セックスボランティア(R18)/宮前のん
、チンボ、自分で、だー出せないので、手伝って欲しい。。」
仕方なく、私は身障者用トイレの引き戸をガラガラと開け、彼の車椅子を押して中に入り、戸を閉めた。この手のトイレはセンサーがあって自動的に電気が点く。抱えていた文献を車椅子の背もたれの後ろポケットに押し込んで、彼に向き合った。そして、彼のズボンのジッパーをおそるおそる降ろした。
言っちゃあ何だが、この時の私は花も恥じらう24歳で、バージンではなかったが男性経験もほとんどないという初心な乙女であった。医学部という学部の性質上、勉学にばかり勤しむ超多忙な学生生活を送った結果、遊び下手の経験貧弱な状態で妙齢を迎えてしまったのである。なので
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