夕暮れに宇宙船がよく似合う
町から町へ 港から港へ
電子が行きかうせわしなさと
カスタードクリームみたいな浮雲

閉ざされた場所で自由だったから
外の世界に出てわからなくなった
生きるこ ....
トイレに入って
便器にドッカと腰を下ろし
ブリブリと豪快に決めた後で
紙がないことに気付く
ついでに
水が流れなかったりもする
君にもっと細やかな心があれば・・・
いいや、いいのさ
細 ....
顔が見えなくても
あなただとわかるのは
裸になった
あの日の真夜中が
教えてくれるから
何度も何度も思い出すごとに
それは刻みこまれる
頭の中の隅々まで沁み込んでいく
忘れなよ 過去のことだろう と
誰かが警告を鳴らす
大切なものを取り零してしまうよ

深く深く刻み込まれた ....
青信号で立ち止まって
傘に寄りかかる

世界中に散りばめられた人たちは
もう風景の中

私は目を閉じて、深呼吸をして
海面に落ちていく

親切にしてもらったから
ちゃんとお礼が言い ....
今日は雨が降るらしい。
誰かは恵みの雨と言い
違う誰かは靴が濡れるから
嫌だと言った。

今日は雨が降るらしい。
誰かは雨を飲むだろうし
違う誰かは水溜まりで
遊ぶだろう。

今日 ....
  ぎらぎらの夏の果汁を飲み干してゆく君の喉が
  自動機械のように凹んだり膨らんだりするのを
  世界が終わってまた始まるときまで見ていたい
  すべての鳥の羽を一枚ずつもぎとって ....
春はきっと
人がもともと持っている狂気を
曝け出してしまうんだ

おだやかで
おだやかで
おそろしい

頭痛がひどくて
胃痛もひどくて
そんなんだから、
心もひどくて ずっと眠い ....
人は人と出会い
その人から自分にはない
新しい何かを吸収し、学ぶ

人は人と過ごし
時には笑いあいながら
時にはぶつかり合いながら
相手の心に染み込んでいく

人は人と別れ
『 ....
薄ぃ暗い夜道ぁぁ濃密な夜霧

畝をとろかす二つの雲が太郎
工場と樫の森と琥珀とこぶし
ちっちゃく気高く可愛らしい
七分ざくらで雪の香り  艸
夜道は月明かりの妖しい仲間
水の浮いた田んぼ ....
陽光がこそばゆいので

自分の詩を読み返してみた

おもしろいじゃないか

俺はけっこう面白いことを書いてると思うよ

つまんないのもいっぱいあるけど

あとはなんだろう

軽 ....
この世に大きな期待もないが
望みもなく生きるには
あまりに弱い自分なので
有り得る程度の希望を胸に
少しだけ祈るのさ

だから夢は叶えてはならない
追い続けるものだと背中が言うので
私 ....
嫌なら嫌でいい

何もしたくねェなら

しなくったって構わねェ

お前が望む事だけやれ

勝手に

大いに

やりやがれ

好きにしろ

ある時

 ....
猫がとなえる雨乞いの呪文
断りもなく春は重い
丸い肉球で世界を救う
そのとき僕はなにをしてるんだろう

花が咲いたと風が笑う
影がこっそり出かけてゆく
桃色のブーケをいっぱいつくる
黒 ....
無色の眼光に崩壊した空は いまだ自転の歯車を回し続ける 
微かに揺れている 渦巻いた日蝕の環に 写影機は 操られている
非具象絵画が 乱雑な閃光に 連写される
既に太陽と月は 暦を稼 ....
今夜もまた 不意になった想いがひとつ
出店の焼きとうもろこしと一緒に胃の中に消えた
溶けたでんぷんは腸を渡り吸収され
明日を生きる活力となって
新たな恋に動かせてくれるだろうか
みんなで始め ....
楽になる
リラックスじゃなくて
弛緩の問題
冬の朝
起きようとしても
布団から出られない
そんな感じで


流れていく
岩肌のトゲを
長い年月をかけて
取り除く
そん ....
 
