fire pit/ホロウ・シカエルボク
 

漆黒のグラデーションのオーロラが目の中で踊っている、覚醒か断罪か、答えは一度も出たことがない、もしかしたらそんなものは何処にもないのかもしれない、誰も本当の動機なんて見たことも聞いたこともないから、何か用事がある振りをしながら毎日を過去へと押し流す、出口のない自我がSNSで本性をぶちまける、いまや一言でなけりゃ読もうとしない人間だって大勢いる、漆黒のうねりの中で何かが明滅を繰り返す、それは俺が無意識にキャッチしている信号の痕跡かもしれない、でも多分、追いかけたってきっとどこにも確信に至るようなものは残されてはいない、真実になればなるほど曖昧模糊とするものだ、だからこんなものに手を染めて出て来れ
[次のページ]
戻る   Point(1)