目に見えない
何かに別れを告げて
大海原に浮かんだ
別の次元に飛ばされ
また戻って来たのだ

今は砂浜に顔をうずめたい
まだ少しも陸が見えないけれど

陸があっても
砂浜はないかも ....
二進法の
数え方をしっていますか

片手のひらをぱーに開いて
親指を折って1
親指を戻して人差し指を折って2

1、10、11、100、
   101、110、111、・・・

二 ....
真夜中に飛ばす
しゃぼんだま
闇夜に透けてゆらめく

触れてはだめ
われてしまうから
そっとみつめる
そっと飛ばす

唇に力こめないよに
泣いてしまわないように

ふう っと
 ....
嘘だということがわかっていても
とりあえず与えてみた
答えが否定だったり無視だったりしたら
もう信用しない
おざなりな返答でも信用しない

彼女になれば許す
絶対にならないし 別になって ....
悲劇、というものがあるとすれば
ミルクの乾いたコップや
公園でさかだちをする男や
尻を突き出し注射におびえる少女が考えられる

喜劇、というものがあるとすれば
冬の朝の凍ったパンとズボンや ....
くるくるくるくる
せんぷうきのまえでおどる
くるくるくるくる
せんぷうきのなかでおどる

くるくるくるくるしていたら
あたまおかしくなっちゃった
めだまおかしくなっちゃった
くるく ....
流れる水
流れる音
流れる空
流れる川

落ちる稲妻
落ちる水滴
落ちる花弁
落ちる聖霊

全ての命の為に
全ての心の為に
全ての詩の為に
全ての神の為に
花が嫌いだった
どう触れればいいか分からない
土壌も水も光もいらないのならば愛せたかもしれない


暗闇の中で迷子になったあたしを嘲笑っているアザミ
切り離して
切り離して
切り離して ....
渋柿のような岩石の顔を持つ男。
そのまなこは蛙卵のように美しく透き通り、
その中心には黒い黒い玉がある。

渋柿のような岩石の顔を持つ男。
その文明の一切を否定した声は、
原始の文化であり ....
結婚したぐらいで
作風変えやがって 
*

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するとこわい人がやってきて
 ....
内なる獰猛や、不吉な真実、そうしたものが産み出すいっさいの抑揚は、俺の魂のすべてに奇妙な烙印を残す…ろうそくの炎のようなリズム、分かるだろう、それが俺という人間のすべてだ
近くの裏通りをずっと ....
猫がおおきなあくびをする
顎がはずれそうにあかい口を開いて閉じる
猫のかわりににゃあと鳴く
誰もいない
誰もいない部屋
プラットフォームだった
わたしの手のひらに
砂だんご、
波にくずれて
なにも告げず抜けだした
廊下の底のあおじろい
やみの奥から
潮の鳴る音
雲のむこうで月が
満ちる ....
春になれば冬を想い
夏になれば春を想い

だから私は
愛されないのかと
あなたに抱かれながらきく

あなたの汗が光って
ぽとりとおちた 私の肌に

その粒をみながら
愛の揺れる様 ....
白い壁の空間に、あなたが見ているのは何ですか?
 庭の花や小鳥たち?
 家族との思い出?

あなたはお花が好きだから、これからがいい季節ですよ。
梅は今が見頃です。桜にチューリップ、シロツメ ....
owl city
という なまえの まちを
oil まみれ にしたら
そこから 
killing が うまれ
かれ は はしる
平行線 の
となりを はしる
スピードを あげるのは
 ....




