言葉を忘れた/
ウデラコウ
びた鎖に
冷たい雨が降る
滴る雫を眺めながら
壊れたように
闇の中へ
手を伸ばす
ねぇ あたしを そっちへつれていってちょうだいよ
言葉を忘れた 夜に
闇に最後の誓いを立てる
欠落が多すぎるんだ
もう戻れないよ
意味のわからない声が 口から零れる
あぁそれは どんな意味だっけ
雨はまだあたしの上に降り続ける
錆びた鎖が 体に喰い込む
本当の 本当
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