さみしい
言ってはいけない言葉
かもしれない
夜中 想うきもちは

さみしい
想ってはいけないのかもしれない
過去の過ちだから

さみしい
かっこ悪い
正しくない
素直になるな ....
生まれてから
もうずいぶんと歩いてきた
短い人生
もう半分くらい来たのだろうか
そんな僕をあざ笑うきみとの距離
遠くにきみは行ってしまった
僕を囲む人々皆
逃げ水のように消え去ろ ....
馬鹿にされたっていい
アホな奴って卑下されてもいい

俺は 君は まだまだだ
もっと速く もっと速く
走れ

三億光年がどんな距離か分からない
人生は斯くも短きものかなんてどうでも良い ....
 
 
鳥籠で
キリンを飼うことにした

キリンは可愛らしくて
このまま鳥籠より
大きくなってほしくなかった

けれども心は違った
僕がいない時
沈む夕日にアフリカを見ている
 ....
僕はこぼれた。
僕のいることのない何でもない水色が。
風が気づいている何を歩いていく波紋だった。
僕も吹いていると、涙が憂鬱さを少し眺めていたそこにするのだと。
自分が消えるまで何もすることも ....
かたおもい
しててもいいよね
こっそりと
ひっそりと
だれにも
気付かれない所に
咲く
タンポポみたいに
こっそりと
ひっそりと
いつまでも
どこまでも

おじいさんと
お ....
うさぎがぴょんこぴょんこ跳ねて
喜望峰を回り 予想以上に低い
僕の査定額を目にする
ラララ ラベンダーの落日よ

遠くで自転する目に見えぬ惑星の軌道に
僕の心の寂しさをそっと寄り添わせて
 ....
暁に踵
窓に花飾り
ふるえる指に
白豹を捧ぐ

光の消えていく夜のつま先
誰か僕を追いかけてくるものがないか
結び合わされたたそがれどきの独白
襟元にさざめく大胆さ

転ぶように坂 ....
うちのばあちゃんは
ぼけているから早起きで
朝日に 夕日におがむのは
家族の幸せ

息子と孫の名前を
一人 一人つぶやいて
無事に帰れと願います
居間の嫁の名前は呼ばず

雪が降り ....
今日はうまく愛せなかった



だから



明日はうまく愛してね



何年後の結婚の約束なんかより



明日 うんとうまく愛してね
腰をフリフリ赤ちゃんダンスで
説教したがる説教師見習い登場
金払う洗脳されたおサルさんだ

安物チラシのカスまで食べたら
スニーカーの底がすり減り始め
ケツを蹴り上げブーツを折れよ

 ....
青春という実を掲げて

太陽に照らす


まだ青い脈が音をたててその存在を示す


その存在を受け入れるには

何度深呼吸しても
何度覚悟をしても

体が震えたもので
 ....
ねぇ
何であんたたちは
私が嫌いなの?

ねぇ
私はあんたたちに
何かしたの?

昨日まで普通に喋ってたじゃない
担任に対する愚痴とか
今日のドラマのこととか

なのに
 ....
何そうやってさっきから
イヌコロみてぇに聞き分けねぇのさ
これは雨戸のすき間の音で
風は声なぞたてやしねぇよ
聞いてて骨が辛ぇのは
いつでもこっちの勝手さね

まったく大した晩だねぃ
 ....
性欲がないなんてありえない〜って言えるほど 元気モリモリの年でもないので むしろ俺に性欲がまるっきりなかったら どんな人生を送ってきただろうなんて 考えてみたくなる今日この頃ごろ 皆さん如何お過ごしで ....   女たち二人が男に言い立てている−−

女1:その言葉があなたのものである証を示しなさい

女2:言葉はあなたのためにあるのではない

女1:あなたが体験したものはあなたが体験したも ....
いくら考えてみたって、それは
途方もなく大きな壁だし
やっぱり誰かの覗き穴なのだ


漏れてる光は淡くて黄色くて
きっと幸福を形にしたものなんだけど
爪あとに似た影も見えるね
だからき ....
ギロチンは首を確実に胴体と切り離すので
死なないはずはない と
鰯の頭をちぎりながら
言う

山奥の神社の梁に
見知らぬ意匠の装飾が彫られているのを見
収集心でカメラに収め
やめて林を ....
洗濯物がたまった部屋の
どんよりと重たい空気の中で
ぼんやりと外の景色を見ていた

