熊(ツキノワグマ)について/山人
 
く短いことである。十一月十五日から二月十五日までという短期間であり、条件の良い猟の日は数えるほどしかないというのが現状だった。さらに、猟に出た日の装弾の消費量の管理と獲物の有無、または捕獲数の報告書などなど。猟銃一丁が数十万円、そして装弾料が数万円、年間登録料も数万円(狩猟免許と銃所持許可免許更新料もそれぞれ数万円づつかかる)、射撃練習も少ない人で五万円前後。といったふうに、新たに猟銃を持つ人もいなくなるのが現実だ。そこまでして頑張っている人に熊駆除に一万円にもならない日当だとか・・・まったくあきれる限りだ。

 防衛費のわずか一部を山林整備費に回したらどうだろうか?それが一番効率的ではないかと私は勝手ながら思っている。あくまでも持論に過ぎないが。



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