思い上がんじゃねーぞ
ただの雌だ
「子供を産む機械だ」なんてのは失言かもしれないが
生き物は何の為に生きているのか考えた事はあるか?

単なる肉便器に過ぎない
それを恋心から
崇めたりな ....
食べることが
とても楽しくて
悲しい

命を奪い続けるぼくたちに
本当の優しさなんか無いと知っのは
何時頃からだったのか

命を奪い続けるぼくらには
甘い言葉など何の役にもたたなくて ....
火柱みたいな杉だ
(触れれば降る火の粉)
にんげんのいない
夏草荒れる
河原に錆びた金網の
フェンスで四角く切り取られた何もない
空き地に
忘れ去られたベンチがあって
風雨にさらされ陽に照らされて
座れば崩れてしまいそうな
そ ....
人の恋路をおしゃかにし
三日三晩の晒し者
だけどそれじゃぁ飽き足らず
歌い踊ってはやしたて

あわれ
純真
お馬さん
ここでなければ
結ばれたろうに

関所破りに追い詰めた
お ....
さいきんわたしの酒の量を気にする妻が
ウイスキーグラスを買ってきた
キッチンの影はいいわけをする「やすかったから」
目線より高く眺めまわして高価なしろものにひとめぼれする

以来
ビールも ....
スカートの裾を直す
あなたに見えるように
恋をして恋をして恋をして、わたしに
だけど好きだって、言葉にしないで

ひとりきりの部屋パソコンですきな音楽を流す
夜も朝もようやく終わる頃になっ ....
  

     {引用=

     追憶セヨ…  追憶セヨ…


     仮構の 都市のなかを 歩行する
     シャボンのように浮遊する 魂たちの
     それは 反ー園 ....
転がる空き缶を追う犬
犬は追う生き物だ
しかし犬は追わない
目前の暗闇を

餌の残りを掘った穴に隠す犬
犬は穴を掘る生き物だ
しかし犬は掘らない
飼い主の墓穴を

わたしはそれを不 ....
早く五歳(いつつ)になりたいと
なれば親から虐められ、飯も食えずに死んでゆく
早く十歳(とう)になりたいと
なれば皆から苛められ、誰も助けてくれません
早く二十歳(はたち)になりたいと
なれ ....
 一

 油蝉の羽が散っていた

 数日前
 瀕死の蝉の狂い鳴き
 羽ばたきは
 コンクリ上の背泳ぎで

 けど僕は
 その鳴き声に驚かされ
 その鳴き声に腹を立て
 ざまあ見 ....
満ちては落ちる
満ちては落ちる
何も何も
示さぬいかずち


此処ではない
何処でもない
歩き歩く
踏めるものをゆく


蝶の寄り付かない花々を
蜘蛛を殺 ....
たとえば、わたしは、とても広い大地に立っている。
大自然が 与えた ゆたかな大地。
わたしは、太陽を正面に見据えている。
わたしの 後ろには影ができている。

太陽がまぶしいぶん、影 ....
人 人はみんな目を持っています
それは見える見えないに関わらず持っています
肌の色は違えどみんな同じ色の目を持っています

みんな白目を持っています
みんな白目を持っています

白目むい ....
王様のお城まで行進だ
みんなでメダルを貰うんだ

アリもバンザイ
ドジョウもバンザイ
カルガモもバンザイ
そして僕もバンザイ

澄み渡る青空は
絶好の行進日和

アリは旗振り
 ....
子供の頃から
誰かと比べられながら
持たない自分に腹を立て
誰かの個性に激しい炎を燃やす
そんなことよくあるだろ
逃れたいと思うことも
よくあること


