光/鏡ミラー文志
 
人、人、人
人について考えることから距離を取りたくても
今日も人の作った教えの中に私は、生きている
才、才、才
才は誰にでもあるもので
誰もが誉るに値するものを持っている
快、快、快
快と不快の狭間のその中で
今日も多数の評価に踊らされる日々が待っている

心を閉ざす人々よ
プライドのへし折られし、高貴を目指した人々
どうして貴方は隣人に心を開くことを、しないのか?
何故、歌忘れカナリヤであることを貴方は、選んだのか?
貴方の心を分かり、察することは私には出来ないけれど
それでも朝がくれば陽の光が貴方を迎えにきて
永遠の安息の中にも、永遠の光が貴方を照らし続けている
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