空へと続く道の
純粋な絵かき歌は
世間の下でもがく
僕ら何もかも分かったふりをして
分からないふりをする様に
成ってしまった
あの日の声は輝いていたのかと
つまらない顔をして
冗談のよ ....
人見知りなもぐらの迷宮と

誰かのてのひら


根暗な抒情とねずみ根性

僕の取り柄


風の切れ間に

そんなことを思って


貴女が笑えばいいと

願いを込めて
美しく優しい後ろ姿に心を奪われ
ライムの香りに心身ともに癒される
そこは、穏やかな気持ちが溢れる空間

リズムにのせた詩が空間に響く
美しさに包まれるこの瞬間は
心が穏やかになり、幸せを感 ....
人生をくしゃくしゃっと丸めて
その辺に置いておこう
それでも僕は大通りを歩いている
路地の角を曲がっている
もうあっちいったりこっちいったりはしない
今此処を極める
と拳を握るのも疲れる
 ....
浴室の薄暗がりに浮かぶ男の影
胸に迫るマシンガンの音に 
神経が逝ってしまいそうだ

都会の共同体に蔓延る深い暗闇
心の荒野をさまよう 
男の狂気に似た影

人間が埋も ....
お稲荷さん
お稲荷さん
じゅわっと 美味しい
お稲荷さんですよ

ひとつ
ふたつ

お稲荷さん
お稲荷さん
子供のころはよく食べたもんですよ

みっつ
よっつ

お稲荷さ ....
空に溶けゆく
この想い、
不可視な繋がり
確かに生動し

不思議な
思考という他者
与えられ

文字、言葉 限り無く異邦のもの

紡がれ織られゆく
この想い、
不可視の湧出
 ....
 雨音でかき消されるほど火の粉は爆ぜ 身は凍えたままだったが、心は解けていくのだと知る。今更に 四方の壁は渇いた声で嘲笑う、自由を得たのだが根が這えたよう躰が重い。
「それでここにきた、」
 汚泥 ....
 登場人物たちに
 声援をおくる
 勝って欲しい 成就して欲しい
 今度こそ報われる 諦めることなく

 選手や 片恋
 老いたぬいぐるみ
 鼻に生じる脳みそ
 夢として描かれた
  ....
{ルビ時間=とき}が滑りおち
仄かに凍りそうだったあの頃があらわれる

何かが永遠だったあの頃だけが
今も 時々 溶けては流れ

どこまでもあっという間に 過ぎてゆく

その時々だけが ....
五月の風景を眺める 
僕らは虚空に散らばった
葉書たちに思いを馳せる
孤独に怯え、胸を締め付け 
心臓は早鐘を打ち鳴らす

命の繋がりに歓びを感じながらも 
いつか来る別れに慄く
揺ら ....
○「寺の総会」
責任役員は
近所のオジサンである
久しぶりに顔を見たら
あの世から出てこられたような様子だった

○「携帯三マナー」
人前で話さない
食べながら話さない
小便しながら ....
わたしが消えた場所
わたしが立ち止まってる場所

家族の様子を
窓の外から見てる

生きてたことを
無かったことに

初期装備でまた
砂舞う荒野に

発熱する前の寒気
人 ....
横断歩道の上の白線は
決して真っ白であったためしがありません。
必ず、幾多の轍が、靴の踏み跡が刻印されています。
もしも、真っ白な白線がひかれていたなら
ぼくは、その上を這って渡りましょ ....
僕の話をしようか
僕の話は、たとえば
レッド、グリーン、イエロー
いろんな色の林檎から一つだけ
きみの心臓を選んでくる
そんな話さ


カタチはいびつに置いていかれるから
僕 ....
卵がない
と言うのとまったく同じ重たさで
愛してない
と言う
君は
軽やかに靴を脱いで
眠りはじめる
鳥たちは
詩の滅亡、と言う
巣の作りかたを忘れてしまって
帰る場所がないの ....
ガレージのシトロエンに火を入れる
ダウンタウンの高層が切れて
海の気配がする
カーラジオから溢れる愛と宣伝。その反転
銀河のハッピーセットを買って
rocketshipに乗ろう
あの胃 ....
スギナ

麗し

初めて
お会いした時と
同じ
仏頂面で
同じ
淡々とした
口調で
同じ
音階で

持ち込んだ書類に
加筆し
持ち込んだ書類を
突き返し
持ち込んだ書類を
後ろのボックスに ....
だらしなくおならする
なんでだろ
ふしぎだな
ぷぅぷすっぶりって
よるがふけるほど
ぷうぶすっぶりっと

