ある日突然窓を開けて
一羽の鳥が飛び立ってゆく
ある日それは静かに晴れた朝で
まるで船出のリボンをなびかせて
とても陽気に飛んでゆく空を


私の小指にはリボンが結ばれていて
ただ黙っ ....
じん じん
蠢いているんだろう
いや、生きている、それ。

わたしのあしにいまだにすみついていたしろへびにあいかわらずなまえはつけてやっていない



ヒューズがとんだ
耳元 ....
ゆっくりとしずむ しずむ物語
山の神様も 風の神様も
輪になって踊る 命燃やしながら

エリエリラマサバクタニ
エリエリラマサバクタニ
エリエリラマサバクタニ
エリエリラマサバクタニ
 ....
{引用=
今にも 椅子を蹴ろうとしている足に
今にも 手摺を離そうとしている指に
閉じかけた瞳に 途切れそうな意識に

長い説教が響くか
巧い喩えはとどくか?


溺れながら謎かけを ....
やどかりの様に尻から席に着き
視線は窓を離れないまま
あれの名前はなんだっけ

箸をとり酒とつまみが並んでも
味があるのかそれとも無いのか
酒ばかり増え気もそぞろ

ぽかぽかと酔った口 ....
しわしわのかお

しゃがれたこえ

あたしゃまだ三十四

むすめはがっこう

しあわせになりたい

ああ しあわせになりたい



てのひらにしわがない

手相だってわ ....
刹那に切り取られた空の下で
泣いてしまう
言えない、沈黙を守ることに慣れきって

 つくしが放つ胞子に含まれる
 かすかな憂うつ

あなただけでも
わたしだけでもない
春はいくつもの ....
死んで焼かれて
骨だけになってみる
生きていた頃の面影は
煙と化し
白い骨が
朝日に照らされると
磨いた水晶のよう
他人の骨を混ぜてみても
誰にも分からない


骨を割っ ....
それにぼくはふたをしたのか
みてみぬふりをしたのか
きもちをコントロールしたのか
あきらめたのかわからなかった

でもいまゆめのなかで
あなたのもうひとつのなをよんで
はずかしくて
ホ ....
夢から醒めた
空蝉【うつせみ】は

痛くもなく

また 
哀しくもない


何故に
身体から 零れ落ちる

 ....
ある日
男友達からの電話

アバンチュールしない?


は?アバンチュールってなぁに?


やはり頭悪いわたしにゃ理解不能なカタカナでした。

難しいカタカナは相手を見て使ってほ ....
21さいのとき。

グアムの海。

スコットランドからきた
白人の青年に声をかけられた

綺麗な瞳に
キラキラした髪の毛
鼻は高いし
口角もスマートに上がってる
かっこいい感じの ....
私のくすぐったさは君に由来する
私のアレの感度は君に反応している

しかし私自身は君と何の因果関係もない
これが愛情の悲劇だろう
ほんの偶然の中でありもしない蓋然をたぐり寄せたのは
己が欲 ....
会社とは僕のすべて
そんな気がする ああ
将来なんて何もない けれど ただ
そこに 夢見た すべてなんだ

僕の会社はすべてだろう
ボートでどこかにこぎ出した 湖の
僕にとっての苦しみだ ....
生意気な
口が
ひとりでに
言葉を
吐いたので

取り返しのつかない言葉だったりするので

煙突の上で
とにかく待った
雨が降る
六月には街では
雨を受け入れる用意 ....
咲くならば
誰かのためだろう

言いたげなのは

蝶が飛べば
韃靼海峡を渡ると
トルネードが起こると
見聞きしたことなのでしょう

たしかに
春は
何か突拍子もないこ ....
母の仕事は
台所にはない
繕い物にもない
ただきみの笑顔のなかにある

母の仕事は
叱るでもなく
抱きしめるでもなく
届かない掌を握り締めること

母の仕事は
喜びでもなく
悲 ....
  咀嚼音がする
  蝕まれている

芽吹く若葉が肌をつらぬき
柔らかな蕾がばらりと開く
獣は発情して山がざわつき
細胞は沸立つ水は腐敗する
空はただ高く鳥はただ遠い

  咀嚼音が ....
あなたが居なくなって悲しいのは
きっと私だけではないはず
もっと多くの人々も
貴方を失った悲しみを味わったのだろう


偉大な人ほど別れが早い
もっと頑張って欲しいのに
もっと頑張 ....
生まれた時から
ずっと抱えたままだった
空しいキャンバス
君の絵具と
迷ってばかりの絵筆で
永遠に愛する
なんて
私の白々とした
嘘さえ
染め上げて



