野良猫がなにかを待っている駐車場
壊れた街灯がまばたきしている路地
さびしげな風が吹いて扉が閉まる
いつもこんなふうに僕は
君の影を追ってばかりいるわけじゃない
冷たい窓ガラスに当てた指先
 ....
まよいあぐねてたどりついたは
もりよりふかくかくれた麓
かわやきやはたけがありのままにほうちされ
わきみちにあるふるいじぞうがぶきみにほほえんでいる麓
そこの麓びとらはみないんきにこちらをみや ....
雨になりそう

バスがぐるぐるまわって
ETCレーンを抜ける
分離帯の植え込みが
千切れ飛んで
そしたら一本目の川を超える

珈琲色の田が広がる中洲
土手に目を向けると
赤いジャー ....
今日もネットで

あなたとこんにちわ

お元気ですか?

今日もおしゃべりしましょう


他愛もないお話を

液晶画面越しに広がる世界で

楽しいですね

うん 楽しいで ....
埃まみれになって汚くなった薔薇に

陽の光がきらきらあたってきれいだね

スーパーでオレンジを買う。みずみずしいオレンジを手でほぐして、きれいにわって

あかるい、オレンジの

スロー ....
汚い言葉のほうが好きだな

人間くさくて

君らしくて

きれいごとは苦手だな。でも好きだな

だってきれいな部屋は好きでしょう、
きれいな彼女はすきでしょう、
夜見える星に心をと ....
なんでこんなに寂しいんだろうね

透明でちいちゃい瓶の中にたくさん海を詰め込んで

息ができないと困るから少し間をあけておいて

でも海につかっていたいんです

透明がすきでした

 ....
うんざりするような
晴れた日
僕は
君が
首を吊って
死んでいくのを
見たよ

目が飛び出て
口から
舌がだらしなく
たれさがり
小便と糞の臭いが
僕の鼻腔を
不快 ....
虻が一匹
蛍光灯に
絡みつく
飛び回る
明滅する光に
狂乱しているのか
落ち着くことなく
重くなったり
軽くなったり
僕の周りの重力は
気まぐれに変わる

差し伸べられた眠りに ....
半分だけ
年がながれて

君の顔の特徴も薄れて

もう夢にも
見なくなった君の事


好きです


伝えるだけなのに

怖くて、怖くて
いつも無口なフリをして
 ....
嘴(クチバシ)の殻が割れ 稲妻とも都心の電車網ともつかぬ
亀裂が走る いや、ネット網、電線、ケーブル、
光ファイバーの中を羽ばたく一羽の分身、bird、そんな
スペル、レ ....
弱々しい光が まどろみに咲く
鈍く 浅い眠り
左右に滲む 時計の針音
指輪の中に 溶ける指
白い時間に
記憶が 目覚めの中に ほどける時
物憂い 発光は ぬるい痛みを帯びて


 ....
終わるくらいなら

あのこであった、あったあのこじゃない

あなたを貸して

あなたが作ったんだ、揺れてる私

風がくるよ、音が漏れるよ、窓を全部閉めて

私の妹はどこだ

こ ....
すきじゃないのに
すきなふりしてたから
かなしかったよ

すきなのに
きらいなふりするより
ずっと
あなたが笑っててくれればそれで良い


あなたが生きててくれればそれで良い








あなたの笑顔で存在で僕は生きていけるんだ
戦闘機が買えるくらいの端た金なら要らない
地球を買い戻せるくらいのお金なら欲しいけれど
貰っても使えないさ
ドブに捨てる事なら出来るけど
そうだろう?

友達も恋人も入れないような
そん ....
お前の歌が聞こえない
まぎれも無く俺の青春だったのに
お前の夢も見ない
思い出も聞こえない
俺の青春だった
お前が

ポートアーサーで生まれた
あの女の歌は聞こえる
岡山で生まれた
 ....
風が
五月を終わらせる風が
不規律なステップを踏み
わたしは
ほどけないからだで臥せったわたしは
頬をゆかに押しつけ
網戸越しに流れ込む黄や薄青や緑を
血の通わない指で
ゆう ....
しどろもどろの口説き文句
口先ばかりの酔いどれ男
募る想いに夢を紡いで
そんなアンタは大嫌い

