全行引用による自伝詩。 02/田中宏輔2
ばしてるもの」
わたしは御者台の背にしがみついた。「そりゃ、死は異常なことではないからね。ぼくのような人間はきっと何千人も何万人もいるよ、死に慣れている人間は。人生のうちの本当に重要な部分はもう終わってしまったと感じている人はね」
(ジーン・ウルフ『拷問者の影』18、岡部宏之訳)
花?
(ジーン・ウルフ『拷問者の影』18、岡部宏之訳)
時はわれわれの嘘を真実に変えると、わたしはいっただろうか?
(ジーン・ウルフ『拷問者の影』17、岡部宏之訳)
これまで知ってきたものがすべて光の中に溶けたり暗闇の中に逃げてしまったのだ
(ルーシャス・シェパード『ぼくたちの暮らしの終わり
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