私は娼婦か
それ ....
隣のうちの高校三年の息子が
看護師のおかあさんとバトミントンをしている
野球部だった息子は真っ黒な顔で
看護師のおかあさんは真っ白な顔だ

二人とも真剣な顔でバトミントンをしている
道の真 ....
 

 
父はサボテンでした
とげはありませんでしたが
サボテンでした
水を蓄える仕組みがあるわけもなく
少しの水では生きていくこともできませんでした
ましてや荒野に一人
じっと立っ ....
そう、あれは事故だった
事故以外の何物でもなかった

飲み慣れないアルコールの鼻につく匂いと
知らない唾液の感触
吐き出したいくらいの口の中の違和感

ありえないくらい気持ち悪いんだけど ....
誰からも好かれないし
誰も好きじゃないという前に
○○○○○○○

でも不可能だった
善意を食いつぶすことしかできないのなら
朝 目がさめなければいい

あと、大シンアンリンは中国にあ ....
誰もわかって
くれなくても
神様だけは
知っている。

苦しい。
苦しい。
説明したいけど
上手く説明できない。

どうか私を
助けて下さい。
私は貴方の為に
生きそして死に ....
日本でホームレスであるということ
マズローの欲求でいう生理的欲求を満たし
安全欲求をかろうじて満たしているひと
かろうじてとは
安全欲求を完全に満たしてしまえば承認欲求のステージにいってしまう ....
{引用=


ないていた。



どこか遠くで、日を捨てる音がする。昨日と、今日と、明日と。夜にさえ、抱かれない。わたしの、帰る道。立ち並ぶ家に人は居るのに、話声ひとつきこえない。石壁に ....
優しさで満ち溢れているとき
このまま死んでしまいたいと想う
自転車で手をつないで
ビーチのバイクレーンを
飛行機みたいに走った

昨日の雨でまだ濡れてる木のベンチに
ハンカチを敷いておにぎりを食べた
水筒にはそば茶が入っていて
すごいでしょう?
 ....
水滴の色は
無色透明
出口のない宇宙で
旅を続けながら
生まれた地球
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
四月の部屋[group]石瀬琳々12*10/4/8 13:40
こくはつします。あぐり7*10/4/8 11:49
時の輪青山雅明110/4/8 11:39
まっすぐ言う亜久津歩3*10/4/8 10:58
春の名の味わいを目に噛みしめるプル式2*10/4/8 10:46
かえるの婆さん小鳥遊儚110/4/8 10:12
春雨の旋律のようにかんな2*10/4/8 9:09
寒雪410/4/8 7:16
それにぼくは吉岡ペペロ910/4/8 4:34
Rain of space ----- 虚空【こくう】の雨  ...tomoya...010/4/8 4:20
昔の回想2こころゆくま...4*10/4/8 2:47
昔の回想2*10/4/8 2:40
週末salco4*10/4/8 2:36
財布も無く番田 210/4/8 2:11
六月に僕は旗を振ったりもするうめぜき9*10/4/8 2:09
さくらてふてふしろう3*10/4/8 1:05
母の仕事yaka310/4/8 0:48
春がむさぼる亜樹1*10/4/8 0:43
バイバイとわ2*10/4/7 22:57
女の肖像さき710/4/7 22:29
進路指導朧月110/4/7 22:16
童話(サボテン)[group]たもつ910/4/7 20:38
Choco late愛心3*10/4/7 19:59
クリングゾールa010/4/7 19:56
Only god knows it!ペポパンプ3*10/4/7 19:42
悲しきホームレス吉岡ペペロ710/4/7 19:01
夜に死なない黒木みーあ3*10/4/7 18:46
メメント・モリゆず1*10/4/7 18:16
dance with venicemizuno...410/4/7 17:51
水滴夏川ゆう210/4/7 17:33

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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