あん時悲しくてどうにもならず
泣いてすがって弱音を吐いた
そん時アンタが歌ってくれた
ト ....
ねえ
どうして記念日が必要なの?
どうして特別な日が必要なの?
まるで
それが法律であるかのように
型にはまって恋をする人達
そんなの関係ないよ
とに ....
そいつはこの上なく獰猛で
このうえなく強い顎の中に
鉄をも貫きそうな頑丈な牙を備えている
だけど死体だ、死体だ、死体だ


建築計画が頓挫した
コンクリが剥き出 ....
人は少しずつ変わる

まずぼくに
最初の紅茶がやってくる
砂糖の少ない紅茶が
ぼくはしばらく
砂糖の少ない紅茶をすする

それからゆっくりと
考える
だれがどんなふうに
変わった ....
大好きだよ

君のことがね

こんな私のもとへ来てくれた君のことがね

本当に心から大好きだよ



君がね

私のお腹に宿ったと知ったあのときに

お母さんはなんて素晴ら ....
彼女はいつも小さなベランダから
校舎裏の駐車場で
憂鬱に潰されてかかっている俺を見つけては
静かに螺旋階段を下り
情熱も慰めも含まれていないキスをくれた
唇が触れた跡には淡い火傷のような感触 ....
こわい夢をみました
こわい夢はこわいものになって
私を覆っていきました

なぜこわかったのか
それは私にはかなわないものだったのです
私がなにをしても なにを言っても
言葉が通じなかった ....
わたしは秘密基地を持っている
いくつもの基地の中でそこだけが唯一、「秘密」

見つけてほしい訳じゃないけど
敢えて囲わない
つまりはそういうことさ
あなたの世界を傷つけてしまいました
あなたのほんの少しの優しさにしがみつこうと
手を伸ばし
あなたの世界を傷つけてしまいました
あなたの隣にある優先座席に
ひょっとしたらわたしを置けるのでは ....
疲れた身体を脱いで
立ち上がれたら
なんて楽だろうと思う

始まったばかりの朝は
あっという間に夜になる

何をしたのか数えていると
堕ちて行くように目が閉じる

明るい朝が来ます ....
バスの中で後ろに座った関西弁の男を
持っていた画材の入った袋で何度も殴る夢を見た
小さな声で歌っていた鼻歌が五月蝿いと言うから
黒い画材の入った袋で殴ったり喉元を突いたりした
俺は滅多にバスに ....
自らの居場所を知りたいのなら

ただ詩(うた)を歌え

一つの視点に立ち

高らかに歌え

恐れも

喜びも

嘆きですら

恥じる事なく

ひたすらに ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
君がここにいてほしい薬指410/3/23 17:53
ミネ2*10/3/23 17:27
隣の子供はDSしべ110/3/23 16:56
宙ぶらりんの世界くろきた610/3/23 16:47
枯れた花に水をやる彼女ki210/3/23 12:39
君がこぼした言葉の数の、110/3/23 12:33
とうめい210/3/23 12:27
Happy?寒雪110/3/23 8:01
深い夜2within4*10/3/23 5:55
三月の風とわたし。ユダ010/3/23 5:39
高熱でうなされた鳥が見る夢ヨルノテガム010/3/23 5:34
夥しい静寂の / ****'02小野 一縷3*10/3/23 4:33
君が歌えばいい猫のひたい撫...510/3/23 3:28
かなしいはるな310/3/23 2:25
存在。ほのか2*10/3/23 2:18
剥き出しの100万ボルトに憧れて虹村 凌210/3/23 0:18
東京午前12時310/3/23 0:12
終わりの風石黒あきこ210/3/22 23:15
さよならマチルダ[group]板谷みきょう0*10/3/22 23:09
きみのこと好きなんだ寒雪410/3/22 22:34
冷たい血が俺を生かしているホロウ・シカ...2*10/3/22 22:29
人は少しずつ変わる(中山さん)オイタル2*10/3/22 22:10
ありがとう桜 歩美310/3/22 21:49
十六歳薬指410/3/22 21:42
こわい夢朧月410/3/22 21:40
なるしすとのかくれんぼゆず5*10/3/22 21:16
記念碑悠詩110/3/22 21:16
できることなら未完6*10/3/22 20:55
バスの中で男を殴る夢を見た虹村 凌410/3/22 20:48
忘れたもの蒲生万寿1*10/3/22 20:36

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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