「あなたはまごころを忘れていませんか?」まごころを失ってしまいそうな現代日本を神の視点で描く、大人の.../ジム・プリマス
 
り返されたあと、男はまたガスガンを持ち込んきた。そのガスガンの正規の査定額は4000円だったが、化粧箱の傷み方とゴミが溜まっていたから輪厄子は査定を1500円にするように配下の主婦パートに指示した。

 その値段を見た男は気色ばんで「人気のモデルなのに安すぎる。」と初めて文句を言った。

男の不満が収まらなかったので、輪厄子は再査定して2000円の金額を示したら、男
は不満そうにしていたが、黙って砂物を置いて行った。それからその男は店に来なくなった。

ここまでで、まごころが好きな日本の八百の神々の視点で、この話を語ろうと思う。

商人にとって「お客様は神様です。」という。

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