なんだか無性に
文字が書きたくなってしまった
こんな夜更けだけれど
こんなに寒いのだけれど
もう結構晩いじかんなのだけれど
それでもしょうがないじゃないか
だって文字が書きたくなってしまっ ....
揺れる三角
貫入する線

ねりあげくずれ
のびゆくむげん
色のひびきに
うらがえり

懐かし
すきとおる
揺れる三角
陥入する線

私は知らない
未知の意味

増殖する ....
細い角があった
磨かれたひろい螺旋
立つ者の額にも尖る

薄い翼があった
連続する空間への
感情の無理解を愧じる

持ちあがった身が
鳥の群れとなり羽ばたく
指をおった乾いた窓が
 ....
僕等はまた
出会えるかな

遠ざけた日を
何度も悔やんで
君のことを
悪者にしていた

許されなくても
きっと誰よりも
信じてしまう

罪の重さで
君の物語は
読めなくなっ ....
30歳に見えないっ(キャッ

ほぅ、じゃ何歳に見えたんだい
40に見えたか、老け顔か

更年期、かくのごとし


性獣や49歳妻子持ち、24歳女と不倫

意外とめちゃくちゃにできて ....
漆黒に青銅の響き、在り
ぽっかり開いた穴、広がり

忘却される在ることの去来
ワダチ確かに途上に刻まれ
不断に崩れ落ちる祈念の海

私たち、常に途上の人
叩き漂いエンジン吹かし
憑依 ....
言葉って難しい
使う状況やその人の立場で
同じ言葉でも意味は変わってくる

誰も自分も傷つかず
重さや軽さもなく
優しさや恐れもなく
責任や後悔もなく
過去や未来もないような
そんな ....
愛は信なり
どこまでも信じることなり
たとえ裏切られても裏切られても
信じることなり
美しきがゆえに
善きがゆえに
ではなく
醜くても
悪くても
信じることなり
また
愛は無償な ....
冬の太陽は 孤独だ
冷え澄み渡る蒼天に
ただ一点、燃え盛る

雪 降り積もる北の国から
届いた手紙
毛筆で書かれた文字は黒々、
その実在感に
しばし目を見張り 私は
ゆっくり立ち上が ....
 空がおわる

 その日きみと鳥になり
 おわった空をわたる

 海がおわる

 その日きみと貝になり
 おわった海をすう

 嘘がないことば
 或いは
 研ぎすまされた嘘か
 ....
流れる 大白雲
ゆっくりのっそり
奇異なこと
動きそのもの
意志を観る

消えてしまう
流れ白雲、忽然と
ひっそりひろがる
青空に 地球廻る
音すら 聴こえ

空、あかね
日 ....
いのると
いきるは
似ている

とどくとか
とどかないとか
そういうことで
なく

しあわせでも
ふしあわせでも
ないものが

心にあたる
ことがある
百名山の開聞岳に登った
行く途中池田湖畔の菜の花畑で
開聞岳をバックに写真を撮った
何枚も何枚も撮った
福岡から来ていた親子四人づれの写真も
頼まれてシャッターを押した
この親子とは
開 ....
戦士エイソスは戸惑っていた。クシュリーが
これほどまでにエインスベルを憎んでいるとは、思わなかったのである。
彼は、初めてその妻に対して疑念を抱いた。
あるいは、彼女こそクールラントの運命を握っ ....
クレールは、ハッジズ・ア・ラ・ガランデの嫡子だった。
ハッジズには五人の子供たちがいたが、
クレールはそのなかでも最も武勇に優れていると言われていた。
しかし、政治力については未知数である。
 ....
○「自分を信じる」
自分を信じることができなければ
他人を信じることもできない

○「若者たちよ」
若者たちよ
もうよそうじゃないか
横並び意識は
簾のような前髪
成人式の振り袖姿
 ....
もういらない
そんな歌も、言葉も、もうほしくない

私は自分を知っているはずなのに
どうして?

