凄いぞ!無印良品 『あうろら』あらい/室町 礼
 
せて
答える」ということは書き手がその世界から離脱して
「もう二度と会うことはないだろう」と放り出されたと
いうようにも解釈できます。
今後この「〜にも〜できる」という都合のいい言葉が
頻繁に出てきますが、そもそもこの詩が多様多層な世界
認識の非決定という立ち位置で書かれているのでしょうが
ありません。
この詩は読者を一定の方向へ導くのではなく、
物語的な語りと断片的なイメージが交互に現れ、複数の
方向へ同時に開いていく詩であるのが特徴ですから宇宙
船のような「船内」と、そこから離れていく「外界」が
示されるといっても、それらは必ずしも二項対立として
固定されているわけで
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