{引用=
夢の続きは暫時、暫定的、予定調和、そして見知らぬ方向で行われる
我々の染色体は鋭いが
あまり役には立つまい
断続的、緩やかに、そして急速に行われる
それは我々の知りえぬものの望むと ....
やさしさはいらない
きっと泣いてしまうから
汚い言葉で罵って
そのほうが
あたしにはお似合い
髪を撫でたりしないで
好きになってしまうから
ビール瓶で殴りつけて
そのほうが
あた ....
胃の中にへばり付いた
アニサキスみたいに
僕の神経をかき乱す
やり方が
良かろうが悪かろうが
僕の都合なんて
最初から
気にかけもしない
それが当たり前の事
....
ではさようなら。
揺らがない。揺らがない。
裏が無い。だから、汚れない。
鳴くよ。鳴くよ。イーグルが。鳴くよ。
いっつもこの、高鳴りみたいな
渦巻いてくる、この体中
エイエイオー
たらっ ....
待ち合わせの家電量販店の駐車場は一階にあってひんやりと埃っぽかった
ここから公園が見えた
きのうここにドライヤーを買いに来た
公園にたくさん咲いた桜がここからだとライトアップされて銀河のように見 ....
正しいって何?
おかしいって何が?
まともなのはどっち?
私は1つの社会で生きてた。
1つの社会と家族の間。
1つの社会しか知らなかった。
ここには山ほど、押し潰されるくらいの社会があ ....
マネージメントを行う者にとって、[部下に夢を語り、役割の範囲を伝え続け、成果を期待し励ましてゆく]ことは、きわめて重要なことだ
もうひとつ重要なことがある
それは、[部下のリアルタイムの貢 ....
ねえ、あなたの名前をおしえてよ
/わたしはね、
ははよりぶんりしたすうじつご、から(…)
という名をあたえられた、わたし、はわたし
としかしきべつされないなぜな ....
姿の無いものの気配がする
ガラス戸が小さくカタカタといって
何処か遠くの出来事を伝えようとしているのか
本当のことは良くわからない
日常の大部分は
そうやって解体されることなく消化される ....
せめて明るい話しをしよう
へらへら笑うへろへろしゃべる
おかしいよ変だよと背筋を伸ばし君は言う
僕は創造できず会話の中のこころさえ
思い出せないでへらへら笑 ....
知られずに死んでいった
ひとたちのことや
恐れずに失った
ひとたちのこと
果たせずに手放した
ひとたちのことや
踏み出せず諦めた
ひとたちのこと
ひとことに
....
これを愛などと呼ばないで欲しいね
セックスは白痴の時間だよ
会話にもならないこんな行為、誰とでもできる
双方、
己が器官の快楽を追求しているだけだ
ああ、69ね アラビア数字はエロいよね ....
雨の生糸で編んだ夜
街の灯りのビーズ揺れ
傘の上では獣の足音
軽やかに
六月の匂い
たてがみやしっぽに乗って
運ばれる
鈴蘭を揺らす雨粒は
小粒のおいしいドロップス
だどもあの ....
透きとおってはいない湖に
(それは森に佇む、
または市街地に)
草花は埋まる、人の骨と絡まり
鉞は旧地区において
建設されてはいない
無謬の未開発地区において
すこしずつ腐されているの ....
回送電車
通り過ぎる硝子
虚像の僕は
微笑みながら
手を振った
詩について語り合おう
鶏の首を絞めてから
鍋にたっぷりの水をわかし
たきぎの準備をしてから
風呂を ....
笑いながら蹴っている
同じ学生服の生徒を
消えそうな顔を歪める君の
すぐそばを通り過ぎる大人は
目の端で全部とらえていた
僕らいつもこんな風なんです
といいそうなずるい笑顔に
言葉を ....
にゃあにゃあ鳴いて、あんたええな
可愛がられて撫でられて
あんたの手ぇな、
欲しい言う人よう見るよ
みんな忙しそうやなぁ
誰もあたしを見てくれへんわ
なぁ、どこ行くん?
あぁ
あん ....
ひゅるひゅる
へたなくちぶえふいて
あるく
いつか 笑って
うしろふりかえる
日まで
闇が光って空気は燃えて
ただれた心は地面を濡らす
その後に残った物は
どす黒い空白感
見慣れぬ美女は醜く踊り
不快なピエロは微笑を殺し
けたたましいささやきが
耳を刺す
ああ ....
ずっと遠くに行くのと
ずっとここにいるのと
それはどちらも大変で、
落ち着いてなんていられない。
どこにいてもだれかがいて
どこにいても私がいる。
だから、もうあと少しだけ
....
空について考えているといったのは嘘です
ネットカフェの適当なソファで
ユーチューブで見てる「彼方からの手紙」
つぶやかないといったのも嘘です
あの子の唇のよこにラテの泡が残っている ....
くだらないらくだ
さかなさかなくて
はなははなはだし
とんでるとんとん
けいこうをけいこ
ぶたぶったらぶた
うしはうらめしや
しゃぶはしゃぶる
それソレイユ
それユリイカ
....
人生攻撃あるのみ
ロックはガンガン
攻めて攻めて攻めまくる
動きまわる。
行動に起こさなければ
何も始まらない。
鳥の唐揚げをあげる。
疲れる。
痺れる体に
ビール飲んで
....
放った視線はもう戻らない
青いラインとなり視野の先へと伸びていく
たったいま不可視の場所は
あなたの瞼の裏です
略するでもなく連続で地面が傾いていく
朝へ朝へ
あちこちに梯子が突き立っ ....
季節風にはためく
夫のシャツを抑え
ベランダで
腰に手を置く
幸せに色があるなら
白かもしれない
ぼんやりと
シミの落ちない白を
眺める
100604
ぐてんと鳴く
河の中から
立ち上がるのは
誰なのか
代表選挙が始まると
弾かれたように
元気になったのは
誰なのか
....
ジョギングする人とすれ違った
ネクタイをゆるめた長身の男の腕をつかみ
バランスをとりながら女が自転車をこいでいた
こんな夜中にこんなところを男女で歩いているとは
ふたりはどれだけ寂しかったのだ ....
寂しい夜には
君を思い出す
けれど君はいないから
苦しくなるよ。
いつも君と話してた
「ずっと」なんて
すぐに消えてった
僕の気持ちを
置いてけぼりにして
寂しい ....
忘れてしまった
君の声は
天使の羽根になって
触れたはずの
君の髪は
星空をすうと流れて
あの頃の時間は
ガラスの破片となって
静かに波の音だけが聞こ ....
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