにな
寝ても覚めても昨年の私からまったくもって進歩しちゃいなかったよ
なんだか情けなくなって 泣いてみたいとも思ったけれど
鏡の中の私がせせら ....
私は東京の人になった
東京の人は傘をさす
おちてくるものから身をかくし
熱の拡散を厭うている
私は東京の人になった
どこへ行ってもだいたい
東京の人だと思っていたが
ここ ....
フワフワなんだろう
太った男が
年下の女の
抱き枕になっている
愛が脂肪を
真綿に変える
秘密の人口法則
秘密の生命循環
クラインの壷
金魚鉢
彼女は ....
指輪を光らせて寝ながら笑う
水曜日ほど楽しみな日はなくて
どうしてもそこだけは譲れずに
ひどいことをしているかもしれません
嫌になった
なんて、喉からついた嘘をわたしはうまく呑み込む ....
プラスチックの色したカエルが
枯れ草に埋もれながら鳴いてる
今日はいいことがあったんで
笑ってんだろうね
つまんないものが
くるっとわっかを描いて
守ってたんですよ
彼の目の前に ....
うずまきのぐるぐるにそって
泳ぐ魚の一匹は
わたし
群れにみえるのは
船の上 橋の上の動物の目の中の魚
とんでもない
うろこの数がちがうよ
あんな 貧弱な色してないね
ぴぴ ....
オリエンタレ・ベイスンから
いくつかの高地(テラ)と海(マーレ)を越え
ようやくこの海にたどり着く
小さな銀色の船を岸に寄せるけど
この岩だらけの灰色の海には水が一滴もない
すぐそばにアルタ ....
ホトトギス
片羽残した
肘から
落とした
それを
みていた
はじめ
うそのようにあかく
おわり
くろのようにあかく
ほうけて
ゆーひ
きゃらら
アミダクジ
選ばれちゃった貴方にね
地球バクハのスイッチを
無期限・無利息
見返りいらずで貸してあげよう
即座にスイッチ入れるも良
完全保存するのも良
売り払ってしまうも良
貴 ....
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