奇天烈な電波が飛び交う
騒音にまみれた街で
正常に機能する体を使って
私は生きています。

本当に欲しい物なんて
分かりません
でも語らせてください

最後は
海に近い一軒家の二階 ....
出会う前から分かっていたのかもしれない。
離れてみて分かったのかもしれない。
認めたくなかっただけかもしれない。

久々に会って分かったんだ。
握った手がどこか遠くにあることを
触れ合った ....
横断歩道を

全力疾走。


あぁ、

思ったより

足が動かない。


ジャンプして

歩道に着地。


見たか!
涙が うるうると
あふれ

つぅっと
頬をながれる

あたたかい

このあたたかさは
あたしが
キミをおもう
温度?

もってかれた
もってかれた

あたしの
ココロ ....
私の腸としての幻想の、
幻想の指先は、指紋。
網膜の一点としての、知恵の輪。
渦の音色は月面のクレッシェンド、
おごりとしての憤慨。

歯ブラシをくわえ
ベランダから
父親と並んで
満点の星空を眺めていた


夏の夜空は
広くて
蚊にさされるのが
難点だけど
それに勝る清々しさが
いいね


そんな感 ....
愛するものが未来にあって
そこに私がたどりつけないとわかったら
なんて
当たり前のことでしょう?

愛するものが過去に埋もれて
もう私にはとりかえしがつかないこと
くらい
知っているか ....
歩き方には拘らなかった
朝には優しさが満ちていた
音のならない靴をそろえて
こんなにも遠くへ来てしまった


人の道という、溜息の上澄みを掌でそっと掬うような、薄さ
踏みしめているようで ....
漂うものは言葉を奪い妄想は力を与えつづける
いつか手にするものを今日手に入れる必要などない
考えることを仕事にして仕事のことを考えないようにする
働きすぎるまじめな人が多いこの国で難儀なことだ
 ....
魔境へ行く駅のプラットフォームの
線路へと落ちる寸前に足をかけ

太陽から吐き出された黄土色の列車が
卍型の運転士を載せて

左腕ははるか星まで手に届く
やがて天鵞絨の空

列車が肩 ....
お酒というものは人間を廃人にしてしまう 恐ろしい薬です

お酒はその反面 飲む人をハッピーにします
かくいうぼくもお酒の虜です メロメロです デレデレです 
中毒です

お酒の中毒に陥るこ ....
タニシ君
君がうらやましい
だって君は堅い殻を持ち
人間から踏んづけられても平気なのだろう

カタツムリ君
僕は君がうらやましい
君は水が乏しい季節を
眠ってやり過ごすことができるの ....
君のその手は君のものだけど
今だけ少し僕のものなんだと
そういうことにしてくれたなら
話は早いと思うんだ
そしたら僕は君の手を
僕の意志で動かせる

君にはボクノテヲアゲルカラ

僕 ....
{引用=
いなくなったきみを探していたら
僕は自分を見失ってしまった

砂浜を歩くたどたどしい足元が
早く何処かへ連れて行ってくれないかと
波にさらわれることを望んでいるこころは
宙に浮 ....
我独り

古城の主

両刃の剣に

映える月の光

石段の途中より振り返り

細め見る闇の森

我が世界の清らかさよ

訪うものは

夜の温もりに適う音 ....
悪いところにメスを入れないと


健康にはならないんだよ
文明の発達が

地球をここまで衰弱させた、と

誰かが言った


文明が発達せずに

自然と共存して暮らせば

地球の終わりなどこなかっただろうに、と

誰かが答えた

 ....
私はあなたを目標とし

あなたに追いつこうとひたすら走る


そしてあなたに追いついた時

わたしは

あなたを踏み台にして飛び越えてゆく


そして新たな目標を見つけて

 ....
二機は、一晩中逃げ回っていた
飛行機は、蜘蛛の巣に引っかかっていた
「プレーンモビルって言うんだよ」
「ふーん」
夜、僕らの残骸が、露に濡れて光を放った
蜘蛛、手をつないだ僕と君
バランスをとって緩や ....
駆け上がったスケールの天辺で
頭にティアラを乗せられた途端
3オクターブ下の森へと転がり落ちた
黒鍵に打たれた身体に赤い痣が散る
地面に投げ出された
ティアラの真直ぐで静謐な輝きは
脆い影 ....
                    
