枕を濡らさずに抱き枕を抱いて眠る私には
君の淋しさなんて解らないのかもしれないね

それでも私は淋しいのだと言い張りたい
誰かの声がする此処は安らぐことのできる
唯一の憩いの場

話して ....
 
午後三時

初夏の森は緑の海
風に揺れる光が跳ねている
ひらいたままの図鑑
次のページがめくられるのを待っている
外の景色に気をとられて
どこまで見ていたのか忘れてしまった
図書 ....
燻ぶり続けた今日が終わると
皆、靄に戻っていく
拡散された、再構築
明日には、昨日と同じあなたはいないでしょう

裏路地の、静けさ
雨宿りもすっかり、済んだので
手を、振り合おうとすると ....
さよならは聞こえない

開かない口の中で響く

飲み込んだその一言が

こんなにも辛いもだとは知らなかった

だから涙が流れた

カーレースの試合は

全クラッシュして最後に残 ....
苺味の苺
琥珀色の琥珀
とても人間らしい人
そんなものはどれもありません

それでは出口はどちらに
そんなものはありませんよ
だって入り口さえなかったでしょう、此処には
速さを速さに過ぎる文字が
すべてすべて骸骨に去る
平らな井戸よ
容れものの子よ


二重の息や光の帯
朝へゆく朝 止めもせず
ただ見送ればその先に
二重の雨の ....
想いと言葉は
いつも
正反対なのです。
それというのも
月の光が
太陽の光の反射によるもの
だからだそうですよ。
だから、
新月の夜には
あんなにも
悲しくなるのでしょう。
疲れて、
布団に倒れる。
今日も一日よく働いた!
少し気が立っている。

どこの家も
テレビがついている。
洗脳されている。
自分の意思がなくなる。

国家存亡の危機
日本はダメ ....
十字路という十字路を捜し歩いてようやっと








悪魔の居る十字路に辿りついた




僕のスタン・スミスは十六代目

 ....
ベランダで育てたハーブを摘んで
朝ごはん代わりにサラダにしてわしわし食べて 
お腹が満たされたぼくは
草むしりでもしようと
雑音まじりのラジオから
山口百恵の『プレイバックpart2』が流れ ....
しじみの輸入が自由化されるという噂を聞き
反対運動に尽力しろと指令が下るが無視する

労力を注いでも注いでも
状況が好転しないのは
呪われているから

自己中心的で仕切りたがりなのに
 ....
想う
人を
想う
愛を
想う
幸せ
何らかの理由により
自分の意志を決める。
あなたは自分を人の前で
出せますか。

いいえと答える人
あなたの1年はあまりに
短い。

はいと答える人
あなたは嘘つきだ。

わか ....
伝わらないんだ。彼が鈍いだけじゃん


ひとりの時間誰にも必要こんな時代は


メガネ派になり 北風も心地よいかな


心が痛む?絶対なものは君自身だよ。


ズカズカ心に。  ....
心がスカスカとするのはまるでプラモデルになった様で、自分の力で何とかバランスを取り立っているのが精一杯になります。それはもう無様で、例えば指で突かれて転んでも自分の思うままに動けない体とか、足の裏側で .... どこにも闇は無く
ただ前に見える微かな星に向かう
それは何かの儀式の様に
黙って、黙って
微かに見える島影を頼りに
軋む櫂を漕いで行く

ごらんあれが終わりの岬
幾度も訪れたそれは
 ....
帰り道に迷わぬように
アメを落として歩いたきみ
心のかけらが落ちました
月に浮かんで
消えました

空からふった銀のかけらは
どこかの星のきみですか?
銀河通信は遠いので
心にリボン ....
何が1番
大切なのか
生きているうちは
気がつかないものである

気がつくのは
ほんとうに
大切なことが
見えなくなってからだ
失ってからだ

見えなくなってからでは
失ってか ....
私が
願っていること
思っていることは
二度と
昔の時代に起きた
醜い
争いを
起こさないでほしい

同国人の
争いは
悲しすぎる

思いやりを
忘れないで

弱いもの ....
強い風が吹いて手のひらを、どん、と叩く
指や手のひらを過ぎていく風はつるつるしていた

よしよし、と風を撫でる

強い風で乱れる髪を押さえる
指先にからまる髪の毛はつるつるしていた

 ....
弱いものも
強いものも
みんな
同じ人間

だのに
なぜ
争わなければ
いけないの

傷つけあわなければ
いけないの

ひとり
ひとりの
考えが
ちがっているのは
当 ....
だれかが祈ってくれている


だから祈りをかさねている


まわりを見つめる

まわりを感じる

胸の痛みなくなるまで

まわりを見つめる

まわりを感じる


だれ ....
  五月の駅のプラットホームで
  ぼくは考える
  ひとはなぜ
  自殺をするのだろう?



