グレタ・ガルボの鼻毛がそよぐ
そよそよ、そよそよそよぐぞよ
あれよ巨大な黒チューリップ
畑の真中にそびえ立ち
日晒しの花弁は遥か紫色よ
おお春はゴッホの描く日輪の
わだちの中にらりるれろ
 ....
もう分からないよ
自分の気持ちが・・・
このまま好きでいったて
何も変わらない

無駄なのかな?
こんなに想ってるんだよ?

何で・・・

どうして伝わらないの?

 ....
きみとの距離を
1ミリでも近づけたくて
挨拶しているというのに
きみも同じように
何か言葉をかけてきて
互いの声が
次第に大きく張り上げられ
結局
何一つお互いのことが
伝わ ....
心をいためたり
落胆したり
この時に 生まれてきてしまったのなら
理由があるとしても
違った世を生きることができたら
やってくる未来へ
生まれ変わる

億年の先にする
林檎の香り ....
ひらゆらと青いてふが飛んでいる

重なるように紫のてふも飛んでいる

白いのも黄色いのも黒いのも飛んでいる

昏い夜空に交わらないように

自分たちの屈折率を守っている

腐心 乱 ....
地球の最後に立ち会えず消える
人類の最後の一人になれずに消える

誰かの最愛の人になれずに消える
夢の中で眠るように消える
誰にも気付かれずにそっと消える

物語の最終回答の答えとして消 ....
頑ななツボミがむくむくと
押し出されるように
膨らんでいく季節がきたね
世界の色は失われてしまったのではなく
冬の間、人の心の中に眠っていただけなんだ
恋しさがあふれだして
春が来るの
その日、誰かの足の裏を見つけた
それは画家の自画像のように剥き出しで
裸足であることがこんなにも美しいという衝動
初めて僕の中に生まれたのかもしれない
それは、離れない

空気が重なった力 ....
おれ猫好き

猫無表情

猫したり顔
猫困り顔
猫泣き顔
猫笑い顔
猫怒り顔
猫脅し顔
猫そのまんま

咬む猫
吠える猫
眠る猫

そっぽ向く猫
ふとる猫
何かした ....
                 100305

食卓から
塩が消えて
船縁が遠くなり
気勢が上がらない
塩分が否定されたのだ

全自動デジタル炊飯器の
お世話になってから
竈の火 ....
ももの花 すいせんの花 ビオラ、すみれ
春が咲いて、歩いてる
じぶんのちからで
背がひくいから、ぼうしだけ見えたよ
花の散歩 よいしょ、よいしょ あるけ、あるけ
あなたのいのちをつくろって

夜は甘くなる

春はどことなく淫靡な光で

強烈に追いこされるけど

それでも

ほのあかい光で

ゆるやかにみえる身体を知って

はじめて味 ....
ウワの空はキケンだ。
何かと見落としがちだし話も聞かずに出来ない約束してしまうし、
気がつくと目の前の人が怒っていたりしてさ。

冬の空もキケンだ。
何かとうつろいがちだし風の音で勝手な夢を ....
 『 キミはモワっとしてる 』


 キミはモワっとしてる
 モワっとしてるよ 素敵さん
 だから
 さりげなぁ―くて
 あたまよぉ―くて っもっ
 ホント ....
今日、私はとうとう
生まれてきてしまいました
体を守るための
覆面やボディスーツもなく
己の身一つで
生まれてきてしまいました


日一日過ぎるごとに
私の体に小さな傷が
   ....
沖ノ島二百海里沖での戦闘は熾烈を極めた
連合側が新たに派兵した三人のくじら星人は
わが軍の誇る無敵母船
第七日新丸の砲弾を受けてさえ
倒れることを知らず
さらにはわれらの冷凍工船五隻と
運 ....
どれくらい進めばいいの?

この暗いトンネルの中

何すればいいの?

懐かしい故郷を背に

無くし物捜してる間に

いたずらに時が流れる中で

言えない思い抱えて

癒え ....
 
