のっしのっし
あくまで青い
世界を歩く
大気に透過し
冷気に凝集し
接吻する
あなた
なんにもない
なんでもない
もはやただ
のっしのっし
あくまであおい
せかいをある ....
増殖する鉄パイプの立方体構造の家は
清々しい程に無駄が無い
壁さえ無いから
扉も無いし窓も無い
猫も鳩も
どんな来訪者とて拒む事は有りません
屋根も有りません
そんな事だから雨も風も ....
#Yahoo!News
ふぅどうにか助かった(-。-;;
ミームミームセアセア
認証バイアスを越えて
次の現実は来年の春か
https://news.yahoo.co.jp/ar ....
足跡は花のように孤独へ縫いつけられている
儀式めいた言葉の所作に尻を乗せたまま
視界を蝕まれてゆく
こころの満ち欠けに
意味をあてがうこともなく
残像は凍りつき
自らの裂け目で溺れなが ....
百均の商品は安すぎる
フェアトレードでないから
買うべきではないという声がある
我々の賃金は安すぎる
フェアトレードでないから
百均で買うしかないという声もある
百均の価格を上げて ....
夜と朝の間で
目を開ける
光と影が
折り紙のように
生まれる街で
美しいものを
見るたびに
何か返事を
したいと思った
僕なら声で
猫なら尻尾で
星をなぞりながら ....
私の名は飽食
私の腹は今日もはち切れんばかりです
昨日は沈んだ色のアジフライを食べ
明るいチョコのラムの香りを味わいました
明日ザクロの黒い輪郭をねぶり
たぶんそれから薄いコーヒーを飲むので ....
生活だの仕事だの
恋愛だの政治だの
狭い人間関係だの
社会性が余ってる都会
理性が死んでる田舎
あんま楽しくないね
ヘソクリが致命的な懐
嫉妬でセメントされた関係
血を金に計上 ....
歳だけ食った馬鹿どもが
倒錯した正義感と自己中に飲まれる刹那
歯を食いしばった愛想笑い
仕事で来たって性格悪いよ
声だけデカい馬鹿どもが
自分を見失った瞬間の反射で
社会性を守ろうとす ....
「ライランテは、いや、アースレジェは直(=じき)に大戦に突入するだろう。
今回は、とくにヤーコンの動向も気にかけておかなければいけない」
聖王オアシムの予感が当たっていたか、そうでないかは、
....
「他国にハーレスケイドのことを悟られてはならぬ」
「はい。しかし、オーバ・ニーチェも動き出しているということです」
「クールラントの諜報機関か。もしや、我が国の人間のなかで、
オーバ・ニーチェ ....
「ドラゴンたちは、ハーレスケイドから降臨したのです」と、オスファハン。
「やはりか。しかし、ハーレスケイドのことは、我が国においても、
一部の人間にしか知られていない。公にはなっていないことだ」 ....
ぽたり ぽたり
雨滴、落ちる
軒先から
時、穿たれ
一瞬 一瞬
風、
一吹き
震え
木葉
時、揺らぎ
漲る 時、
瞬間 裂開し
貫く力動
頂きに達し
また頂き
....
ええやんで、声ださんちゃ、言葉は星になるからね。音になって、声なるんじゃけ、鳴くみたいに本棚から詩集でもとって朗読するんじゃね。ここんとこ焦げついて苦しかったろ、煤けけ、しろけむ、はきだしんしゃい。海 ....
伸びゆく曲線
岩峰に架かり
直線 虹を貫き
時の根元枯らし、
貫かれた虹の袂
二つの三角の塊
黒々と撓み
間隔空け並び
シンメトリカル
裂開した時
優雅に旋回し、
....
○「選択」
*「ノー」も言えなければ
自分の道は歩めない
*○か×だけでなく
△もある
*急がせるのは
要注意だ!
*迷うときには
時間をおいた方がいい
*意思表 ....
軍事に関しては国際交流するくせに、
犯罪に関しては国際捜査もできない。
まぁ、今に始まった恥でもないか…
曇ったそらからゆきが降る。
リストのラ・カンパネラって、
やっぱり神 ....
今日は暖かい日
寒い冬の途中には
暖かいと思える日もある
毎回テーマを決めて散歩する
今回は寒さをテーマにしている
寒さをテーマにすれば
余計に寒さを感じてしまい
身体が寒くなっ ....
足下に何かごつごつごろごろした硬いものが転がって
きていて、何だろうと思って拾って見てみると、それ
は一個の思想だった。そいつは手のなかでいきなりよ
くわからないことを喚き出したので、びっくりし ....
そこはかとなく
居心地の悪い想いをするのは
目の前のこの人に不快な気持ちを抱いたからだ
なんだかとても気持ち悪くって
良く知りもしない人のことをこんな風に思うだなんて
どうかしてるって自分で ....
ライランテ大陸では、すでにあちこちで戦火の炎が立ち上っていた。
ドラゴンたちを倒す者、逆に味方につける者、
それらの者たちが集まって、戦争とも内戦ともつかない様相を、
各国は呈していたのである。 ....
「この一か月、いいえ、正確には二週間の間に分かったことですが……」
ヨランはもったいぶった口調で再び話し始めた。
「イリアス・ナディは、カラスガラの北辺にある
バルケスの塔という場所に幽閉され ....
「とにかく私は、オーバ・ニーチェに当たりをつけてみます。
戦争が未だに激化していない現在なら、イリアス嬢もきっと無事でしょう。
祭祀クーラスは、依然として彼女を駒として考えていると思えます」
....
ざわざわざわ
しんしんしん
おどりませう
今宵、
ふかくふかく
あさくあさく
すくって
すくって
あゝハジマッタ
意味 失ってく
あるものたち
しっかり
それぞれの ....
四足歩行から二足歩行へ、いつの間にか背が伸びて、視界は地面から離れていった
地面を手放して、人工的な空を話す
泥や砂にまみれた手で作った空想は、どこかで今も呼吸しているだろうか
具体的な空想 ....
「星ころし」
悲しいことがあると
星を見ていた
お姉ちゃんは夜に泣く
一番小さな星を探していって
順番にころしていた
悲しいことが多すぎて
埋葬された星の数は
あと一つで百になる
....
苔の声の波
静かでいて濃やかな青
甘い気持ち
森の奥まで
敷きつめ
それから虫たちの唇を寄せる
月が光るのには秘密が
人間時間を過ぎ
円やかなデトリタスになって
落ちるまま
....
家のこんなちっぽけな基を
雪で濯う問い惑
はだしの記憶
石畳が
こんなに冷たいのだったら
杭の水死辺りで丸くなれないか
小魚を誘なう眠り
よその種では
籠に込めた指を
幻に見ると ....
殻を割って現れたピストル
うぶ声ばきゅんばきゅん
弾は持っていなくても
じっとこちらを見つめ
狙い定める本能
貝にはさまれた文
古紙のにおいを纏う
刷り込み済みの姿は
慕情を昏く縁 ....
光の感覚
思い出のように
余韻 響かせる時、
赤 青 黄
三原色の
鮮やか輝き
騒ぎ出し、
白い未知ゆく白衣の人を陽気に踊らせながら
光のオーラに弾み震え
ぽっかり白月浮 ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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