今朝一番のニュース
「今日で世界は終わりです。」
ぼく
「それは仕方ないな・・・。」
ただ一つの悔いと言えば
君とナマSEXしてなかったってことくらい
味噌 ....
{引用=
五月の{ルビ翠=みどり}の面影は
透きとおった
風の中の
あなたのささやきに似て
ほそく葉脈のように
しのびこむ
麦藁帽子の下の
淡いほほえみ
白い ....
いいものを
素敵なものを
そんな考えでいたけれど
どうせなら
おいしいものがいいな
たっぷりならいいな
安かったらもっといいな
簡単なら
あれこれ あれこれ
だけど やっ ....
我が子とまではいかないが
年の功での助言にて
ぼろ屋の手入れをし始める
憧れの農業よりも楽な筈
草刈り、刈り、刈り、
思い出す
父が庭木の手入れして
母にまだ ....
でもいつだって叫びたい
なにを伝えたいのかは
自分でもわからないけど
狂って哂って壊れてしまえ!
そうすればきっと
わたし、しあわせ。
でも君の残像がいつも邪魔をするんだ
いいか ....
疲れていたので 餃子を食べるときによく噛まなかった それは疲れていたから
爬虫類は絶滅すればいいのに だのに 爬虫類顔の男ばかり好きになってしまう話を
してたら 不思議とは思わなかったのか ビ ....
漫然とした教室の中
五感が鈍くなった私に
ただ一人だけ
語りかけてくれるものがいる
親指のささくれ
はみだした部分を
引きちぎる
滲む
赤く
私の証明
そっと押さえる
指に転写さ ....
風が強く吹いて とばされる
肩越しの月が揺れたのは飛び跳ねた兎が月から落っこちたからで
真綿のような白い毛玉がはらはらとはらはらと。
あかい目をしたままの兎が遊覧船に乗って月への帰り道をさがす
....
虫だ
まるで
飛散する影みたい
なにかが 高架橋から
手を差し伸べる
亡霊の
薄水色の
枯れた枝だ
ピントのずれた
ミズドリの
滞空する世界
その小さ ....
言葉で重い、自転車を
曳いて行く覚悟はあるのか
バランスの悪い身体を
何にも、拘束せず
いつでも自らを沈めることのできる
深い穴を近くに置きながら。
....
水曜日の夜明け前
午前3時に起きたからって
別に魚河岸に行こうってんじゃないんだ
ただ奇妙な夢にうなされて
凍えた静寂の音の真っ只中に
目覚めてしまっただけなんだ
夢の中でおれは岩 ....
指先よりも遠い空
青い姿で広々と
全部包んでくれそうだから
甘えた声を出しました
横切ってゆく白い猫
ちらりと横目で振り返り
しっぽをつんっと尖らせました
お前なんかは相手にされ ....
たまにしか見ない子が来ても
近所の子どもが集まると
すぐに仲間になって遊ぶ
長兄はこのあたりのリーダー
ビー玉をしようといいだした
みんな家にかえって
自分のビー玉をもって
ふたたび ....
はてしない空の
果てしない青さに融けて
リーダーのもと 小雀たちは円舞している
生と愛の真姿をオードして
そして虚空からは
風の伯爵夫人が
....
すまし顔して立っている木や
憂い顔している電灯は
いったいなぜ
四角く丸くなめらかでいるのか
尋ねたって応えやしないけれども
なんとなくさえ浮かばない
到底呑み込め ....
私があなたを
隙のないくらい怒らせてしまうのは
私を思うあなたが見たいから
だってそうでしょう
すれ違いたまにぶつかる街人でないのだから
静かに噛みつかないで
伸び ....
100501
左前に着たカーディガン
朱色の毛糸が縺れながら
ボタンを嵌めるのが面倒だと自転車に飛び乗ってかぶりつけないハンチングを見せつけるた ....
やわらかな日差しと
浮かれる街に誘われて
少し冒険に行ってきました
普段電車に乗らない私にとって
キップを買うことから冒険なのです
ペットボトルを開けるのに必要な力加減と
ポテトチップ ....
風と分かれて山の頂きを下った
雲に揺られて浮かんでた
ぬくもりに隠れた姿でも
いられなくて
根雪にひそりと 響く
足跡から溶けていく
風は海から共に
重ならないから指をのばし
....
影をさらう
私の視線の深淵には
沈黙が重なり積もって
闇が冴えかえっている
それはそれは
静けさの
みちみちて
無表情におかしいくらい
青ざめ冷たい
微笑だ
いいえ
初めての
....
何百年経とうが
根底に潜む感情だけは
除去出来ない
理解しているつもりでも
想いが深ければ
それだけ傷も深くなる
いずれ
おれは裁きを受けるだろう ....
今のきみ最低だから
ぼくは
きみのこと慰めるだけにしておくね
脱ぎさしの服、腕足の長さ分ペッタリ閉じ
丸まったそのカタマリ。混ざり。
読まなくなった絵本。何冊も
埃をかぶった小物たちは残り物の中の残りもの
隠れるのは季節外れ ....
わたしのなかには
ちちとははがいる
それがわたしだ
かんがえごとばかり
してるははと
せわしなくうごいてばかり
いるちちと
ちちはははに
しんぱいないという
はは ....
内容のない言葉を作らさられた。けれどこんな風にして一日中、時間に引っかかるようにしている俺は、古びれた街に向かって歩こう。声を交わしたすべての人の古風な言葉に流れを任せている。立ちつくさせられた土地を ....
このじどうてきあおがえる
けr
ろ
きろ
ジィ
服
脱げ
冷たい目で ひんむけっ
白く曲がった肉
ふくらんできた
そ ....
どこの誰かは知られたくない
知られりゃ捕まるに決まってる
ほんとうに偶然なの
女子トイレに入ったのも
汚物入れの中を覗いたのも
そこにあったものを拾って
ポケットにしまったのも
あな ....
川に落ちた。
ゴルフ場は光を放ち、点を消した。この世から、
あの世まで。それでも闇は、この世からあの世までを溶け合わせる。
触れる、ゴルフ場の光。
飛んでこない、ゴルフボール。
びゅん、びゅ ....
かかとの痛みで目を覚ます
起き上がって見ると 猫がかじりついている
しっしっと追い払う
そしてまた夢に戻る
夢の中でわたしは井戸のそばにいる
これから家に帰るところで
桶を抱えて立ちす ....
沈黙が支配するこの食卓に
鎮座するピーマンは
この世の無常を憂う
ベジタリアンの王様だ。
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