アーリマンとルシファー
間でバランス取る私は、
大地に根付きながら
宇宙に ....
君に出会う前の僕は
腕を組んだまま
解けない闇を抱えていた 

今の場所から進めない時
君は上から光を当てずに
僕の心を工事してくれた

傷を見ても
深さを知ってる人の声は
僕より ....
飛び立っていく音響の群れ
ぶちまけられ飛散する色彩たち
対象欠いて踊る躍る、
貫通する直線に引き裂かれながら
深まり自立していく思考

虹の双曲線の巨大な異様
わたしの眼は何処に行った? ....
  

  夏

生きたいと
ただひたむきに汗流し
熱風切り裂き走り切ったぜ

  冬

死にたいと
なんど希ったことだろう
心凍らす無力な純粋

  秋

疾 ....
 

あたし
くるっちまいそうなくらい
ホンキのこがねいろの恋を
してしまっている
みたいなんだよなぁ

わかりやすい夢を
ひとつふたつ蹴散らしても
やすらかな陽気な日常を
 ....
つめたい
匂い、縁取りは
複数のかけら
こぼして
きらきらと、して
積もったことを
そんなにも、きれいな
両手で
拾うように
きみは、


言葉は、薄く
ひかっただろう
け ....
世の中でMMORPGなるゲームジャンルがある 

自由に振る舞い、マナー要求はあれど概ね過ごしやすい広大な世界

そこで、大勢の勇者が、文字通り何千何万回と世界を救う

一つの世界にいるよ ....
鏡を見ると寝ぐせがひどいので鏡を見ないことにして表へ出て注目を浴びたあの頃が懐かしい。
すっかりそれが当たり前の景観になってしまって巷はそんな私で溢れかえってしまった。未来に私はいる。
ぎりぎりま ....
 露出した涅色の空に、金平糖にもなれず流される星屑だろうか、今年も拾い集めては又恙なく過ぎていった。
 これは芽を摘むもの、握り潰すこと、さんざん同じことを忠告する御神籤のご利益でできる。鶸色の喘ぎ ....
ひだまりの中に佇んで
樹々の芽吹きのささめきに
聞き入るように目を閉じた
少女の髪をゆらす風
めぐりめぐって誰の頬
ことば尽くしてこころを失くし
破いたノートの切れはしの
ひらりひとひら ....
すましてる
あの子を指で
弾きたい
恥を知らない
はい
ごもっとも
共働きじゃない
ふたりとも
病気なの
いわゆる
見えない病に
おかされて

それでも
神様に愛されて ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
あの日の絵かき歌林 理仁4*23/4/24 20:12
めもうし223/4/24 19:50
小さな幸せ[group]花形新次0*23/4/24 18:44
季節の変わり目に空丸7+23/4/24 18:38
失われた存在[group]花形新次1*23/4/24 18:33
お稲荷さん日朗歩野3*23/4/24 18:10
思考という他者ひだかたけし6*23/4/24 17:39
いしのなかにいるあらい123/4/24 17:34
声援soft_m...223/4/24 12:29
眼の前にある時の彼方へハァモニィベ...1*23/4/24 8:35
五月の風景[group]花形新次123/4/24 7:26
独り言4.24zenyam...1*23/4/24 6:41
神のいたずらmizuno...423/4/24 1:07
白線。田中宏輔13*23/4/24 0:05
拝啓カフカねことら223/4/23 21:53
卵たちはるな623/4/23 21:19
死から始まるmizuno...223/4/23 20:54
令和5年4月23日(日)みじんこ2*23/4/23 20:51
カウンターにて北村 守通223/4/23 20:20
どうですか?ひだかたけし4*23/4/23 20:07
butterflyミナト 螢123/4/23 18:57
ノンセンス3ひだかたけし7*23/4/23 18:52
奇矯の生秋葉竹023/4/23 18:37
いっしょにいようよ123/4/23 18:33
カフカねことら223/4/23 18:09
世界救済と鰯短角牛4*23/4/23 14:48
見送る夏白書易1*23/4/23 13:58
畷の石(ナワテのイシ)あらい023/4/23 12:44
胡蝶──少女遠景ただのみきや1*23/4/23 12:42
見えない病ルルカ3*23/4/23 9:44

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