兄貴が結婚した
10年ぶりに家族がそろった
俺は金が無いから、川に行ってハエンピンを70匹釣ってから揚げにした

お袋は唐芋の天ぷらを沢山作った

宴もたけなわ

親父がじいちゃんのゴ ....
もしかしたら雨が
降っているのかもしれないと思う

特に興味はないけれど
窓の外からシトシトと
何かしらの音が聞こえてくるから


もしかしたら風が
吹いているのかもしれない ....
僕は沼に潜っていく
どんどん
どんどん
もうとっくに日は当たらない
もう君の声なんか
聞こえやしない
どんどん
どんどん
それは
自分の意志
何者の干渉もありはしない

ただそ ....
これからいろんなことを「共有」したい、とあなたが言ったので、
ためしに桜を一緒に見てみた。

あなたの何かがわかるかもと思いひたすら桜を見ながら10キロも歩いた。

でも私にできたのはたくさ ....
静かな夜の水面を
あてもなく滑ってゆくヒカリ
道はつねに複数あり
悲しみはいつも一つとは限らない

紙の上を走る深夜の孤独
どこへもたどり着かないはずはない
ただ今一筋の光を見れば
も ....
日々をすごしていて

ふと、頭をよぎったことを

詩にしようと思い

いつもノートの切れ端にメモしていた


でも、やっぱり

それはナマモノで


この間ノートを開いた時 ....
平和を重んじる所に生まれ

平和を重んじる所で育った

平和を重んじる学びを受け

平和を重んじよと教え込まれた


毎年夏には資料館へおもむき

数々の遺品や写真を見て

 ....
ちーちゃんはぼくの妻で
特技はいびきをかいているぼくの鼻を
つまむことなんだと
嬉しそうに言われても

ぼくはどうしたらいいんでしょう?
おなかがへっているとき

だれかになにかをわけてもらうと

すごくうれしくなって

こころがゆうふくになったきがして

じぶんもだれかにわけてあげようとおもえる

そして

わ ....
闇の底を疾走しているのではなく
ひたすら潜行しているのだ
と思った

望みは西から東へ

ラブホとパーラーの漁火の間に間に
脂ぎった回遊魚が澱む
安物のサラミのにおいをさせながら
 ....
 
 
鉄棒のように目を覚まし
自分の肌と同系色のものを食べ
いつの間にか飛行機に乗らなければいけない
ということに気づき
慌てて二階にしかない部屋で
知っている限りの身支度をし
途中 ....
 そして

 またひとり

 
 熱を帯びたままの情熱は
 時に人を傷つけ
 答えなんて変り続ける世界で迷子にならずに辿りつけることは
 とても とても 難しい

 とても
 ....
これから生きてく人に
言えることなんてあるのか
僕にはねーな
うるさいぐらいにヒマだ

真理なんざシンプルなもんだ
そんなもんだな
てってーせよが売り文句
でも
真理なんかしんじ ....
蒸し暑い

でも
その丸い地面の反対側で

寒いやつも
居るらしい。




話しでしか
わからないけど

それを知ってる僕がいて



おやすみ

反対で ....
きみは朝からウキウキ
いちごはきらい
でもケーキはだいすき

プレゼントにもらった
さかなひこうせん片手に
家じゅうバタバタ

とまるかもしれないと言われた
その心臓はおおきくなって ....
紙切れを全部
宝石にかえてしまって
世界から落とすと

もうひとつの世界では
踊るヒトデが
それを重しに
深海に沈んでいく
                100507






年齢がばれる
こまったと
案ずるなかれ
その時は
ロケットで逃げればよいと
ロボナビを確認したら
北行きは明日だ
 ....
僕は、雨が嫌いだ。

というよりは、雨で濡れるのが嫌いだ。
だから、雨が嫌いというよりは濡れるのが嫌いなのかもしれない。

しかし、シャワーを浴びるのが嫌いじゃないことから、水に濡れるの ....
雨は洗い流さない
雨は塗りこめてゆく
だれかの思い出に私の想いを重ねるように
ヒフから冷たい記憶がはいりこむ

