笑いを取る
それとも
料理を取る?
カッコよりも
中身だよ
虚より実
花より団子
中身のない
腰パンめ!
Oh,今宵 金星の真下に三日月が!
何と申しましょう
トルコの国旗を縦にして いえいえ
モーリタニアの国旗を藍で染めたよう
ちょっとした回教徒気分にございます
その贅沢な、可憐な様をどう ....
楽しく生きよう
笑って生きよう
伝えて生きよう
話して生きよう
男は攻撃
攻めて攻めて
攻めまくれ
怯まず進め
正しい道を歩め
自信を持って進め
自分が好きになる
歯を食 ....
疲れ果てた太陽が垂れ落ちる
代役の月は殺伐とした太古の鏡
さて 頭の中で響いてる掘削機の空回りを
加速させるとしようか
萎みかけた太陽が 最期の一瞬きで
永久凍土を水浸しにす ....
夢を超えろ
幻想を超えろ
遠き雷の震えより
山を裂き
川を砕く
古(いにしえ)の言葉あり
お前を打つ
俺を刺す
世界を奪え
大地 ....
今この瞬間が
期日ででもあるかのように
それは炎のような境涯だ
胸を痛めひとりでかかえこむ
正しいことが絶対でもない世の中で
こんなことはごく当たり前のストレスだ
....
ぽつりと兎
いびつなシルエット
雨水をくり貫いた一昨日から
恥ずかしい思いばかり
潰れた旅館の瓦礫をくべたのは
あのショベル あれが
やったんです
暗がりの冷たい埃や
月下 ....
今日は一日穏やかに過ごします
妻との口論はもううんざりです
今日は一日穏やかに過ごします
停滞する梅雨前線
発情期の猫の鳴き声
喉の渇き
包丁研がなきゃね
のこぎりの錆びも落とさ ....
晴天のいきわたる青空に 地を這う家鴨の不自由さ
遠くに聳える 希望の山が見えている
逃げ出したい願望とは裏腹に 世間の歯車へ突き落とす
誰を頼って生きるのも できないことと知りつ ....
道を歩いていて 石を踏んだ
ケロケロと音がした
石の下には蛙はいない
私の靴下の中にも蛙はいない
未だケロケロと屁をこいたこともない
が
ケロケロと
石か
やはり石が鳴 ....
女の声は殆どが水で出来ている
舐めとればそれはひどく甘ったるくて
お祭りの屋台で食べた綿菓子みたいに
口がべとべとになってしまうんだ
男の声は殆どが煙で出来ている
吸 ....
ふわふわと大人になって
ざくざくと大人ぶる日々
涙こぼれそうな時も笑って
どん底に落ちたってエネルギー充電
それでこそ大人だ
僕は一人ぼっち、胸を張る
春の風を背中に受けな ....
なにかが息をひそめて
脳髄の暗がりで
いかさまな計画を練ってる
刻々と過ぎてゆく時間
連続する健忘症が
まともに錯覚させてるみたいで
伸ばした脚の指先のあたりから
身体 ....
片足立ちのフラミンゴは
あんなに綺麗に直立不動
両足を使って立ったって
私の世界は揺れている。
にゃあ、と泣く猫の声に誘われて
軒下を覗けば
逃げ遅れた春が
六つの目玉で睨んでくる。 ....
古びた電話ボックスの中にあるタウンページに
妙な親近感を抱くようになり
気付けば少しおせっかいな人になっている
大量にばらまかれたレジュメには
不気味な挿絵が載せられていたけれど
その絵が示 ....
{引用=
アウストラロピテクス〜はるかに
ホモ・エレクトス〜さらに
ひととひととを分かつ外的要因によって
踏み出す一歩その一歩の歩幅の違いが決定的だとして
ここまで
....
ぼくのタクシーが壊れてしまった
だからもう、ぼくはタクシーに乗れない
朝食の後、歯を磨いていると
血のような味がして
吐き出すとやはり血だったので
歯槽膿漏か何かかと思い
壊れ ....
私達は
少し難しい言葉を並べただけで
頭が良くなった
気分になっちゃって。
私達は
少し深い会話をしただけで
全てを理解した
つもりになっちゃって。
実際、本当 ....
小さな缶に
思いを小さくして
詰め込みました
ぎゅっと
ぎゅーっと
ぎゅーっぎゅーっと…
詰め込み過ぎたので
もう一つ缶を作りました
もう一回り大きくし ....
食事を邪魔された黒猫は
あんぐり口を開け、あらぬ方向を眺めた。
何かが見えるようだが、
飼主に頭を撫でられ、首を大きく伸ばした。
彼女は飼主が好きなのだ
視線を合わせたままにゃーとなく。 ....
どっちのおじいちゃん先生が溜飲を下げようと
砂を噛もうとこの地に雨は降らない。新品のカラフルな長靴を
または雨傘をまたは雨ガッパをともかく幼子らは待っている。
私たちはそれぞれの宝石を決して紳介 ....
低迷線をたどっていきつく先は壁
そうしたら垂直に昇ってゆこう
横のままなら低迷でないから
いつのまにかの上昇線
また壁
真逆の心理の状態は
笑えるものだと思うのです
頭から垂 ....
汚れていくオレ
トイレの壁みたく
黒いペンが
オレのこころを凌辱する
汚しているオレ
電信柱に
立ち小便して
ひとのこころを辱める
二人ともオレ
まぎれもなくオレ
....
{引用=
あなたという人の
縦糸は切れる頭
横糸は深い情が
幾ら派手な模様を描いても
いつも指にやわらかい
わたしの名前をまろやかに囁く
その声以上になにが甘いだ ....
私は何を、私にする?
忘れてしまった 記憶だ
記憶は 私の体の中から
ああ すべて忘れ去られた
その意味を 忘れた 空だった
色となって 私は 知ることだろう
その 色ではない 空に私 ....
あなたと
手をつなぎたい
光る新緑の下で
あなたは
やさしい
写真を撮る
可憐な花々がより
やさしく 映る
あたしは
もっと やさしくなれる
そして
あなたの
....
勝手に生きればいい
しかし尊厳をけがしてはならない
人は苦しみ、苦しまれ、腐りゆき、絶望に涙する
(しかし人は悪魔という方向で落ち着いたようだ)
お前の呻き声は草むらの路上に悪魔の見下 ....
枕を濡らさずに抱き枕を抱いて眠る私には
君の淋しさなんて解らないのかもしれないね
それでも私は淋しいのだと言い張りたい
誰かの声がする此処は安らぐことのできる
唯一の憩いの場
話して ....
午後三時
初夏の森は緑の海
風に揺れる光が跳ねている
ひらいたままの図鑑
次のページがめくられるのを待っている
外の景色に気をとられて
どこまで見ていたのか忘れてしまった
図書 ....
燻ぶり続けた今日が終わると
皆、靄に戻っていく
拡散された、再構築
明日には、昨日と同じあなたはいないでしょう
裏路地の、静けさ
雨宿りもすっかり、済んだので
手を、振り合おうとすると ....
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