  去年の五月
  止まりっぱなしの西武線を
  ぼくは覚えている
  そ ....
忘れ去られた 古い校舎
人知れず 
ひな菊が一面咲く
小さな 白い縁取りをした
数知れぬ麦藁帽子
花の絨毯は緑に抱かれ

さやかな風が吹き 過ぎる
もう夏の気配を孕んだ晩春のそれは、
 ....
曇り空の下を歩く人々がいる

それを見ている視点はまだ迷っている

彼なら今をどう語っただろうか
この先をどうノートにしたためただろうか


何にも変わらない
希望のあとの絶望って深 ....
ふと あなたに呼びかける声がある。
あなたはコーヒーカップを置き
(あるいはオンザロックグラスを置き)
戸口を出てゆく。
 
   外はあなたにとって
   意外な季節だ
   たとえ ....
どれだけたくさんもらっても

さみしいの

言葉は魔法じゃないのね

って

思うけどいっちゃだめ

カタチにこだわるけれど

どうなったとしても

消えるはず無い不安があ ....
アア イマハタダ 願ウダケ
時ヨ トマレト 願ウダケ

願いを託した 砂時計
君への想いを 砂に秘め
僕の涙を 砂に見て
そっと流して みようかと

    君との出会いは 運命で
 ....
それらをぼくは追いやって新しく息をしよう

それらをぼくは追いやって古くからの息をしよう

新しくて古いぼくは息をしよう


東大阪の公園で中国人のこどもたちが日本人のこどもたちを追いや ....
  
 
ぼくの中を犬が泳ぐ
きれいな犬かきのフォームで
どこかにある向こう岸を目指して
一方ぼくはといえば
水の中どころか
空気の中でもうまく泳げない
手足を無駄にばたばたさせて
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
一瞬の子守唄ゆず2*10/5/16 2:08
図書室の窓辺からベンジャミン8*10/5/16 2:05
終日霜天110/5/16 1:21
それでお〜しまいさこめ710/5/16 0:46
仮想現実瑠王2*10/5/16 0:36
夜めぐる夜 Ⅳ木立 悟610/5/15 23:57
定説國朗110/5/15 23:07
国家存亡の危機ペポパンプ3*10/5/15 22:57
ロバートのは聞いてやったくせにTAT1*10/5/15 22:34
草むしり冬野 凪1*10/5/15 22:20
カッシーニの輪a110/5/15 21:49
妄想癖ゆず0*10/5/15 21:20
2010年前紙喰虫4*10/5/15 20:10
「キミの傷」森の猫1*10/5/15 20:06
プラスチックガスプル式210/5/15 19:15
白夜航4*10/5/15 19:14
silver fragmentmizuno...410/5/15 18:16
大切なことそよ風さん3*10/5/15 18:05
私の願い②1*10/5/15 18:00
つるつるなき2*10/5/15 17:56
私の願い①そよ風さん4*10/5/15 17:55
だれかと祈る吉岡ペペロ1310/5/15 15:52
プラットホーム草野春心110/5/15 15:45
ひなぎく月乃助16*10/5/15 15:09
5.15410/5/15 14:03
ふと あなたは非在の虹110/5/15 13:48
朧月110/5/15 13:25
砂時計Ryota....110/5/15 12:29
息をする吉岡ペペロ910/5/15 11:44
入口たもつ810/5/15 8:49

Home 戻る 最新へ 次へ
3374 3375 3376 3377 3378 3379 3380 3381 3382 3383 3384 3385 3386 3387 3388 3389 3390 3391 3392 3393 3394 3395 3396 3397 3398 3399 3400 3401 3402 3403 3404 3405 3406 3407 3408 3409 3410 3411 3412 3413 3414 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
5.32sec.