ほかには
何にもないけど
何でもあるから
何にもいらない
立ち入り禁止の
義母の部屋に入り込んで
おしっこをしたり
供えたお菓子を引っぱり出して
食べ散らかしたり
犬が悪さをするようになった

酒飲みで我が強い
とてもこども染みた人だった
 ....
助けてあげたい気持ち
でも何もできない気持ち
はがゆい

大切な人が困っていても
お金がないことを
助けてあげることは
難しい

こんなにも世の中には
本当に困っている人がいるのに ....
十年後
きみは覚えていないだろうね
ぼくがこの腕の中に
ありったけの愛情を詰め込んで
きみを抱きしめていた
寒い冬の夜のこと
いつまでも続くはずだった道程が
突然消えて見えなくな ....
暗い、手の。しるべ。として。異教の言語を。抑圧された、あるいは、した。夜に。排卵する。血を争い、廃滅する。かけがえのない、すべての。些細な日常の、陥穽も。不可避に。わたしは、学習する。



 ....
触れるものすべて手繰り寄せて
なぞった自身の輪郭
気付いてしまえば単純な話で
出来あがったのは迷宮でした

ほらね、気付いていたんだろう?
求めることで誤魔化していたんだろう?

 ....
平素は決して交わらない、あなたとわたしが。
互いの名も知らぬ、あなたとわたしが。

刹那

あなたの情動する皮膚が、血肉が、硬骨が、わたしのものとなり、
わたしの宿す恋情が、想念が、覚悟が ....
 
 
ふりむけば
母がいる
ふりむかなくても
父がいる
はずだった

およぎ続けなければ
死んでしまう
魚のように
生きている

けれどもぼくは
人間だから
時々
息 ....
石畳の路
無数の傘がふわっと咲いた
メレンゲの心が少し浮き上がる
赤、白、青と色とりどりの傘の中を
空から鉱山夫達を乗せた汽車が降りて来る
蒸気を吐き出し、漆黒のボディを捻り、
 ....
国を統べる覚悟はあるか
国土も、国民も、法も王も
たった一人
自分一人だけの王国を

心身全くもって健全な人間などいない
そんな理想の国など
どこかにならあるというものではない
五体や ....
                  100622



反応が余計だと思うのだ
現象とか起源とかに束縛されて
ピチカカと今日も疲れている
一日歩き回ったあげく
上司から小言を食らい
 ....
つみかさなる
理由なんてない
自分以外の意識と
対峙しただけ

あなたの唇は
とても卑猥だ

漏れる音
吸われる熱
食べられてしまうと
思わせるくらいに
囚われている
15の時 演劇をやりたかった

が 部の雰囲気が悪く
音楽系の文化部に入った

戯曲”ロミオとジュリエット”に
あこがれていたから

その希望のままに
今も あたしは
生きている気 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
波の揺れるままに木葉 揺210/6/22 23:43
二進法におけるレピュニット数について海里210/6/22 23:11
しゃぼんだま朧月710/6/22 22:54
オック小母さんの 聖手榴弾a010/6/22 22:40
悲劇、喜劇非在の虹110/6/22 22:39
せんぷうきダンスゆうと1*10/6/22 22:22
十字架ペポパンプ5*10/6/22 21:23
キリハナシタイMかわ010/6/22 21:02
渋柿のような岩石の顔を持つ男R.F.1*10/6/22 20:21
上機嫌吉岡孝次110/6/22 20:08
最近1週間のTOP10 ミサイル・ク...4+10/6/22 19:20
黒い猫は巨大な鳩時計をホロウ・シカ...1*10/6/22 17:37
午 欠伸Millio...0*10/6/22 17:02
蟹と洗濯機吉兆夢410/6/22 16:45
愛の粒朧月110/6/22 16:43
izumi010/6/22 11:47
landaイシダユーリ710/6/22 11:38
ベッドの中にはミサイル・ク...110/6/22 10:26
頬骨蒼木りん410/6/22 10:08
ちっぽけな自分桜 歩美2*10/6/22 8:17
Hold You Tight寒雪110/6/22 8:00
poetarot(女教皇のカード)保存版みつべえ510/6/22 7:57
ミノタウルスxxxxxx...010/6/22 7:43
刹那R.F.010/6/22 7:18
息継ぎ小川 葉410/6/22 6:09
メレンゲの恋うめぜき110/6/22 3:49
人間の大地小池房枝410/6/22 2:34
ピチカカ反応あおば7+*10/6/22 2:31
歯形210/6/22 1:55
女優森の猫6*10/6/22 1:44

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