私がおかあさんというとあなたのことなんだけど
あなたはいつからかおかあさんだけではなくなった
ずっとはじめのほうからあなたはおかあさんとしての
ぶぶんが少なかったようにおもう

おとうさんと ....
ハッピーエンドは幸福の始まり

でも幸福の始まりはハッピーエンドではない

終わりは始まりであるのに

始まりが終わりに続いてゆくのを見たくない


あなたは今年どこで桜を知ったのか ....
君は風船だ
空高く昇って行くのだ
目一杯膨らんで昇って行くのだ
しかし、
パチンと割れたらもうおしまい
だが
君は空の高さを思うのだ
内なる圧力を思うのだ。

僕はポンプだ
君を目 ....
その人は香ばしいにおいのする焼酎を飲みながら

「ヨメはこれまでの女で4番めなんだ〜」

私はそれより上か下かなんて愚問は投げかけなかったけど、
でも「ヨメ」さんが2番じゃなくて良かったと思 ....
学校の先生は
何でも知っている
顔をしているけれど
何一つ分かってない

だって世の中
分からない事の方が
多いんだもん。
本当だよ
分かっている事は
極僅かなんだよ

完璧な ....
空を見上げると
コバルト色の
澄んだ空気
誰の上にも
そそがれている

皆平等なんだ。
皆同じ価値なんだ。
皆違っていいんだ。
幻の平均値に
ならなくて
いいんだ

人が言っ ....
なつかしい
昔歩いた
あの並木道

あの頃
みんな
とても
とても
輝いてた

通った
懐かしい
あの
並木道

今は
思い出すだけ

もう
行くこともない
あ ....
「生きたい」って
思うのはいつだろう

死ぬまぎわとか
病気にかかった時とか
自殺しようとした時
それくらいなのかな

「もっとはやく思えばよかった」
なんて
思わないのかな
人 ....
チカラ
なんて
あっても
ひとりぼっちじゃ
意味ナイじゃない

余計に
孤独を
知るだけだもの

守るべきモノがないと
チカラさえ使えないし

そんなの
要らないね
           つまんないだいは、やめてくれ。 
           つまるだいって どんなの?

           まあ乗りたくなる奴、だ。



         199 ....
              かっこ もなんだかね
              だから 点丸なんだよ

              まあ これは
              ぼくのこだわりだけど ....
              てんてん だけは
              我慢できないんだよね

              確かにあれは失敗だったなあ
              と思ってる ....
ちょと あんた最近お腹出てるわよ
みっともないったらありゃしない
なんとかしなさいよね さもなきゃおこづかい減らすわよ
と妊娠中のもうじき34歳になる妻が言うものですから
ここは一発奮起してダ ....
机の前に座っていると
私の耳に聴こえるのは
静寂の中
静かに通り過ぎるそよ風の行進曲
そろそろ
私にも
旅立ちのための
どす黒い片道切符が配られるのだろう


気がつけば
 ....
消防局に教えられた通りの番号に電話をかけた


うちでは診察出来ません


診療科目が違います



何かのクイズか?

それとも誰かがコッソリと

あたしが地べたに這いつ ....
時計の音 右に
あなたは 左に
私の心は振り子のよう
ねじの切れた
今夜あなたの見る
夢の中には
遠い空 太陽は雲に消えた

それでも見上げてる
あなたは行くと言う
忘れればいいの ....
森の中に横たわる

女がなぜ裸体なのかと思いつつ

絵画の前で円弧を描く

切り離された肉体と虐げられた精神は

発光した光の中から産卵し

やがてマンタの核にしきつめられる

 ....
マイケル ジャクソンが
大きなトレーラーで
家の前に現れた

えっ?

