[365]高橋良幸[2016 04/04 20:14]☆
は事実を自分から引き離した定義文として書かれているのでしょうか。詩の地の文は作者の言葉であることがほとんどであると思いますが、ここはその地の文に作者の言葉と思われる台詞が鉤括弧で上乗せされています。それはここだけ作者の言葉が構造的に厚みを持つということになりますが、どうもこの書き方はこの台詞を言わされているようで私は好みではありませんでした。そうであるからこそこの文は表現として効果を持っているのかもしれませんが、その厚みに至る5連目の駆け上がりが足りないように感じました。
以上です。
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