お願いだからどうか
どうか君の横で眠るその人を
起こさないように
声を立てないように

唇に指を当てて
僕はおびえた顔の君を眼で制する
そのまま動かないで
なにもしゃべらないで

 ....
 
 
庭にいたはずのニワトリが
二羽いない
はじめから一羽だったのか
あるいは一羽もいなかったのか

隣の家から
客が出ていくのが見える
名残惜しそうに
もう柿を食べることはない ....
おめでとう
終わったことが良かったんじゃなくて
結果の良し悪しがどうとかじゃなくて
スタートラインに立ち
誰よりも輝いて見えたきみに
ありったけの笑顔と
溢れんばかりの涙を携えて
 ....
いたみ このいたみ

今日の闇を 明日の光を
にぶい絶望を するどい希望を

舌に降り落ち 歯を押し入る あの味を
肌にすりより 陰部をかける あの人を

すべてをぬぐい去り ぬり潰し ....
{引用=――わらべうた}


空は晴れていました。それはもう、
実にみごとに晴れわたっていまし
た。僕(子供)は逆上がりができ
なくて、学校でみんなから笑われ
て、からかわれて、そのせい ....
  ゆれる
  歩道橋で
  ぼくのからだは
  空を見あげた



  光の
  ふやけたところから
  いまにも
  だれかが降りてきそうだよ



  ち ....
てゆーか覚悟を決めてほしいなこれは
いい意味でエンドレスな不安の話だ
まず重心をひくくかまえてコンセプトを叩き込む
さりげなくサバイブする自分らしさで
クリエイティブな脱力系ポエムとか ....
ベッドの上に、君の腕を
ケースから出して一緒に眠る
腕を組んで、胸に抱いて
手を繋ぐのが一番しっくり
年中暑がりだったから
サーモグラフィ、君だけ赤色

翌朝起きたら、寝ぼけたままでも
 ....
検問で氏と所在を訊かれ
タクシーを降りあなたのところへ歩いた
白い蝶がうれしそうに僕にまとわりついて舞う
ふっと、あなたを思った。

はなの季節の狭間に整えられた樹木の枝葉
み ....
                100611
                      
またしても
発想の転換を迫られて
太陽から来る光のエネルギーを捕まえる
捕まえたエネルギーは
絶 ....
憂鬱な過去を見ている
夜の片隅だ 緑色の
空へと歌おうとする 私は
失いかけた 音階を考える
夜の壁へと演奏している

私は強くはないのだ!
石の内部の塊ではない そして
腕の支持する ....
あなたの瞳にうつるものが
どんなにあなたを悲しくしているか
どれほど考えてもわかりません

あなたの背中がいったいなにを
どれだけ背負ってそんなにも
淋しく見えるのかわかりません

け ....
影がゆらゆらと
ボクラの間にゆらめいて

それを過去と言い切れるなら
何も疑わずに
何も裏切らずにいられたかもしれないのに

心の奥で恐れてる 求めてる

揺れてるんだ
不完全 ....
〜Alfred Hiscock's motion picture “Frenzy”


{引用=That night I saw her for the first time was warm
 ....
ドラム缶の中で羽化した
ボウフラたちが
シーツほどの大きさに広がって
街灯におおいかぶさる。五時三十七分
長距離トラックのヘッドライトに
体当たりすることで
火花を飛び散らせた。

男 ....
チチチ と絡まった溝を鈴音のように舞う
開く両手に飛び込む事はないと
幾重に承知しても 
投げ出さずにいられない

おはよう どこですか

電線に 立ち止まる 空
片思い

心臓の音が やけによく聞こえる夜だ
静かな心で
君の笑顔を 描いてみようとしてるんだけど
うまくいかない

綺麗に思い浮かべようと し過ぎてるのかな
あれ程見てるのに どうし ....
ええ、ええ
彼、もう10年以上になりますよ
勃起人に名を連ねてから

最初は付き合いだったらしいけど

「俺、そんなに勃起しないし、柄じゃないんだよなあ」
とか言ってたんだよね

そ ....
人間が本物と偽物にわかれるとして
偽物に入れられた場合は
一生消えないので
駄目

あじしおをかってきて
なめると
1時間後に調子が悪くなる
塩分のとりすぎ

トリーペル
トリー ....
煉瓦を積み上げて
高く登ろうとしていたのに
周囲ばかりに積んでいたから
自分を中心に、塔を作ってしまった
出られないのだろう、と、
上しか見えない僕に言うのは
通りすがりの鳥ばかりで
うん、とも ....
デカダンスな景色が焼きついて


あんまり考えてると


半身の喪失感がひどくなる







空は青いね




君は元気にしてますか?