当たらない天気予報ばかり
色んな予定を先送りにしては
何も出来ないまま一日が終わる

降り続く長い雨 ....
黒尽くめ



マドモァゼル




吹かす

Dominican cigar




煙の宙



泳ぐのは



鉛の魚

 ....
グアムワイハ、イタリアなんかくそ食らえだ
ユーラシアアメリカオセアニアアフリカ大陸くそ食らえ
夜の11時半、新宿のロータリーで拾ってもらって
車の中でキオスクのサンドウィッチ缶コで流し込んで
 ....
オマエらの

下らねェ基準を押し付けんじゃねェ

平均化され、飼い慣らされた奴ばかりじゃねェんだ

「あなたは、こうだから幸せ」

「あなたは、こうだから不幸」

そんな ....
靴の中に散らばったいくつかのジグソーピース(履いて出かける)

毛玉のついた毛糸の帽子をすっぽりとかぶる私の頭

発熱する横顔を追いかける冷たいからだ

掃除機で吸い込む埃と誇り(ないと呼 ....
たそがれが連れた波を食み
孤島へ向かった足跡かき消されて
君はそこに取り残されたまま
まだ宝島をひとり占めした気分でいる
大人のくすりは苦いから子どものみつで潤おう
夢を見るのはたやすいねと ....
風船が飛んでいった
遠く
遠くへ
そして
すーっと
空に融けた

機械仕掛けの巨人兵が悲しい顔をする
手は空に差し伸ばされている
僕は
いいんだよって
しょうがないことなんだって ....
バイバイ カザルスホール

最初は静々と
自信のない歌声は
旋律の迷いを消すだけの声で
他人の声は聴こえない
自分の声も聴こえない
歌に詞(ことば)はなく
声に魂はない

次に粛々 ....
書きかけの原稿用紙の上
私の物語はまだ完結をしらない

生まれてから今までの数十年間
1分ごと、1秒ごと
事細かに書き足されていく
初めはまだ色褪せていない真っ白な紙からスタートした
 ....
Englishman in New York が聞こえる
懐かしい香水の匂いが通り過ぎる
地下へもぐる階段で
地下鉄の隣の席で

自分の左手を見つめる
指輪がひとつ
そのほかはヌード
 ....
きみのおかげだよ
ぼくが
何もかも
投げ出してしまわないのは
感謝してるよ
だから
ぼくは
きみに平手打ちをプレゼント
痛いだろ
生きてる証拠さ


寝付いたきみの横顔 ....
欝になり
しばらくして
料理をすることが
困難になった

そして この10数年
簡単な料理以外は
作らなくなった

末の子は
あたしの手料理の味を
知らずに小学校にあがった

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
さみしい朧月110/3/31 8:52
My Faith寒雪210/3/31 6:31
走れkei991*10/3/31 4:39
鳥籠のキリン小川 葉110/3/31 2:50
番田 110/3/31 2:05
たんぽぽこころゆくま...2*10/3/31 1:32
ラララ ラベンダーの落日瀬崎 虎彦310/3/31 0:32
空の記憶が残像する2*10/3/31 0:26
ばあちゃんの使命朧月110/3/30 23:25
愛してね■■みかげ■...110/3/30 23:21
何を撃つべきかは知ってるだろコウ アキラ110/3/30 23:18
影を落とす■■みかげ■...110/3/30 23:17
_とわ5*10/3/30 22:51
かいまき小唄テシノ210/3/30 22:46
性欲のない世界花形新次2*10/3/30 22:18
創書日和【証】立証大村 浩一3*10/3/30 22:12
ひみつあ。15*10/3/30 21:54
ギロチンは首を確実に胴体と切り離すのでa110/3/30 21:42
1486 1...2*10/3/30 20:50
Dominican cigar唯視410/3/30 20:33
旅の思い出salco6*10/3/30 20:10
アウトサイダー蒲生万寿1*10/3/30 19:54
がらくたのそれからと私のまつげなき3*10/3/30 19:22
『はらいそ』東雲 李葉0*10/3/30 17:43
巨人兵Oz410/3/30 17:03
合唱を さらに合唱を ーバイバイ カザルスホールー……とある蛙9*10/3/30 15:09
物語とわ110/3/30 11:53
おとなのひとたちばなまこ...9*10/3/30 9:23
Thanks For You寒雪210/3/30 9:14
キッチンドリンカー森の猫4*10/3/30 7:42

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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