なくしてゆくことが生きてゆくこと
それは間違いないことなのに
宣告されるこ ....
 ウィルス流出前

 私は裁判所に勤務していた
 それで今は
 弁護士さんと呼ばれている

 彼は医者だ
 先生さん
 獣医だったが
 今はヒトを診ている
 ヒトだけを診ている
 ....
下見れば地べたがある

見上げれば大空が広がる

後はオマエ自身だ

生まれ死ぬまで

そこにオマエがいる
朝、空を見て
なったばかりの蛙は思う!
高くて広い。
ジャンプしても届かない。

何が空の上澄みなのか?
知りもしないでジャンプすることをあきらめた,

空の高みをあきらめて
下ば ....
撃つなら撃て!


縫いつけられた数字が
存在を証明することはない
与えられた害毒が
所在を明らかにしたりはしない


出口が見えなくても
絶壁が消えなくても
自らの尊厳に命 ....
泥になって
まもろう

あなたの
すこやかな睡眠と
思想を
まもろう

ひやりとあたたかく
まもろう

泥になったわたしには
思想もなく
身体もなく
ただそこにあるよう ....
1年半前
自室のテレビが
壊れた

寿命だ
すぐ 買わなくても
よかったのに

地デジ 地デジと
騒いでいた時期だったので

なけなしの 虎の子で
BSも観られるテレビを購入
 ....
進化の枝につかまって
落っこちそうになりながら
僕らはみんな五本指
ものをつかむための指

進化の枝につかまって
落っこちそうになりながら
僕らはみんな四本指
速く走るための指

進化の枝につかまって ....
手も指も 言葉もうまくあやつれず 今ここにいる。(勝手に動く私の体)


レース編み 金色の華奢な編み棒が指の間でもだえて
           (きらきらきらきら白さ倍増)


窓を開 ....
厚顔無恥な私を
やわらかな笑顔で迎え入れてくれたその家で
酒をごちそうになった
しどろもどろの
要領を得ない
私の話に
やわらかな笑顔で相槌をうってもらいながら

  温かい
  温 ....
誰がいたのだろう
いたのだろうここに 誰がいたのだろう そうして
違った道を進まされてきたような気のする僕はいたのだろう
憂鬱など無くなった道に 立たされていた

イギリスじゅうの 知りもし ....
絵画とはなんだろう。いつも考えている。ただ、そうではないものがあるにしても、絵画に自分自身だけは存在しないように思う。だから、どんな作品においても殺風景な感覚があるのかもしれない。自画像は、自分を投影 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
トキハ スス...8*10/5/7 23:05
もしかしたら雨が210/5/7 22:52
8個目の間違っているかもしれないOz110/5/7 22:04
共有 1すずき はな1*10/5/7 21:56
アトラクション瀬崎 虎彦0*10/5/7 21:02
ナマモノくろきた2+10/5/7 20:22
折鶴の少女110/5/7 20:18
妻の特技冬野 凪2*10/5/7 20:15
無限に広がる輪くろきた310/5/7 20:08
のぞみ64号nonya6*10/5/7 20:02
わがままたもつ510/5/7 19:28
ARU山崎 風雅310/5/7 18:31
ぶるぶるぶるぶる竜門勇気1*10/5/7 18:09
いつもその裏には。ユダ010/5/7 16:11
4さい水中原動機110/5/7 16:02
fade awaymizuno...310/5/7 15:41
小指から散るあおば7*10/5/7 14:25
レインコートと長柄の傘敬語2*10/5/7 12:38
あちらがわの記憶朧月110/5/7 12:37
ゾンビ藪木二郎010/5/7 12:05
現し身蒲生万寿1*10/5/7 11:38
蛙の復習……とある蛙14*10/5/7 10:09
11寒雪110/5/7 10:07
はるな210/5/7 6:57
TV森の猫1*10/5/7 2:31
小指から散るクローバー1*10/5/7 2:19
カッコの中の私の体なき1*10/5/7 1:51
満腹の日北村 守通610/5/7 1:48
日本の、窓か。番田 010/5/7 1:33
夜のボート110/5/7 1:33

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