自分という分
それは世界の一部分
60億種類の自分があって世界がある
自分がない人なんていない

俺には自分がなかった
だからさんざんつけこまれてきた
誘惑されまくったし いじめられまく ....
確かに血脈を感じた
波打つ皮膚
怯えた気配
低い声
腫れあがる
崩された意図
育ちすぎた
新月
潰れる意識の最下層
腐蝕してゆく
銀色
受けた悪意を憎しみで返してはフモウだ、と
そう言われても、この手は随分前から汚れていたんだよ。

笑われたら怒って
陰湿なことにはそれを返すし、
周りのみんなと
同じように汚れていたんだよ ....
生きているだけ

それだけで良いと、あんたが言う

生きているだけの死体

それだけで良いと、あんたは


あんたは


そんなあたしで良いと、言うの?



ねえ
なんでもない一日なもので
なんでもないものを食べる

そうして気がつくと おれは
クレータ島のミーノータウロス

生き物であるから 腹は減るもの
出てきた人間を ながしこむ

7人の ....
馬鹿だから
もうあんまり覚えていない
それはとても大事なことなのに
それが無いと生きられないような
とても大事なことなのに…

ゼエゼエ
ハァハァ
あの時の呼吸音
シトシト
ペタペ ....
どれだけ考えても
どれだけ思い出そうとしても

必要な言葉が
口から音となって
意味を成した
文章で
出てくることは
ない。

私は
失った。言葉。
そして
それらを
つ ....
お母さんがシンゴのことやさしいひとだね、って言ってたよ、

このまえカワバタをお母さんに紹介した
お母さんにポリタンクふたつぶん水を渡してお母さんからヨシミは電動自転車をもらった
なにかで当て ....
シュリルシュリルリシュリルリリ

僕らというこの現象は
溶けきれずにはみ出した
二酸化炭素の泡沫です
着色された青色の
歪められた電灯です
落ちることの許されない
小さき声の記号です
甘味料に騙されな ....
早く死ねばいいのに死なないのは嫌がらせなのかと
1日3回言われることになった
めがねをかけた
細い男から
いわれる

だから殴り殺すのが
いちばんいいが
だめなので
できない

 ....
{引用=砂漠のように乾燥して
地球を一周してきたような風が
ビルという山脈の間を駆け抜ける
巻き上げられたように歩く
人の群れの行く先は
小さな箱みたいな
壁に閉ざされたわずか ....
このように途切れ
このように降り
このように顧みられず
このように忘れ去られる


このように近づき
このように従い
このように落ち
このように笑む


こ ....
恋しくて恋しくて
依存したくて
いつも一緒
楽しい

いつも話して
いつも笑って
いつもいつも
幸せでいたい

どんな辛さにも
耐えて見せます。
どんなに苦しくても
貴方を信 ....
仮眠していた
動物のように
本能だけで動けばいいのに

優しさの言葉
身に纏って
だれにもすかれようと
愛想笑いする

本音を言うのがこわいだけじゃなくて
憎むことがこわいから
 ....
{画像=100613231219.jpg}
{引用=



黄昏たちの回廊
夕闇に漂う影が伸び
遊び疲れた風がぬける
 ....
泣け
なにがあったか言わないままに
泣け
きかずともよいだれの言葉も
泣いていればよい
悲しくなくとも

生きた
生かされた
産み落とされたなら

どんな叫びでもかまわないのです ....
まだ固いスーツを初めて着た日は
苦笑いをしながら君に見せに行った
確かアザレアが咲く季節だった

明日から社会人だよ、と
半分不安めいた口調でそう言った
確か猫の恋が始まる季節だった

 ....
スピカ、昔の話をしよう




ネットカフェで安物の映画を見たね
白黒で、音質も悪くて、それでも
主人公がさいごにひっそり自殺するシーンは素敵だった
アパー ....
春は怯えてた

夏は泣いてた

秋で落ち着き

冬で笑う

もう少し肌の露出を抑えて欲しい
孤独です
惨めです

だけど他人から見れば
こんな私は笑いものです

それなら思う存分
私を馬鹿にして笑ってください

それが私の生き甲斐です
追いかけて
腹の底から叫ぶ


不似合いな湖面に鮮やかな月のひかりが
さざ波としてりらりらと受けとめ



くれたからとけあおうと 
小さな魚が沈黙の藻が抱いている ....
もし生まれかわるなら
くじらになりたい
ひとり(いっとう)、暖かい海へゆき
深く深くもぐる
青と碧にひかる海の中なら
きっといつまでも泳げる


