願わくは人肌くらいの風に吹かれて
草木の匂いに包まれながら眠りたい

願わくはあなたの体温を感じながら
未来など夢見ないようにしていたい

出会えばやがて別れることも必然と
それでも温も ....
どうしようもない
猫を一匹
買ってきた
どうしようもない店で
どうしようもない値段で売られていた
見るからにどうしようもない猫を
一匹
買って帰ってきた
俺は
ペットを飼うとか、そう ....
               100419




本土の春が期待される

期待される本土
期待される本土
期待されるのは
本土
ほんど

ほんどほんどと
唱えるのではなく ....
陽気な悪魔がとびきりの

可愛い笑顔で寄ってくる

俺の余命は二時間五分で

犬に食われて死ぬんだと

そう告知して楽しそうに

宝物でも愛でるみたいに

楽しそう ....
{引用=
用してください。
の代わりに使用しないでく
薄めた中性洗剤を
確認し、緩みが
アルデヒド)が残
す事がありますの
い。

組み込んだ潮、飲み
新月の細胞が混ざっ
しなさ ....
天使だとか綺麗に言葉で修飾してみたり

君は君でしかないなんて言葉で繕ってみたり

ユーアーナンバーワンだなんておどけてみたりするけれど

なんか、しっくりこない

好きってだけなんだ ....
かなしいことはするすると
てのひらをとおりぬけていけばいい
みなとまでもうすこしあとすこし
きもちのはれるすきまをさがしてる

気負いを目に浮かべて立ち上がり
停車する電車のドアの前で
 ....
あなたをソファーに後ろ向きでお尻をこっちに突き出す格好で座らせたまま冷蔵庫からよく冷えた発泡酒500mlを取り出してあなたのところへ戻りパンティーをスルスルと滑らすように脱がせ先ずはツルンとした臀部を .... ん、へと続く道しるべの横で
君は、うとうととして。

途中の、い、には、しっかり捕まっている
君の神経には、ずいぶん助けられているけれど
あまり、る、に捕まらないようにしてほしいな。
君は、とても美し ....
シャーロック・ホームズは、自らを猟犬と言う
時に住処を荒らす音楽をかけようか
イメージを膨らませたら
遠吠えを聞きなさい、愛すべき空白
ラジカセ持ってきてよ
掻き鳴らせギター、夜明けに雨に
さあ、波 ....
「いつからこのようになった?」
「そなたは強くなりすぎたのだ」
「多くを見捨ててか? だが、今の私であればそれすら取り返せるだろう」
「今のそなたなら。あるいは」
「おまえは信じてはいまい?」 ....
子供が死んでいた。
焼き払われた村の外れに墓地をみつけた兵士が
石に名前だけを刻んだ。

「名前も分からずじまいだったからな」
レーザーナイフで祖父の名前を彫ったあと
煙草に火をつけて目を ....
”かあちゃん、ゆきを、さわりたいよ”

腕の中の子が囁く

”ゆきで、ぎゅっぎゅって、やりたいんだ”

蚊の泣くような小さな声で

お医者様に、冷たいものに触っては、駄目と言われている ....
道に慣れない私は木立の中を歩く
足の下で枯れ葉がカサカサと音を立てて
それを拾い上げるように爪先を浅く入れながら通り抜ける
ひとつ、ふたつ、カサリ、カサリ、枯れ枝を踏む
川の水を水筒にいれて冷 ....
こっちでよいのかな?

中央通りは人波が険しいからと教わった脇道
パソコン自作用のパーツ屋さんとか軒を並べているけど
いまどきのメイドさんとかアニメ系のお店とかが元気ありそう

あの日のこ ....
生も、死も、それほど大した意味はない

【存在】すること

過去も未来もなく、ひたすら“今”に在ること

その“中”に居ること

その真実、その尊厳を然と見よ

ともすれ ....
ドロノヨウニ
ネムリタイ
ズブズブズブ
ズブズブ
重力の演奏が、あた  乾燥し、聖文字の様
りには散乱している、 に去勢された植物が、
カーテンが何かを隠  森のあちこちで絵を
し、塗り潰された色  描いているから、足
の部屋、大きく ....
多くが欠けている
垂直に切り立つ湖面の繭に
かざみどりがある。
レンズは青根蔓を束ね
夕方が視域を転げ回る。
深さは灰いろとなって(青いろを揺り起こし)、
湿地帯の風の注ぐ
その湖に
 ....
OH南無阿弥Die
OH南無阿弥Die