 ....
2010/06/10

空気
窒素、酸素、二酸化炭素、空虚、おかしみ

ポケット
ハンカチ、携帯電話、あめ玉、コイン、鍵、決意、手


絵画、イラスト、デザイン画、タイトル、著者名、願い

機械
削 ....
感情が溢れ出す
言葉も身体も止まらない
一分後の自分を想像しない
そんな瞬間が欲しいんだ

恋か 真か?
人生一度くらい、狂ったっていい
稚拙さを恥じるほど
誰かを愛せたら、僕は救われ ....
ガーベラ
モッコク
ミモザ
ナデシコ

ツユクサ
ゼラニウム
アジサイ
コデマリ

パンジー
シラン
ユキノシタ
キバナコスモス
透明
振動
期待
夕暮れ
交わり
詳細

発する
繋がる
起き上がる
多様
フルートの音色

時間が過ぎて
自分が無くなる
紫の時間帯
どこからか叫び声
弾ける

 ....
プラトニックと不倫の間には

然程違いはないはずだ

恋に焦がれても

恋に敗れても

出会った瞬間に何かを感じようが

長く付き合って初めて気が付く変な癖も

全て温かく感じ ....
ざこのようにねむるよさ
ねこのようにかしこまるよさ

たがいに貶めるよさ
たがいに慰めるよさ

においの残るよさ
きえて無くなるよさ
テキストを開き、矛盾の故事について学ぶ    

塾生→ お金をつくってくれるのが資産、お金を奪うものが負債ですよね。ぼくたちは資産を増やし、お金儲けをするために勉強しなければならないのでしょうか ....
満ち足りているのだと
わかり易い言葉に暗号をたくさん隠して
心の内を告げるその奥で
もう 今すぐに!
わたしのいない未来を
突きつけてあげたいと
恭しくその頬に指を添える

とろけそう ....
学生のあの頃
異様な夜のさびしさに駆られて
親しい友人の家に遊びに行った
そんなことは珍しくなくて
ふたり
ベランダで煙草を吸い
きみはギターを弾いて
わたしはその歌を口ず ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
sound of silence山田せばすち...410/6/11 9:50
早口言葉小川 葉110/6/11 8:48
輝くきみへ寒雪210/6/11 8:11
はらいたR.F.1*10/6/11 7:16
幽霊のひもの[group]岡部淳太郎20*10/6/11 5:21
白い空草野春心310/6/11 2:39
PPW用/不在の時代(みひろちゃんへ)モリマサ公510/6/11 2:34
マネキンやや1*10/6/11 2:33
蝶をみる夢ベルヤ3*10/6/11 2:32
エコロジーあおば3*10/6/11 2:02
今日をなくして番田 010/6/11 2:00
「湿度」ベンジャミン17*10/6/11 0:00
Izm210/6/10 23:34
How the scumbug affectssalco1*10/6/10 23:06
ドラム缶の、ゆれプテラノドン210/6/10 23:05
ヒキナギ砂木5*10/6/10 22:52
片思いitukam...2*10/6/10 22:50
勃起人花形新次3*10/6/10 22:39
パッデド Ma010/6/10 22:39
自尊心クローバー4*10/6/10 22:29
7*10/6/10 22:25
ラベル表示をご覧くださいクローバー1*10/6/10 22:20
素晴らしき人生スウ110/6/10 22:16
ペポパンプ6*10/6/10 21:55
Oz010/6/10 21:38
濃度伽茶210/6/10 21:20
価値観R.F.2*10/6/10 20:35
塾生《81》柴田...6*10/6/10 19:05
狂薫藤原有絵610/6/10 18:01
紅茶が冷めるまでかんな8+*10/6/10 16:50

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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