ただ
穏やかに眠りたいだけなのに

人差し指にささむけができた
少し当たるだけで痛 ....
エアポンプから、水と空気がないまぜに砕かれ、一粒一粒の静寂に溶けていく音が聞こえる。遠くに暗闇の気配がある。僕の手の届く、このせまい暗闇とはたぶん質量が違うのだろう。持ち重りのする、ゆるい輪郭 .... 冬に一度だけ訪れる夏
ぬいぐるみを窓の外に向ける
雨だったから誰も気付かない
坊主よりも優しく
木魚を食むネコ

水の出ない蛇口
庭の雪の珈琲

あなたは消える蝶々を私にくれた
 ....
神さま、教えてください

人間失格感想文

むげんのみらい
ひとのことしか
かけなくなった

*


ドライブの帰り道
甲子園地方大会に
ブラリと立ち寄り(何処かと何処かと ....
鉄格子の月
糸に吊られた黒い繭
揺れる輪郭

鬼と子どもたちの遊び声

炎の山脈
人間の魂の悲鳴
罪人はあいつらの方だ

黒い繭が頬笑む

人差し指を噛む
血の味
父親 ....
 砂が白い
 音を立てていた

 波の影で
 震える仔犬が
 静かに遠ざかっていた

  あれは 何
  人の 喊声

 おさない指が
 乾いた
 甲羅を叩く
 何もない空  ....
三色ボールペンの
赤は忙しいから
青になりたい
黒は寂しいから
青になりたい

必要とされる日が
少しあれば良い

赤みたいに
強くはないし
黒みたいに
怖くはないし

涙 ....
凍った湖面が反射する太陽のような兆し、隙間だらけの部屋の中で俺は、雪崩のように落ちていく古い数々の感情を見ていた、時間の仕切りというものが皆無で、そこは過去でもあり、現在でも未来でもあった、真理と .... くすぐったいほどに会いたい
あなたはイメージそのもの
手を伸ばせばすり抜ける
あなたは実在していないから
ただ陶酔だけをくれる
眩しく形のない憧れ
五線がある
君はそこに音符を置く

   それは仄昏いどこかからやってきて
   君の感覚を通過するとき
   音符のかたちをとったもの

君は識っている
その音符が
鍵盤と指とを通 ....
私は私という名の人間で
人間という役割を持っている
私がいなくなっても
世界中に人間の代わりは
たくさんいるのに
自分の代わりはどこにもいない
なんだかひとりぼっちみたいだね
代わりのい ....
●捜さないでください●現実は失敗だらけで●芸術も失敗だらけ●ちゃんと生きていく自身がありません●ハー●コリャコリャ●突然●自由なんだよって言われたってねえ●恋人没収!●だども●おらには●現実がいっ .... 基本的に味もない
白い小洒落た演出の味
夜空の星々もくだらん砂糖
甘くもないし暗い
そういう無意味を味わえない
最高にダサい感性
この夜、この時

鮮明、際立ち
あるもの
ひびくもの
それぞれ
そこここに
在る

名指される以前、

それぞれの位置に
落ち着き静まり
それぞれの
在るという
意味なき ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
文字を書きたい坂本瞳子1*23/1/12 22:46
むのことばひだかたけし423/1/12 19:52
ある画soft_m...323/1/12 19:49
いつかミナト 螢023/1/12 17:20
不惑から遠くりゅうさん3*23/1/12 6:55
途上の人ひだかたけし323/1/11 20:06
無重の言葉リィ023/1/11 12:31
愛の復興zenyam...0*23/1/11 6:51
燃える、燃えるひだかたけし4*23/1/10 20:46
檻人soft_m...423/1/10 20:35
五行歌、推移ひだかたけし423/1/10 18:32
心あたりやまうちあつ...2*23/1/10 17:51
鰻温泉zenyam...0*23/1/10 14:46
いくつもの運命(六)[group]大町綾音2*23/1/10 13:22
いくつもの運命(五)[group]1*23/1/10 13:21
独り言1.10zenyam...0*23/1/10 6:24
もういらない初代ドリンク...023/1/10 0:20
湖と瓦礫ねことら023/1/9 22:14
ふゆあかりmizuno...723/1/9 21:45
神さま、教えてください足立らどみ2*23/1/9 21:42
infernomizuno...023/1/9 21:20
洲(しま)soft_m...023/1/9 19:22
青になりたいミナト 螢323/1/9 18:54
verificationホロウ・シカ...2*23/1/9 14:33
イメージ木葉 揺7*23/1/9 11:57
楽 譜塔野夏子5*23/1/9 11:22
代わりの人リィ1*23/1/9 5:31
Jumpin' Jack Flash。田中宏輔9*23/1/9 0:05
お洒落なカップケーキの上の夜空えこ023/1/8 23:52
夜想8ひだかたけし423/1/8 21:21

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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