内地から釣りに来た太陽と恋人たちを
島尻の斎場御嶽にガイドする。
財布から百円玉を取り出し受付機でパンフレットを買うのを指笛に
午後の観光が踊る。
 ....
君からメールが来た

今更だ

今更何でだ?

今更何を言えばいいのか

今更何を聞けばいいのかな…

出てくる言葉は

『何で?』と『どうして?』

何を言おうが

 ....
ぼよおん ぼよおん ぺろん
ハイッ!

「ぼよおん ぼよおん ぺろん」

ヨシッ!

ぼよおん ぼよおん ぺろん
ハイッ!

「ぼよおん ぼよおん ぺろん」

ヨシッ!
もっ ....
踊れないのは だれのせい
腐ったあしと 脳みそと
20の指を もうすこし
じょうずに使ってみなさいよ

踊れないのは だれのせい
迎えにこない ママと彼
そんなのぜんぶ 捨てちゃって ....
{引用=

翌朝いそいそと出て行ったあなたは
スーパーの袋を提げて夕方再度戻ってきた

おやつを作るよなんて突拍子も無いことを
つぶやく彼女がばたばたと何かを始めだす

へらりと笑いな ....
歩き疲れたから 空とんだ
外見をおいて 空とんだ

ばたばたしてるその様は
地面と変わりないみたい

じたばたしてるその羽は
落ちそうで 落ちそうで 忙しい

枝で休めていたいけど
 ....
好きな映画を観て
好きな小説を読んで
サントラを何度も 聴いて

あんまり遠出はしなけど
うちの前に咲く桜
はなみずき

もう 深い緑はきらきら輝いている
木々が風に揺れる 音になら ....
終わりが悲しいからじゃなくて
えぐられた傷口がみっともないからじゃなくて


炎に焼き滅ぼされるような
狂おしいまでの情熱を思い出せないから


ぼくは雪が舞い散る水銀灯の下
 ....
荒川放水路にかかる鉄橋に
次兄とぼくは向う
川の土手にある踏み切りから
線路にはいる
手をおくと微かな震え
枕木に膝をついて
線路に耳をつける
太鼓の低い音
「電車がくるぞー」
ぼく ....
いじわるをいわせないためには、どうしたらいいだろう







最近の話をしようとすると
思考は酷く曖昧で
断片的なものになってしまうから
こんな形をとっ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
この体でテルテル坊主3*10/5/15 5:50
貴方まで2*10/5/15 5:31
走る中年おかず110/5/15 5:00
なみだ森の猫2*10/5/15 4:00
鼻頭の腺番田 310/5/15 3:22
流れ星の記憶こころゆくま...410/5/15 3:13
farthest lovemizuno...410/5/15 3:03
そのままの速さで霜天310/5/15 1:12
センス・アンド・セレンディピティ瀬崎 虎彦210/5/15 0:31
佐藤伊織010/5/15 0:03
アルコール中毒者は夜、歩く冬野 凪1*10/5/14 23:48
タニシとカタツムリと男の子曲がり屋レオ...6*10/5/14 23:33
ヲタガイの手朧月110/5/14 21:20
遠い眼差し高梁サトル18*10/5/14 21:15
独り舞台蒲生万寿010/5/14 21:03
説教くろきた210/5/14 20:50
文明の発達1+10/5/14 20:48
新しい時代を刻みゆく110/5/14 20:42
空色めくりクローバー3*10/5/14 20:11
armoire caprice渡 ひろこ24*10/5/14 19:38
蝶の廃棄楽恵19*10/5/14 19:19
再会伽茶110/5/14 18:44
特訓2花形新次1+*10/5/14 18:34
踊れないのはだれのせいはるな210/5/14 15:10
ホット・ケーキ空白さん5*10/5/14 14:30
無様な鳥朧月110/5/14 12:36
ここにいるよ森の猫2*10/5/14 11:33
Reason For寒雪110/5/14 9:05
生まれ変わる殿岡秀秋310/5/14 6:39
男女山中 烏流11+*10/5/14 3:46

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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