いいよ。/
天使
「君は僕がどこにいるかわかる?」
その言葉に
「わからない。」
と答える僕がいる。
その声はすごく透き通って
まるで消えていくかのように囁く
「ねぇ・・・僕とずっと一緒に来てくれる?」
その言葉に
「いいよ。」
と言った僕がいる。
その言葉を発した瞬間・・・
僕は長い石段からゴロゴロと転がって落ちた。
体を打って 頭も打って
意識が飛びそうになる中・・・・・
「これで・・・ずっと一緒だね。」
っと誰かが耳で囁いた。
きっ
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