僕の何も語らず青ざめる、
金粉をこぼれる街の海のおっさんに、
見える女の居場所を通り馬糞を数える、
僕一人の立つ、
コインを希望する婦人の側に艶やかなる、
公園に出向く散歩道を娘は走る、
 ....
一体なにを間違えてここへやってきたのか

繰り返される過去のお話

こころを開けばよかったの?

あんなに居心地が悪かった甘ったるい結婚は私を幸せにしてくれた?

「生きていくかど ....
花園に対する興味を失ってからもうずいぶんと経つが
今更になって入場を許可された
偶然にも暇をもてあましていたということもあり
成り行きでそこへ向かうこととなった
かつて想像していた光景ほど色鮮 ....
境界。光がゆるやかに拡散し、とびはねて。
舞い散る分離した色、いろ。

/夏の砂だの、猫の毛だの、ゆくえのないか
んじょうだの、とかげの過剰なしっぽだの。
大気はそんなものをすべて包容するの ....
階段は途中で空につながる

これ以上は歩けないかな、と思って
これ以上は歩けないかも、と思った

風がとても心地よい季節のことを
寂しさを微塵も感じないで過ごした
短い時間のことを振り返 ....
動き出した特急が
午後の太陽のように
去り行く僕の影を
ゆっくりと引き伸ばす

まだ知らない場所も
通り過ぎた道のりも
結局ここからは見えないんだ

僕はこの町が
好きで嫌いで
 ....
白いペエジにバラバラと落とそう
もうこんな方法しか思いつけない時間なんだ

空洞はごうごうと風の音しか響かせない
なのにすがりたいほど 指先は震え探す

君の温もりなんて知らない
愛さえ ....
女の腹が真珠(たま)孕み 男の腹に指が這ふ
愛ほしいひと、今宵貴方を離さない
貴方をわたしに誘ひたい
迸る極楽浄土を黄金で編んだ煉獄に
火と蛇で撚つた鎖で繋ぎたい

男の胸に日が昇り 女の ....
おばあちゃんの手は
ごつごつしてるしきたない
でも働きものの手だ
今だって仕事を忘れてない
くるくると
はきはきと

わたしのことを誰か知らない人の名前で呼ぶけれど
働きものの手は
 ....
道が目の前にある
広く平坦な道もあれば
細く曲がりくねった道もある
ある時は交わり
ある時は離れ
それでも道は目の前にある
道には何もない
道は道であり続けている
歩こうが、車だろうが ....
 
 
みあげると
よぞらである

ほしひとつない
わたしのひふの
うちがわである

こどくがつづく
さばくをあるきつづける
わたしである

こえがとどく

あなたのよぞ ....
{引用=

波がひけば
それを追いかけて
靴を濡らさないように
足が冷えないように

事実だけを伝えて
その真ん中にある感情を
単純に「痛い」なんて声高に言わないきみを聡明だと思う
 ....
ぺペロンチーノに自動車を和えて
たくさんの生野菜と一緒に食べる
まったく新しいスタイルのサラダ
パンまたはライスにメイン料理と
コーヒーもしくは紅茶がセットで
通常価格250万円のところを
 ....
お仏壇の製造工程に密着取材
若手職人のケンジさんは30歳
元国土交通省勤務のエリートで
学生時代にはアメフト選手として活躍
現在は同い年の妻と2歳の娘をもつ
笑顔がさわやかな青年ではあるが
 ....
柔らかくアキレス腱を煮る作業
大鍋に水とアキレス腱を入れて
下から炎でがんがん煮たてると
工場にアキレス腱の匂いが広がり
作業に携わる男たちの額には
玉のような汗がきらきら輝いて
見ていて ....
あなた。

私。

死ぬ。

生まれる。

生きる。

生命。

宇宙。

全て。

ひとつ。

AUM。
雨が降るよ
春がくるから
雨が重たく降るよ
肌にむずがゆく、すいつくように

風が吹くよ
春がくるから
風が海から吹いてくるよ
タンポポのわたぼうしをとばし
空に白い雲をころがし
 ....
【内容まとめ】
 2人でするあそび。1人が、動物の毛が抜ける理由を聞く。もう1人がそれに答えて理由をいう。

