芸術におけるAIの可能性/杉原詠二(黒髪)
、規範であるから、その規範に自己を合わせなければならなくなる。しかし、各個人に合わせて指導してくれるAIによるならば、自己の上に立つ王様は、いなくなる。そのようにして、個人個人に合わせた学びと修練が可能になる。
そのためには、広く優しく使える伴走型AIの開発が必要になる。
誰もがハリー・ポッターとして、魔法を使うための勉強ができる。
誰もが自己という物語を生きなければならない。そこに他者が関わる。考えるのは自分以外ではない。だからその思考を搾取することへの抵抗がはなはだしい。自己が世界の中で生きるとき、自分らしい人生を送るには、自分の思考を他者に預けていては、出来ないのである。万人が哲学
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