[364]るるりら[2016 04/04 09:29]
、比喩 によって具体的なものの話に置き換えたりして分かりやすく説明するお話のことですが、この詩は例え話なのだろうかと 首をひねりました。
例え話というからには、事実ではない表現で なにかを比喩しているはずなのですが、詩文のすべてが事実を列挙しておられるように 私には読めてしまうのです。
 唯一、ここは比喩であろうと思えるのは 三連目の猿の群れの部分のみです。その箇所が、作者のもっとも言いたいことであるとは 思えないのです。だから、題名にこの題名を選んでおられるお気持ちが私には解りませんでした。

 では この詩にふさわしい題名は、どのような題名かを考えてみました。「父の顔」という題名
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