君が…
明日にきらめく何かを
持っているとしたら…

一度きりの人生だから〜

それを輝かせることは…

君が選ぶべき大きな道
のひとつであることに
間違いはないだろう

 ....
{引用=
目をそらした
愛の数は数え切れない

唇はいつも
濡れてふるえていた

恐ろしいもの
巨大なもののざらつきを

指先は認識していた

冷たい水の中に
氷を入れて
 ....
緑色のハーブと
青いミントと
白いハッカ、

もしも喧嘩をしていたら、まとめて全部食べてしまえばいい

森林の葉のざわめき、
溶解する葉の表皮
舌の芯を刺す葉緑体の化学変化

海 ....
星屑に夢を抱いた
光り輝くその存在は
とても美しいものに
見えたから


雲に夢を抱いた
自由自在なその存在は
とても優雅なものに
見えたから


星屑と雲と夢

 ....
確かに腹減ったのでギターのチューニングそのままに掻き鳴らした



ネオン管と真空管のコラボレーション
それで粗探しは終わったと
きみは言いました
何にも聴こえない振りして
ODだった ....
自分の読んでるものが
自分の書いてるものが

たまらなく
たまらなく 卑小に見える

あたしって
なんて アタマ悪いんだろう

19から成長してないよ!

と思ったら
だれかが ....
何もない祭日に
父に寄り添い散歩へ出かけた
ベンチは暖かい風が腕へとぶつかる
公園の中には木の枝ばかりが散らばっている

アイスクリームを買ってもらうと
芝のへりに腰掛け
忘れていた人た ....
僕の知らない生活を
夜の窓辺でぼんやりと考える
親指を噛みしめた 飛行することが
叶えば 目的地なのだがと

老人が考えているような部屋で
世界に暮らす人々の心に 憂鬱としての
憂鬱を頭 ....
国道には干物屋のオレンジ色をした屋根がよく見え、切り立った崖に松たちが何個もへばりついていた
引き潮には何匹かのサバが飛び交っているのだろうか

ライズと呼んでいるのだよ、と父が語っているので、 ....
明け方
白い目で
青空の夢を見ている

夕日が沈む頃は
終わりの見えない草むらに
黄色いブロックを置いて
隙間なく並べていく
毎日ひとつずつ
繰り返しては
あっちの砂漠で焼かれない ....
見た目ほどに不安定ではありません

夜には隠れてしまいます

黒い髪が短くなります

切り紙をして遊びます、手紙、文面、浮かびません


外、ここ、心

人を遠くに感じます

 ....
 
 
正確な数値はわからないけれど
たぶん5%くらいになったあなたの体が
目の前に横たわっている

よほど熱かったのか
素手で触れることはできなくて
箸で摘まんでいる

かつてあ ....
 
 
ささやきが切符になる
私は列車に乗ることを許される
植物の蔓などでできた
自動の改札を抜ける
切符に自分が記録される
ホームへと続く階段を上る
一度も下ったことなどないのに
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
原節子な (春ですわおねえさま)salco110/3/5 20:43
本当の気持ち?みぃ010/3/5 19:40
Message From寒雪010/3/5 18:56
Another world月乃助7*10/3/5 18:29
僕の世界は、はかなくもくずれたwithin3*10/3/5 17:46
消える佐藤伊織210/3/5 15:54
はるのきもち七尾きよし010/3/5 15:27
重なった力の上を連続してゆく瑠王6*10/3/5 13:15
うちの猫[group]……とある蛙7*10/3/5 12:53
5%のダイエットあおば3*10/3/5 12:52
花の散歩唐草フウ7*10/3/5 11:36
抱擁ゆめみーる ...210/3/5 11:32
ハカレナイBOOKEN...5*10/3/5 11:08
キミはモワっとしてるヨルノテガム110/3/5 9:34
生誕寒雪010/3/5 8:44
くじら星人の逆襲メチターチェ...4*10/3/5 8:29
ノスタルジア☆くるみ☆210/3/5 8:16
巣立ち籠球太郎010/3/5 7:46
我らが日々を荒涼とするのか、老兵よ!真島正人5*10/3/5 3:38
ハミハ木屋 亞万0*10/3/5 2:28
残骸三奈510/3/5 1:55
『コトの顛末』Leaf0*10/3/5 1:49
成長したい森の猫6*10/3/5 1:23
3月番田 110/3/5 1:20
物思い010/3/5 1:19
ライズ010/3/5 1:18
うっとりする佐藤真夏6*10/3/5 1:10
ここの日猫のひたい撫...410/3/5 0:51
5%のダイエット小川 葉4*10/3/5 0:28
ほころびたもつ610/3/4 23:55

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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