苗を植えりゃ天まで届き
天まで届けば木こりが倒す

OH南無阿弥Die
OH南無阿弥Die

男が生まれりゃ争いおこし
女が生まれりゃ涙を ....
眩しい光でエキストラたちが焦げて消える

ムービースターが笑い転げてマシンガンでそれぞれの故郷を殴ってまわる

ここへ

俺は遠くから帰ってきたばかり

受験勉強をするために

こ ....
パンと珈琲と絶妙な目玉焼き―
それだけで

眼差しと沈黙と即席の悪意―
それだけで

唇と両腕とベッドの上で呼ぶ名前―
それだけで

朝と昼と自分だけの夜―
それだけで、十分だなん ....
なつかしい音


なつかしい音


なつかしい音



結局 わかんなかったな


なつかしい首


なつかしい首


なつかしい首



めんどくさいん ....
痛みのある覚え

それはその人の人生と分かちがたく結びつく

妻が心にとめたものが

涙となって零れ落ちるのを

ぼくはとなりで見ていた


映画を観終わったあと

妻に感想 ....
あなたには障害といわれるものがあって
そのことで私はあなたを見るとき
少しの躊躇を憶えるけれど

あきらめない

わすれない

そうあなたが書いた決意が
しろい紙にかいてはってあった ....
何を言ったところで、
地平線まで埋まった
人々の群れは
いっこうに減る気配など無く
眼の前に蠢いている。

こんな気配を感じたとき
我々は目を見開こうとはせず、
もちろん、目を瞑ってい ....
             花屋敷のジェットコースターが
             崩れ落ちそうに走り抜けて行く

             いいじゃない
             ガタガタが新 ....
晴れた日に
布団を干して
洗濯して
うたた寝して

麦の穂が
ゆらゆらユラリ
散歩に出かけて
湖の畔に出る。

輝く光
優しい光
帰りは夢の架け橋
自然は温かい
         大根でできた透けた奴 添え物のつまになりたい
         がりがりはいやだから
         糸みたいに細くなくっちゃダメ
         ふわふわしてなくっちゃ  ....
君を失って 宙ぶらりんになったぼくの想い
誰か受け止めて呉れまいか

寝坊介の君は嫌いだ

外はもう明るんで
右腕には パジャマの君
腕はとっくに痺れてしまい
君に気付かれ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
人恋語り雄太110/4/20 0:02
鎌倉の月ふくだわらま...410/4/19 23:58
ラ・カンパネッラあおば2*10/4/19 23:37
極上の悪魔がTAT2*10/4/19 23:34
説明書佐藤真夏4*10/4/19 23:24
2505がん110/4/19 23:23
生き死にの意味を瀬崎 虎彦310/4/19 22:36
酒の肴花形新次6*10/4/19 21:37
「ふと」クローバー2*10/4/19 21:31
海を渡る狼1*10/4/19 21:22
knight of diamondmizuno...2*10/4/19 21:16
smolder010/4/19 21:09
かたくりこくろきた510/4/19 21:06
flaw flakemizuno...310/4/19 20:51
清水坂下のひと恋月 ぴの15*10/4/19 20:49
とあるテーマ蒲生万寿010/4/19 20:25
ツカレタ水中原動機010/4/19 19:35
ワールド・ライトtomoak...7*10/4/19 19:12
かざみどり2*10/4/19 19:05
南無阿弥Die!!青山雅明110/4/19 17:25
煙がどろりと流れるbanjo010/4/19 17:17
贅沢瑠王7*10/4/19 16:05
rrイシダユーリ1310/4/19 14:43
妻の涙久亜麻ジュン410/4/19 11:56
決意の朝朧月410/4/19 10:03
末期症状2……とある蛙710/4/19 9:53
電氣ブランに灼ける空鵜飼千代子10*10/4/19 8:09
夢の架け橋ペポパンプ4*10/4/19 8:07
あなたのつまになりたい鵜飼千代子3*10/4/19 7:44
ベッドアマメ庵210/4/19 7:26

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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