あてのない新婚生活と花嫁がにぎりしめたこぶし

祝宴に集う躁うつ病患者たち (あぁぁ、花婿がっ)

酔っ払いの戯言は 亡者の群れに滴り落ちていく生酒(なまざけ)

長い春が凍って震え ....
知らない遊びを怖がって
炭酸飲料で約3%に希釈した恍惚を飲み干す

最初から分かりきっていたこと、花より団子

お利口さんな日々を過ごしてきたものだから
東淀川がどうしても大きく見えすぎて ....
自動改札機なんてまだ無い頃
駅員さんに
切符に切り込みを入れてもらう
そのタイミングを計るのに
ドキドキしていた

ちょうどよく駅員さんの前に
立ち止まることができるかどうか
改札に入 ....
 どろどろした嫌なものは、ばっさり切り捨てた。 切られている時の光景は今でも忘れていない。
 ばらばら落ちてゆく黒い塊。 それに比例する開放感。 首筋を風が撫でる気持ち良さは真夏の風鈴みたいだ。
 ....
そうだ忘れてた
押し黙ればよかった
ひとりで爪をかんでた女の子はじっこであたる風はなんでこんなにも冷たいんだばかみたいじゃん
誰にも教えてやるもんか
秘密秘密秘密
誰もそんな秘密なんて知りた ....
あん
もっと私だけ見てください
愛してください
布団の中に潜って見る夢の話し
そうして耽るひとりあそび
あなたがすきです
ゆめにも出たような言葉
ゲームで見た月があまりにも美しくて泣けた ....
抜けるような青空にはそうそう会えない
母の事を考えながらそんな事を合間に思う
父親になって思うのは
母に随分迷惑を掛けたのだと言う事
母は頼みもし無いのに鞄と人生をくれた
しかしその迷惑 ....
エイプリルフール
ふいに飛び込んだ訃報
満開の桜のなか
見送られたあいつ
今頃なにしてんだ?
どんな顔してわらってんだ?

残された僕ら
いつもと変わらず過ぎる日常
少しだけネジ外れ ....
うちの主人、宝くじで3億円当てたのよ。
そしたら、あまりの嬉しさに白眼を剥いて2〜3日ずっと射精しっぱなしなのよ。
わたし、火照っちゃう・・・。

そんな会話を路地裏から聞きながら、力士たちは ....
カップラーメンをご存知ですか

そう あのカップラーメンです

私ならね コンビニに入れば
「いらっしゃい」と微笑む店員に会釈で応え
まず 再沸騰ボタンをピッとやる
そして 店内を順繰り ....
雨上がり

臼雲から俄【にわ】かに射す陽に

春なんだと実感する空気は


優しくもあり

そして 哀しげでもあったりする


雨露が瑞々しく

新緑に滲みこんでゆく

 ....
何度でも思う
これは奇跡だと
春まで生きていて
本当によかったと


{画像=100413110014.jpg}
 立ち去る君にかける言葉も無く、
立ちつくす僕は一匹の蛙だ
やっと啓蟄になったのに
気が付いた時に
桜の蕾はパンパンに膨らんで
僕らの別れを祝うように
枝は軋んでいた。

僕が声をかけ ....
青空も輝く真夏のある日
ヒップホップユニットの野外コンサートに来ていた
アコースティックギターを階段から落としたとか
天然ボケなボーカルのトークに
辺りは笑いで溢れていたはずなのに

北の ....
太陽が東から昇ると
おれはまたしても踏みにじられる
あんたらの言う常識が
おれの体には流れていなかった
繰り返し繰り返し
針のとんだレコードみたいに


前を向け
あんたは言う
 ....
あこがれは。いつまでも。うたをきいている。えがかれた。おわらない。かなしみが。きえていく。くるしみのなかで。けとばした。こえ。さよならは。しずかに。すべる。せなかと。そら。ただただ。ちかくに。つきの。 .... きのうはだかを撫でてくれていた
そのちいさな手のひらに
射精してしまってもいいですか
あなたがいないだけで
ぼくは罰を幻視してしまうのです

ゆくさきを見失った熱が
ぼくの真ん中で氷をつ ....
なぞはすべて解ける
だが振り出しに戻っているのが気に食わない
俺は宇宙が気に食わない
人間と宇宙の関係のあり方が気に食わない
宇宙ったって
何なんだ?
星が動いてるだけだろ
ほとんどは空 ....
 
