11月28日即興詩会ログ/遊羽
 
ぶつかって砕け散ったり
すれ違って冷や汗かいたり
それぞれが集団の中で
出会いと離別を繰り返しているのかも知れない

きっとまとまって
一つの電車に乗って
同じ方向へと流れていったり
一カ所にまとまって
ふわふわと漂ってみたり
ぶつかって破片を飛ばしてみたり
時に互いを牽制し合い
時に自ら気に入った相手に接近をし
僕らの知らぬ仄暗い空間で
僕らと同じような
社会を気付いているのかも知れない
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