 
声が聞こえる
とても遠いところから
すぐ近くから

ここにいるよと
声が聞こえる
わたしの隣の席から

贈り物が届いている
箱を開けると
欲しかったものばかり

微 ....
今日は
図書館が定休日だったので
ミスドにいった

勉強をおしえてほしい
という口実で
ミスドに誘おうとしたが
彼は
うまくかわしやがった
私には興味がないようだ

結局
「し ....
{引用=
どこまでも遠浅の海岸で
白波を追いかける明方
目覚めると涙を舐めていた
すぐ熱いシャワーで
洗い流そうとしたのに
いつまでも耳奥から波の音が消えずに

こんな音
溺れる前に ....
君のお気に入りになりたかったある日気付いたら私は君のお気に入りからはずれていたことが自分でも予想もしてないほど悲しかったことにびっくりだ
しょっきん
ともだちだと思ってたのにって言ったら君は軽蔑し ....
はるかかなたに悲しみを見据えて
黙り込むにび色の宇宙
風がはらむものに耳を貸して
忽然と姿を消すらせんの微笑

毟り取られて憂鬱を晴らせば
秋の日のようにどこかでだれかを待つ
その背中の ....
僕の詩はどこだ
出歩いてすらいない 君を
すべてですらなくなった 闇の破壊する 
誰の 言葉だった  

その感覚の趣向ではないサラリーマンでもなくなった  
立ち止まった 夜でもなく ....
僕の子供私の子供は どうか素直な良い子に育たなくて良いからある程度人とおしゃべりできてクラスの中で浮かないように皆に合わせられる世間体をある程度理解しながら友だちと広く浅く付き合えるそれがそういうもん .... もう一緒には
いられないね

星が散って
結目解け
流れる空に
花が咲く

もう一緒には
いられないね

骨が腐って
空が落ち
 ....
死んだ人の遺したそれは、決して起こらなかった何かを思わせる。
それは瞳に触れる直前に消え、冬のようにそこにある。
私はガラス窓に息を吹きかける。
そしてただ消えるのを待つ。向かいアパートのカ ....
苦しいことや悲しいことを

みんな吐き出していたね

寂しいことや楽しいことをみんなだまってたね

だからひとりぼっちなんだね

隣のおっさんからヨーグルトの香りがした

すごく嫌 ....
目の前に海があった。
白く塗られた桟橋を、水着の上に服を着た人たちが歩いていく。
コーヒーカップは私の皮膚を透過せずに、指先でとどまっている。
すれちがいも融合もせずに、触れあえることを不思議だ ....
蟹が十匹集まって
フォークダンスを踊ってた
お前それマジで言ってるのか
マジなら俺はもう駄目だよ
世の中の真実がわからない
蟹が十匹集まって
フォークダンスを踊るのか
あるいは踊らないの ....
うにの脱皮を見ていたい
三年二ヶ月見ていたい
うには脱皮をするのかな
うには脱皮をしないのかな
おかあさんにきいても
おばあちゃんにきいても
答えがぜんぜんわからない
おかあさんもおばあ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
かすかな期待を抱いただけ瀬崎 虎彦210/4/6 20:00
細やかな心花形新次3*10/4/6 20:00
夏川ゆう210/4/6 19:00
気化三上あず1*10/4/6 17:41
mizuno...210/4/6 17:16
美琴110/4/6 17:12
天国とオレンジジュース[group]草野春心210/4/6 16:52
狂い咲きゆず0*10/4/6 16:50
人は人をモコ210/4/6 15:34
私は夜桜しべ110/4/6 15:17
春の風に吹かれてudegeu...1+*10/4/6 12:04
テシノ210/4/6 11:02
蒲生万寿0*10/4/6 10:32
重い春のレクイエム朧月210/4/6 8:54
流些の刻 / ****'01小野 一縷6*10/4/6 8:50
今夜もまた不意になった想いがひとつメチターチェ...2*10/4/6 6:55
It's Up To You寒雪210/4/6 6:36
春の席小川 葉510/4/6 3:24
四月五日cass210/4/6 3:22
monologue高梁サトル10*10/4/6 2:10
お気に入り☆にいれちゃうぞっki010/4/6 2:07
日向でわたしたちは愚かにも子供だった瀬崎 虎彦510/4/6 1:58
空のノート番田 110/4/6 1:56
私、お母さんki210/4/6 1:41
星が散るはるな110/4/6 1:40
16mizuno...410/4/6 1:22
生きて、酔う。ki210/4/6 1:22
MJmizuno...610/4/6 1:07
安直セガール、ご...210/4/6 0:54
安易210/4/6 0:54

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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