誰かと比較されず
 ....
人はいつでも人を殺しえる。

また、

人はいつでも人を救いえる。

それは「変われる」ということだ。

どうせ変わるなら、

好かれるように変わるのが良いに決まってる。


 ....
世の中のあらゆることには

だいたい先人がいる

だれかの善意が

だれかの悪意が

だれかの熱意が

いまのエネルギーのはじまりなのだ

だれかが遠心力を加え

だれかが ....
人体模型を誘拐した時
何か 黒いものがその筋肉に付着しているように見えた
今となっては少しだけ思い当たる
下着を見られた 夜だ
あれは





そんなに見られて 恥ずか ....
ことばをぬすまれたとか
ことばをよごされたとか言って
泣いてるけど
辞書のなかのことばを
てきとうによりあわせただけだよ

わたしたちのことばは
書き起こすとみるみる光をうしなってひ ....
私は 見えない
わからない 風の中で
どこだろう 
聴いている 見えなくなっている  


私は 音楽を
何だろう
奏でながら 私の
夜としてのそこにはないのだろう


私の  ....
ブレスレス




哀しいからか淋しいからか

どうにもこうにも呼吸が出来ない






ヘルプレス






カントもみひろ ....
ギネスビールと
カシスソーダしか飲めない
女の子がいた
世界が終わる二年前から
三年間
その女の子と一緒に
暮らした
ぼくには未来がなかったし
彼女には過去がなかった

サンシャ ....
今日は凹むことがあって、なぐさめてもらおうと、たくさんの友達にメールしました。
あれだけ応援してくれたのに、みんな、
「残念だったね」
って、それだけ?意外と冷たくて、よけい凹んでしまいました。 ....
                 100809




価格破壊の角笛に
トロンボーンが負ける
金属が貴重なのだと
トランペットが慰めて
バスーンも頷いて
傍らのクラリネットに愛 ....
自転車で
学校へ行く
いつもと違う道を
いつもと違う速度で
木漏れ日のなか
自転車で

ぼくは君を好きだったし
君もぼくを好きだった
だけど君は何も言わなかったし
ぼくも何も言わ ....
{引用=かえりたい
かえりたい
かえりたい
かえりたい

胎内に、かえりたい













羊水に溺れていたいのさ 。}
泣きながらくべる薪を
金の縁取りがされたまあるい純白の皿に盛る
荒熱をとるためにグラスに水をそそぐ
まだ細い足首で絡みつく
白いテーブルクロス
白い床
銀のナイフとフォークとスプーン
食 ....
唐突に重い身体を感じて夢から覚めたと思い知る



薄い霧のかかった感覚を占める温かさ
髪や腕を撫でるもの
きれいなあなたのゆび



反射的に目を開いたけれど
覚悟 ....
・落下女


その両手を手放した瞬間から私の落下は開始していた
たまに香る金木犀は私を拒絶した時のまま咲き誇っていたから
もう望むことを忘れた脳内では
いくつもの事柄が変換されては生えて、 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
女神なんかじゃない光井 新110/8/10 19:35
生きていること紅糸210/8/10 19:21
光井 新310/8/10 17:39
夜明け310/8/10 17:15
よさこい節北村 守通210/8/10 15:48
ウイスキーグラス乾 加津也1*10/8/10 15:44
喪失の途中とんぼ110/8/10 14:05
残 雪 小 品るか110/8/10 11:55
犬  —鳥獣虫魚より—[group]非在の虹310/8/10 11:35
絶望の詩  せっかく生まれてきたけれど風桜010/8/10 11:33
墜落藪木二郎010/8/10 10:38
めぐり きざし木立 悟310/8/10 10:24
そうさ 世界は 美しい。るるりら13*10/8/10 9:06
白目色佐々木妖精3*10/8/10 9:05
メダルうずら豆010/8/10 7:52
Sour Grape寒雪010/8/10 5:57
言うまでもないこと真紅010/8/10 3:04
印象探求⑥短角牛2*10/8/10 2:28
裾をめくった嘉村奈緒6*10/8/10 2:12
詩人はるな310/8/10 2:05
詩と魔法と番田 010/8/10 1:56
551が無い時TAT2*10/8/9 23:39
ギネスビール&カシスソーダ‏ふくだわらま...110/8/9 23:38
誰にも聞かれないように西日 茜4*10/8/9 23:25
やさしいしあおば5*10/8/9 23:07
自転車でふくだわらま...110/8/9 22:47
愛しむ水ゆず2*10/8/9 22:17
蛾の歯車ぽこぽこへッ...010/8/9 22:13
睡眠病梨玖310/8/9 21:53
落下女/windゆるこ310/8/9 20:42

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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