空にはかなしみがないという
けどそれ ....
布製のサボの上から
嫌というほど
ピンヒールで踏みつけられた

キーンとした痛みが
小指あたりに一撃
じわじわと痛みは
ひろがる・・・

失礼のことばもなかった

あたしは痛いの ....
どれだけ手を伸ばしてみても

手に取れぬ明星は

東の空に輝く

私は諦める事も出来ず

更に手を伸ばそうとし

つんのめり倒れ伏す

涙が流れ地に落ちるとも
 ....
歩く 歩く 歩く
サボでベタベタと
のろのろと
トロイあたし

梅雨前の炎天下を
歩く

アタマが ぼうっとなる

さっきから お腹は空いているのに
欲するのは
ビール ビール ....
砂に消える火
煙さえ無く
手は振りかえる
軒下の蝶


昼の音の波
ぬれた器
ただひりひりと
なぞる指


遠く離れた
同じ手に降る
聞こえないのに ....
今まで自分は暇を見つけては詩を書いていました、
それは携帯電話のメモ帳に書き記し、
誰にも見せることはなく、
たまに自分で読み返すくらいでした。

けれど詩を書くことを通して、
人の繋がり ....
私は舗道を歩いていた
単衣の着物を着て楚々と振舞っていたが
思いがけずつまずいてしまった
犯人は舗道の下をうねる根っこ

照れのせいか上を見上げる私
思いがけず新緑のキラメキに時を忘れ
 ....
ご機嫌斜めな天気のせいで

肌寒いのは家事をしない私への嫌がらせかな

大掃除に近い片付けには丁度良いか…

合間に入れたアイスコーヒー

お気に入りの豆を目分量で流し入れ

ひた ....
生きることに疲れ過ぎても
ただ生きていればそれでいい
その意味を
この大切な大切な私のわが子から
毎日毎日教わって

「お母さんのオムライスがずっと食べたいから
お母さんずっと生きていて ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
自分の分新守山ダダマ310/6/14 1:01
柘榴010/6/14 0:46
生きるカタチ山岸美香5*10/6/14 0:43
それだけでいのせんと110/6/14 0:34
うしの丼R.F.010/6/14 0:02
馬鹿だからOz310/6/13 22:45
言葉izumi110/6/13 22:39
滝と月吉岡ペペロ510/6/13 22:37
炭酸水と夏の気配クローバー2*10/6/13 22:33
めがねをかけた細い男からいわれるa210/6/13 22:02
砂塵の街ベンジャミン4*10/6/13 21:55
ノート(47Y.6・13)[group]木立 悟210/6/13 21:38
フルートの音色ペポパンプ5*10/6/13 20:35
うそつき朧月310/6/13 20:20
紫陽花よまどろむ海月8*10/6/13 19:20
ともかくも泣け朧月210/6/13 18:58
いつかいつの日か、透明になる君に梨玖2*10/6/13 18:46
スピカねことら410/6/13 18:21
小児愛者にとっての春夏秋冬一 二310/6/13 18:14
いきがい由居ゆひ010/6/13 17:44
円の外ベルヤ210/6/13 17:41
水に生まれるkawa510/6/13 17:32
ピンヒールの痛み森の猫1*10/6/13 17:26
明星蒲生万寿0*10/6/13 16:46
歩く森の猫1*10/6/13 16:18
去季木立 悟410/6/13 15:29
御挨拶一 二110/6/13 15:01
つまずき小川麻由美3*10/6/13 14:01
アイスコーヒー始めました伽茶110/6/13 13:41
生きる桜 歩美4*10/6/13 11:45

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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