トレーラーいっぱいの
彼の衣装や雑貨類を
売って欲しいという

全部 チャリティーに
するそうだ
世界の ....
街を歩いていく体は、手にさせられるものすらなく、電車の訪れるべき道へと、一直線に歩いてきただけ。川縁にあった道は昨夜に着いた雨でひとしきり、アスファルトとして染みついている。買ったばかりだったスニーカ .... 触り心地、なんて
求められても困るのよ

今日も私はきみの手に
小さな小さな傷をつける

いたい、と小さく泣いた声

そっぽを向いて
聞こえないふりをした


うさぎさんの所で ....
夕焼けの教室を
赤く染めて

冷たい海水を
青く染める

最後の瞬間まで荷物を集める私は
美しさを奪っているのだろう

Eu sou amavel uma pessoa distan ....
並走するそれぞれの年齢のわたし
あるわたしは五月にひざをつき
あるわたしは夏にグールドを繰りかえし聴き
あるわたしは秋に同じ言葉にとらわれる

並走するそれぞれの年齢のわたし
あるわたしは ....
まだまだ冷たい春風のなか
緑は空を探しはじめる

それがやがては
海のように満ちてゆくのを
なぜだかわたしは知っていて
そのことが
解く必要のない不可思議であることも
なぜだか ....
的外れ
期待外れ
とんだアバズレ

ブラックホールの向こう側へ
行き先は中国
ウォーアイニー

バスキアが叫んでる
俺だっ
ピカソが言ってる
僕だっ
北斎が洩らす
私だっ
 ....
街の明かりも消え
セブンイレブンの明かりだけが目立つ
私は腹が減って
カップ焼きそば
大盛りUFOを
買いにやってきた
本当にUFOでもやってくればおもしろいのに
地球に人間が住んでいる ....
塞ぎの虫が騒ぐ
中空さらに燃える皮膚
林檎のアップリケにより
枯草ズボンは繋がっていた
くちびるを切ったわけは
大きい風と擦れたから

{ルビ暈=ハロー}に粘糸下がり
七夕の短冊が揺れ ....
気づいたら6畳の部屋に紫陽花が咲いていた

足の踏み場もないくらい無数に
通常よりも小さめの

紫や青が溢れてゆれる

足に触れる先から、ほろほろとくずれ
空中にふわりと浮かぶ

 ....
顔の半分があつい
まだ冷たい机に頭をのせて
流れる雲を見る
まぶしい
顔の半分があつい
窓を少しあけて朝の風をあびる
まぶしい

おはよう

おはよう
りんごをむいてゆくと
白のりんごになって
赤のりんごはぺらぺらの
シートにかわった

僕は白いりんごに驚いてしまって
赤のシートに名残惜しそうに
名前をかいた

りんご ....
高台には屋敷が立ち並び

たっぷりとした敷地の中に

余裕ある構えの家

庭も広く松、竹、欅と

幾つもの樹木を植え

その敷地を俗世と断ち切るべく

高い壁がとり ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
母のいる場所朧月610/5/9 13:33
ハッピーエンド吉岡ペペロ1110/5/9 13:23
風船2  ーポンプからー……とある蛙14*10/5/9 13:04
確率の問題すずき はな010/5/9 12:51
学校①ペポパンプ5*10/5/9 12:34
3*10/5/9 12:32
今は・・・・そよ風さん2*10/5/9 10:32
生きたい4*10/5/9 10:29
チカラ3*10/5/9 10:26
つまんないだい鵜飼千代子5*10/5/9 10:20
かっこ2*10/5/9 10:19
てんてん4*10/5/9 10:15
69kgの呪縛冬野 凪0+*10/5/9 9:21
そよ風の便り寒雪110/5/9 8:45
夜間診療Layla110/5/9 8:09
lontanoテシノ110/5/9 7:32
メルカトル図形的散布yoyo310/5/9 4:40
ガレージセール森の猫4*10/5/9 3:30
車を、手に入れ番田 010/5/9 3:03
殻に籠ったハリネズミ三奈8*10/5/9 1:47
true colors of flowermizuno...410/5/9 1:28
ジャクスタポジション瀬崎 虎彦310/5/9 0:39
穀雨千波 一也4*10/5/9 0:25
抱えてOz210/5/8 23:24
_りょうりょう110/5/8 23:09
熱帯夜とワームホールゼロスケ210/5/8 23:08
ひとりで泣きたい日暗闇れもん010/5/8 23:05
おはよう110/5/8 22:53
りんご園朧月310/5/8 22:18
立場蒲生万寿0*10/5/8 21:32

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