熊(ツキノワグマ)について/山人
銃を所持していたが、次第に法律は厳しくなった。銃を持ったばかりの時ですらも素行調査(借金の程度・ギャンブル・アルコールの多少)や家族仲はどうかなどしち面倒くさいものだった。事件が起こるたびに、警察署が直々に家庭内を訪問し、銃の保管状態や装弾庫の検査がおこなわれ、その他、警察署に直々に猟銃を持ち込んでの検査がを受ける必要があった。さらに実猟をするためには保健所の狩猟免許、公安委員会の銃所持許可免許が必要とされ、それぞれ数年に一回に更新料と講習会を受ける必要があった。さらに猟期前には年間登録料や装弾料が徴収され、射撃教習も強制的に受講しなければならなくなったのである。そして一番悲しいのは猟期が著しく短
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