 
恋をしたのだと
人に告げると
恋はなぜか
はかなく散る

だから僕は
無人駅で
一人列車を降りた

切符は思い出に
コートのポケットに
恋の日付が
記されたまま
 ....
いくつもの音階なのだ
テーブルの上にある 声は
落とされていくその言葉として聞かされた
その言葉として そこで 転がった

言葉の響きを聞いた
テーブルの上にいた 僕は
今はもうすでにな ....
臭い物には蓋をしろと人は言うけど、此処数年 自ら閉ざす奴もいる
そんな時代にネットの世界で生まれた会員制の集団・ソーシャルネットワークサイト
皆でやれば怖くない
そう、仰る通りネットは臭いと
 ....
うそになる
うそにならないように
きもちをつたえると
うそになる
ほしいものは
ほしいとつたえないと
うそになる
うそにならないと
みんなどっかへ
どっかへいってしまう
うそになら ....
夜遅く 家に帰る
澄んだ夜空 揺れる花々
風を切って 月に話しかける
猫が鳴いてる部屋に着く

鍵を開ける カチャリと響いた
隣の部屋にも 上下の住人にも
わかるくらいに静かに響 ....
ツヤのある赤が号令をかけて
巨大なビル群が尻尾を巻く


有り合わせの楽隊が
クラブミュージックを始めたら
ナイトライダー夢での君さ
世界がイカスミをかきこむや否や


焼け跡がつ ....
魚 魚 死んだ魚
ホルマリンに沈む倦怠

忘れられたあの日の理科室

君、のことが好きだったのかどうか
今となっては分からないけれど
クラスの人気者だった君がどうして

私を好きにな ....
ぼくは 忘れることが出来ない
腰に染み付いた ヂーゼルエンジンの鼓動
ラジアルタイヤの ノイズ
ぼくは 忘れることはないだろう

無闇とワッパを握っては
只管テールランプを追い
朝日 ....
もうじぶんから発するほど電磁波を浴びていた
年度末の翌月はいつもこんなだ
正社員のひとたちはみんな帰ってしまった
あたしはあたしをぼくと呼びたくなった
ぼくのことをぼくたちと呼びたくなった
 ....
頭の周りの何処かで 蒸気機関のクランクが回り出して
ぼくの記憶を巻き上げる
だから
虫が泣いていると感じるのかい? 
眉間の奥の小さな場所で読取った 過去の懐かしさに? こじつけて?
 ....
夜の骨格
白く品性を保った
孤独

孤立とは
アイソレイションとは
ただ向かい合うために
悲しみが訪れるのであれば
僕も君も壊れた宇宙の
円盤で
いつまでも
ロンドを踊っている
 ....
個体であることが煩わしいなら
生皮を剥いでなにもかも垂れ流せばいい
おれはおまえの内にあるものと話をしてる
おまえがどんな生のリズムに翻弄されていようとも


ひとつの ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
風が吹いて桜が散るリーフレイン010/4/13 18:35
いらないララバイ[group]中原 那由多510/4/13 17:12
春の切符小原あき6*10/4/13 15:18
かみきった志賀羽音110/4/13 15:01
あいして、いるki110/4/13 15:01
パソコンの前から、110/4/13 14:43
空の青くプル式3*10/4/13 14:41
灰と桜水中原動機210/4/13 14:27
感情の処理落ちぽこぽこへッ...010/4/13 14:02
カップラーメンアマメ庵310/4/13 12:37
Awaking spring ----- 目醒める小春日和  ...tomoya...010/4/13 12:27
花の季節うめバア310/4/13 10:53
別れの蛙……とある蛙13*10/4/13 10:52
MISSILE-1007141486 1...1*10/4/13 7:19
Feel寒雪110/4/13 6:58
むをん。sh3*10/4/13 5:46
吉岡ペペロ7*10/4/13 3:25
タペストリー馬野ミキ1210/4/13 3:13
春の切符小川 葉3*10/4/13 2:23
ひとりの海の夜に番田 310/4/13 1:34
命の電話とソーシャルネットワークサイトTASKE210/4/13 1:23
うそになる吉岡ペペロ9+10/4/13 1:03
デリケートな惑星510/4/13 0:46
パプリカネハン・フラ...210/4/13 0:40
忘れられたあの日の理科室朽木 裕110/4/13 0:29
元トラックドライバーの苦悩アマメ庵010/4/13 0:03
ダイブ吉岡ペペロ610/4/12 23:34
ロコネガティヴィジョン / ****'99小野 一縷5*10/4/12 23:22
   痛みが訪れるのはそれから瀬崎 虎彦410/4/12 22:58
ペインキラーホロウ・シカ...1*10/4/12 22:52

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