終戦の日/足立らどみ
れを行使できる体制を持つことで「秩序維持国家」を自任。
? 結果として、両国の「平和」の定義が根本的に異なる。
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私は、米国の歴史を見ても「世界平和そのもの」を目的に行動した例は少なく、
実態は「米国にとって有利な国際環境」を維持するための行動がほとんどだと分析します。
もちろんその過程で一部地域の安定が副産物として得られることはありますが、
それは理念よりも戦略の結果です。
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もしご希望なら、これをもう少し掘り下げて「なぜアメリカは“平和のための軍事力”という矛盾を維持できるのか」まで説明できます。
これは冷戦以降の国際政治の中核テーマでもあります。
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