【批評ギルド】 『愛の22』 瓜田タカヤ/Monk
ねえオニイサン!
ってまたおまえか。俺は課長だ。中間管理職だ。それなりに昔は
やったもんだ。昔は、な。今度は思い出話か。レトロノスタルジー
か。まぁ懐かしいがな。ストリップ小屋とか知らんだろう、君らは。
よく行ったものだ。なぜか出口のところで手品セットやスプリング
が階段降りるヤツ、なんつったっけあれ、そうトム・ボーイ、少年
トムだよ。あれ売ってるんだがな出口のところで。ストリップ小屋
来て、帰りに子供の土産買えってことなのか知らないが。初期のデ
ザインに戻るカルピスってのもすごいな。どんな仕掛けだい?教え
てクレよ、水買うから。
しかし僕はもうすでに母に追いつくことはでき
[次のページ]
戻る 編 削 Point(9)