(例1) A「猫をさわると毛が抜けるのはなぜかな」
    B「毛を抜かずとどめる ....
「何のために産まれて
何のために生きているのか、
わからない。」

母に言われて悲しかった。

「でも、私もおんなじだよ」

そう母に言ったら、
母も悲しいみたいだった。
野良猫がなにかを待っている駐車場
壊れた街灯がまばたきしている路地
さびしげな風が吹いて扉が閉まる
いつもこんなふうに僕は
君の影を追ってばかりいるわけじゃない
冷たい窓ガラスに当てた指先
 ....
まよいあぐねてたどりついたは
もりよりふかくかくれた麓
かわやきやはたけがありのままにほうちされ
わきみちにあるふるいじぞうがぶきみにほほえんでいる麓
そこの麓びとらはみないんきにこちらをみや ....
雨になりそう

バスがぐるぐるまわって
ETCレーンを抜ける
分離帯の植え込みが
千切れ飛んで
そしたら一本目の川を超える

珈琲色の田が広がる中洲
土手に目を向けると
赤いジャー ....
今日もネットで

あなたとこんにちわ

お元気ですか?

今日もおしゃべりしましょう


他愛もないお話を

液晶画面越しに広がる世界で

楽しいですね

うん 楽しいで ....
埃まみれになって汚くなった薔薇に

陽の光がきらきらあたってきれいだね

スーパーでオレンジを買う。みずみずしいオレンジを手でほぐして、きれいにわって

あかるい、オレンジの

スロー ....
汚い言葉のほうが好きだな

人間くさくて

君らしくて

きれいごとは苦手だな。でも好きだな

だってきれいな部屋は好きでしょう、
きれいな彼女はすきでしょう、
夜見える星に心をと ....
なんでこんなに寂しいんだろうね

透明でちいちゃい瓶の中にたくさん海を詰め込んで

息ができないと困るから少し間をあけておいて

でも海につかっていたいんです

透明がすきでした

 ....
うんざりするような
晴れた日
僕は
君が
首を吊って
死んでいくのを
見たよ

目が飛び出て
口から
舌がだらしなく
たれさがり
小便と糞の臭いが
僕の鼻腔を
不快 ....
虻が一匹
蛍光灯に
絡みつく
飛び回る
明滅する光に
狂乱しているのか
落ち着くことなく
重くなったり
軽くなったり
僕の周りの重力は
気まぐれに変わる

差し伸べられた眠りに ....
半分だけ
年がながれて

君の顔の特徴も薄れて

もう夢にも
見なくなった君の事


好きです


伝えるだけなのに

怖くて、怖くて
いつも無口なフリをして
 ....
嘴(クチバシ)の殻が割れ 稲妻とも都心の電車網ともつかぬ
亀裂が走る いや、ネット網、電線、ケーブル、
光ファイバーの中を羽ばたく一羽の分身、bird、そんな
スペル、レ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
貴婦人のハンカチ番田 110/3/24 2:14
誰かおしえて猫のひたい撫...010/3/24 0:26
悪ふざけ中原 那由多5*10/3/24 0:06
ある水辺に石黒あきこ410/3/23 23:53
あなたに 愛を瀬崎 虎彦310/3/23 23:43
遠方人あをがね510/3/23 23:33
僕の花壇朧月310/3/23 23:16
夜ごと零時零弐分の女声獨唱歌 新宿※こすりsalco7*10/3/23 23:06
森未3*10/3/23 22:49
ROAD〜道〜kimkim010/3/23 22:16
春の夜空小川 葉410/3/23 22:07
きこえるあぐり5*10/3/23 21:18
過疎セガール、ご...610/3/23 20:58
ノイズ210/3/23 20:57
炎天110/3/23 20:57
体験蒲生万寿1*10/3/23 20:44
_寅午210/3/23 20:19
猫をさわると毛が抜けるのはなぜかa110/3/23 19:00
貴女とおんなじRinka3*10/3/23 18:42
君がここにいてほしい薬指410/3/23 17:53
ミネ2*10/3/23 17:27
隣の子供はDSしべ110/3/23 16:56
宙ぶらりんの世界くろきた610/3/23 16:47
枯れた花に水をやる彼女ki210/3/23 12:39
君がこぼした言葉の数の、110/3/23 12:33
とうめい210/3/23 12:27
Happy?寒雪110/3/23 8:01
深い夜2within4*10/3/23 5:55
三月の風とわたし。ユダ010/3/23 5:39
高熱でうなされた鳥が見る夢ヨルノテガム010/3/23 5:34

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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