やっとごとでハミルのおかあは駅ホームに上り詰めました。電光掲示を見る限り では行き先はどうやらハミルの家の方角ではないみたいです。ちょこんちょこん。 どこに行くんだろう。ハミルは謂います。どこに行くってのさ。ハミルのおかあは ホーム端の白線で立ち止まろうとしました。案の定、こけたのです。どこ!ハミ [次のページ] 前 次 グループ"フレージストのための音楽" 編 削 Point(5)