ここに残したものは色褪せることは無い/ホロウ・シカエルボク
 
てていくのだ、そんな時期に生み出されたものを情熱だの若さの特権だのと言って持ち上げる連中が居るけれど、そんなのは勢いに誤魔化されているだけのことなのさ、とはいえ満更ゴミってわけでもない、なんらかのエネルギーが内包されているのは確かだよ、でもそんなもの十年も経てば、当の本人には恥ずかしくて堪らないものに見えるだろうさ、若さは特権じゃない、それはどんな才能においても、好きなだけ恥をかくための時間なのさ、その時間に安っぽいものをすべて出し尽くしてしまえなければ一生引き摺ることになる、いわばガス抜き、取捨選択というやつだ、とりあえず頭の中にあるものを全部出してみてそこからもう一度始めて見るわけだ…そこから
[次のページ]
戻る   Point(2)